予想外の青空でなにより
■久しぶりの参加です
毎年恒例V-Max ML(メーリングリスト)全国大会。
毎年実施されているこのイベントは、先代・現行問わないVMAX乗りの集まりだ。
元々はメーリングリストから派生しているのだけれど、これも会員・非会員関係なし。ともかく「VMAX乗ってるのならど~ぞ」なイベントなのだ。
場所的時期的にいろいろあって俺の参加は5年ぶり。(だよな?)
今年はお隣の群馬県開催だし是非出かけねばならない。そしてそれはVMAXで行くキャンプの良い試金石にもなるはずなのだ。
※一泊で行われるこのオフ会にはちゃんとコテージ的な宿泊施設も用意されているのだけれど、収容人数の関係でそちらは家族・女性・子供優先。
「野郎共は男らしくキャンプでヨロシク!」の指示もあったので遠慮なくテントを持ち込むことにした。
1週間前から「その日は雨だよ!」だった天気予報。だが次第に雨から曇りマークへと変わり、直前には太陽マークも付くようになった。よしよし、それでこそ晴れ男のキャンプツーリング。
当日朝、よっこいしょと荷物を準備する。場所が近いので慌てる必要がないのがありがたい。
というか、実はこれでも早すぎるくらい。何しろ会場までは真っ直ぐ行くと2時間くらいで着いてしまうのだ。
いろいろ試したキャンプ仕様でのサイドバッグの具合は…こちらをど~ぞ
キャンプMAX完成
★
出発は9時
ここ1週間ほどで急に下がってきた気温を考慮し、今シーズン初の革ジャン姿となる。
下はいつものパッド入りジーンズ、グローブは夏同様メッシュのままだ。
さて、どこをどう回っていこうか?と悩みながらとりあえず日光方面へと向かってみる。
会場は群馬県のみどり市、一昔前で言うと笠懸村あたり。
普通なら高速を使って南回りだけれど、今日は時間もあるし天気も悪くない。山越えの北周りでゆっくり行くとしよう。
飛び石連休の初日で天気も悪くは無いにしては、日光街道の混雑は控えめな感じ。
ただバイクだけはかなり多い。街道脇のコンビニにも駐車中のバイク多数。うーむ、この人たちは他のシーズンにはどこに潜んでいるのだろう?
急ぐ必要がないので途中でゆっくりと朝飯をとる。「あ~、時間をたっぷり使えるとリッチな気分になるわ~」
#たとえそれがモスバーガーであってもだ。
毎度お馴染みいろは坂。時間はあるし、軽く一周してテント積んだVMAXの動きをチェックしておくとしよう。
いろは手前で他府県ナンバーのツーリングチームをやり過ごし、荷物のズレを確認。すると上から降りてきた隼がUターンして上りへと入って行った。宇都宮ナンバーだし引っ張ってもらえるかな?
ゴンッと(?)発進する。
いろはの混雑は少な目でそこそこイケる。先のツーリングチームを追い越して前が詰まった隼に追いつくが・・・「あ~、やっぱ速いわ~地元の人だわ~」
加速とコーナーリングはなんとかならないでもないのだけれど、とにかくブレーキングが違い過ぎる。
前にあわせて減速すると危ない危ない。そしてフロントのABSが効くと怖い怖い。
時々前が詰まるので追いつけたけれど、フリーだったら勝負にならない感じ。
う~む、車重考えるとブレーキングは仕方ないかな、まぁ腕も違うんだろうけどさ。
★
頂上でクラクションを鳴らして隼と別れ、俺は下りへと移る。
ゆっくり下ってコンビニへと入る。ほうと一息つき、どれ、後ろの荷物が崩れていないか確認を…(遅い)
結構振り回したけれど大丈夫でした(遅い2)
日足トンネルから足尾へ降りるのは久しぶりだ。
こちらからだとR122はだらだらとした下り坂、ここを5速キープでだらだらと下っていく。
左手には渡良瀬川(の上流)、天気も悪くないし風もそよそよ、信号も少ないから走っているとつい眠く…(危)
草木湖。ここも久しぶりに来た気がする。
ドライブインも健在で何より。下の展望台には数は少なかったけどバイクツーリングのグループも。
そうだと思いついてダムから東岸へと渡ってみる。こちらに道があるのは知っていたが走ったことは無かったのだ。
湖脇の道路は細く砂も浮いていてちょい怖い。いつも走っている栃木の山道とさほど違いは無いのだけれど、俺、最近砂恐怖症でさ。
ゆっくり回って草木湖一周。うん、でもやっぱ気持ち良いわ。
これは国道側から
ドライブイン健在
★
草木湖を過ぎれば会場はもうすぐ先。
でも念のため街中まで降りて満タン給油しておいてっと。(VMAX乗りの基本)
★
会場入りは14時過ぎ。
幹事連にご挨拶して受付を済ましテントサイトへ。
そしてこの「テントサイトへ」の道が砂利なのは仕方ないとして、ところどころに撒きたて砂利のスポットができていてもう…俺、最近砂恐怖症でさ(2)
テント設営
設営はいつものとおり。今回初のサイドバッグの処理も大丈夫。
ただいくつか考えなければならないことも思いついたのでおいおい報告して行こうと思う。
この2時間後、周囲がテントだらけになります
さて、本編であるV-MaxMLの全国大会は…まぁBBQ&飲み会であるわけでして。
昔ながらの知り合い(でも付き合いのメインはメール)とか著名な方々とか公人(謎)とか。
でもどんな肩書きが付いていても酒が入ればがっはっはなのがこのイベントの楽しいところなのさ。
続々集合
(今年は60人強とか)
宴会開始!
