ド・ピーカンなんだぜぃ!
■タイトルは勢いだけで意味はありません
土曜日の朝。数日前から天気の心配はまったく不要だったのだけれど、その分今日はかなり暑くなる予感が。
準備的にはVMAXは先週のオナミ帰宅後に洗ったので大丈夫。リアバッグの取り付けがカッコカリだがまあよし。
さてんじゃ出かけるとしましょうか。
★
毎年恒例「餃子オフ」は会を数えること14回。
毎年代わり映えのないイベントで恐縮しているのだけど今年は・・・やっぱ同じ感じで開催されるわけです。(継続は力なり←言い訳)
30分前に着いた集合場所には既に数台の参加者が。
本日の参加表明は総勢16台。
皆さん毎度お疲れ様です。んでもって遠くからもありがとうございます(謝)
出発までは日陰でわいわいと。この時間がまた楽しいのだ。
続々集合
人は日陰で
出発前、初参加の方が3人ほどいるので軽くブリーフィング。
うちのツーリングが他とちょっと違うのは「飛ばしたい人は前にど~ぞ」な点。
本来、初心者・ゆっくり派を前に入れて走るのが王道なわけなのだけれど、出たい人には出てもらって、ゆっくりな人には自分のペースで、というのが狙いだったりする。
これも交通量も信号もほとんど無い田舎道がルートだからできること。
そしてもちろんSS(スペシャルステージ)区間限定での話。リエゾン(移動)区間では追い越し禁止の千鳥走行やってます(笑)
★
遅れます!な1台を除いて出発。田舎道走ってご挨拶画像撮影はいつもどおり。
やーでもやっぱ晴れてると気持ち良いわー
晴れてるとノリも良く
Yeah?
隊列を整え山道へ。ここから最初のSS区間。
先頭を走る俺。
正直ここのところ体調がいま一つでVMAX振り回すには辛い部分もあるのだけれど、今日はせっかくの餃子オフだから行っちゃうもんねぇ~
先週のFSWの鬱憤を晴らすべく(?)ふっとんで走る。
路面良好、エンジン良好。そしてやっぱメンテしたサスの具合が大変に良好。
そしてそれは路面良好区間が終わり、林間木漏れ日激細砂まじりゾーンに入ったところだった。
ペースを落として後続を待ち、「あー気持ちよかった…」と気を抜いて入った左ヘアピン。
いきなり前後タイヤが同時にズザっと外へ流れた。
でまぁ、そこから先は正直あまり覚えていないのだけれど、うっすらとした記憶と後ろから見てた人の話を総合するとこんな感じ。
・砂に乗ったVMAXのデカい車体が完全に横向き・横倒し寸前になって
・左足で路面蹴っ飛ばして引き起こして
・反動で反対側に吹っ飛ばされたのをハンドル切って抑えて
・その反動でまたまた手前に倒れるところを、強引に加速して起こして抜けた。
・・・って感じだったらしい。
当事者の感想としては「…え~、完全にヤっちゃったと思いました…」
ハンドルがバタバタ暴れたのとステップから外れた足を引きずって戻したのと「あ~修理費が修理費が~」の思いが頭の周りをぐるぐる回ったのだけは覚えている。
ポイントは、振り落とされかけながらも最後の最後でスロットルを開けられたこと、かな?
そしてもしかすると、これまでセローで滑ったり転んだり落ちたりしたことが多少は勉強・経験になっていたのかもしれない。
「うああああああ怖かったぁ~っ!」と絶叫しながら走る。
あそこから立て直せた俺凄ぇ!、いや、立て直ったVMAXが凄ぇ!、いや、でもやっぱり単なる幸運なんだから俺のご先祖様が一番凄ぇ!
※秋にはまた墓参り行かなきゃな。
路面を思い切り蹴飛ばしたうえにどこかにぶつけたか挟めたらしい左足がじんじんと痛む。
骨折れたりしてないよな?とブーツの中でごそごそ指を動かすが大丈夫そう。でも脱いで確認するのはちょい怖い。
その先も続く林間ルートは慎重に、というかびくびくと走る。いや、ペースがアレでまことにすいませんでした皆の衆。
見晴らしの良いいつものポイントでは、「手の震えがとまりません」【古】とかなんとか言いながら小休止。
後続でもいろいろとあったようですよ
隊列を整えたら次なるステージの日塩もみじラインへ。
夏休み中にしては交通量は少なく走りやすい。路面も良いし、ここで今のうちにさっきの走りを払拭しておかなければ。(←トラウマ防止)
でもやっぱり怖いのでやんわりと走る(をい)
後ろからVMAXが来たので前に行っていただく。
あーこうやって峠でVMAXの後ろ走るのって久しぶりだよなー、やっぱVMAXって後姿もカッコイイよなー
休憩はいつのの茶屋ポイント。ぷはぁとヘルメットを脱ぐ。
水だ水だ水分補給だ。
茶が旨い!
今日初めての大休憩。ペットボトルをぐびぐびやりながらの雑談タイム。
そして俺はこっそりと皆から離れてブーツと靴下を脱いで足を確認。
「うーん、左足の親指は見事な紫色になってるな。足の裏全体が痛みはするけど腫れは少ないし、ま、大丈夫かな。」(ポジティブシンキング)
・・・と安心したら出発しましょうか
日塩の下りは危ないのでゆっくりと。
そして途中からわき道へ入ってこれまた極細林間ルートを駆け下る。木漏れ日が気持ちいいけど路面確認が難しいので要注意。
いつもの蕎麦屋への到着は11時半。よーし、予定通り早めにつけたぞー
蕎麦と天ぷらは相変わらず旨かった。初参加の方にも気に入ってもらえたようで何より。
そう、そしてここはちょい物足りないかな?くらいでやめておかないと、4時間後に餃子が入らなくなるからね。
人数が多いので来たテーブルからさくさく頂きましょう
俺のテーブルにもキタ
帰りにはまたまたお店からお土産をもらってしまう。
「もっと持っていけ」って言われるんだけどバイクだからさ、ごめんねおばちゃん。
昼飯後離脱の2台を見送ったら東堂塾ピストンルートへ。
ここで撮影会をやってみたのだけれど、下調べと連絡不足で中途半端な仕上がりに。ま、なにとぞご勘弁願います。
参加者各位にはフルサイズの画像をどうにかしてお送りします
上ではゆっくりと
お約束画像
上でわいわいやって下りはゆっくり、なのもいつもどおり。
給油へ向かうのに塩原の街中を抜けていく。
そして意外といってはなんだけど、温泉街にちょい賑わいが戻っているような気がしないでもない。
多少は景気も良くなっている…ならいいけどなぁ。
給油を済ませんたら少し山を上がってのこれまたSSルート。
久しぶりに走ったけどこのルート、なんか路面荒れ始めてるなー。あと舗装がうねってジャンピングスポットができちゃってるなー
#今後気をつけておかないと。
その先はいつもの山をぐるり回り込む激細峠越えルートへと合流する。
ここでの注意ポイントは、いつも言ってるトンネルの出口。「でしょ、危ないでしょ?ここ。」
コークスクリュー(命名俺)を駆け上がったら水分補給を兼ねた小休止。
路面がやや斜めのせいか1台立ちゴケが出たけれど、可哀想だから誰のことかはは黙っておきましょう。
※「待って!起こすのは画像撮るまで