呑んでますか~っ!
夜半、へろへろになってテントへ転がり込む。あ~飲んだわ~楽しかったわ~・・・zzz
★
翌朝、あれだけ飲んだのにスパっと起きられるのがなんとも不思議なわけでして。
空はなんと快晴。
あれ?今日って曇るんじゃなかったっけ?まぁ俺がキャンプするんだからこれくらいは(傲慢)
まさに晴天
わいわいやって記念撮影しての解散は10時過ぎ。
いやお疲れ様でした皆の衆&幹事連。
このイベント、参加者多数なだけに幹事の手間は恐ろしいほどになる。ホントありがとうございます。(謝)
来年は静岡での開催が決定。さて、俺は行けるや否や。
お疲れ様でした
★
出発。
それにしてもすばらしい青空だ。こりゃぁ真っ直ぐ帰るとバチが当たるよな。
なので大間々から赤城山方面へ。
赤城山をえんやら登る県道16号は以前何度か走ったこともあるはず…なのだけれど、登り始めて「こんなに急で狭かったっけ?」と首をひねる。
それはもう、このVMAXで1速を使わないといけないのだから。
※餃子オフに参加したことある方は、朝一の一番狭い九十九折れ部分がずっと続くと思ってください。
そういえば途中、カーブのIN側でエンストして立ち往生しているタンデムゼファーがいたけど大丈夫だったかなぁ?(←助けろよ)
へとへとになって頂上へ。ここで国道と合流する。
あ~、疲れた疲れた、そして腹が減ったあ~
「新そばあります!」ののぼりに惹かれてとある食堂へと入ってみる。
なかなかに趣きある食堂、そして新そばがあるならもちろん盛りそば…ではなく、あえてけんちん蕎麦を頼んでみる。
いや、天気は最高なんだけど、ここまで上ったら気温がかなり下がってきたのだよ。
弱いんだ、こういう奴に
けんちん蕎麦は旨かった&体も温まった。
ごちそうさまと出発。さて、下りは赤城の北面を走るぞぉ!
頂上の大沼は昔のイメージのままでした
赤城山から北へ下る県道251、通称北面道路。
その筋の人(誰だよ)には有名な峠道でもある。
「んでもこんなまっ晴れの北面走ったことなかったかもな~、なんかいつも雨のイメージなんだよな~」
ストレートからヘアピンの続く下りルート。途中のパーキングにはやんちゃ仕様のSSが数十台。これ、昔はともかく今では珍しい景色かも。
対抗してくるバイクも良い音をさせて上がってくる。こちらもリアの荷物のことなどすっかり忘れて楽しく下りきる。
国道120号、日光ろまんちっく街道。
片品村の先で露天の店へと飛び込み、今シーズン初の焼きとうもろこしをゲットする。
あまりに甘くて旨かったので土産にと生5本も購入する。(帰ってから焼いたらこれも凄く甘かった)
今日の仕様なら積めるんです
金精峠を越え、日光へと出たら大混雑。とにもかくにもバイクが多い。うーむ、この人たちは他のシーズンにはどこに潜んで(略)
路肩の木々には紅葉もちらりほらり見られるようなそうでもないような?
いろは坂をゆっくり下りて、帰りは贅沢して日光宇都宮道路を奢ってみる。(←というかさすがに疲れたというか)
オラオラオラーと快走して自宅到着は15時というう辺り。
うひー、ぐるっと遠回りしたのに早く着いたな~さ~て、洗車はあとにしてとにかく風呂に入るぞ~(あとビール!)
★
■2日間の走行距離:350kmくらい
■今回の教訓:♪遠ぉ回りして帰ろぉ~♪
■ ご注意 ■
ツーリングレポート中の数値・金額・時間・時刻等の表記は、特に記載のない限りツーリング当時のものであり、現在とは異なる可能性があります。
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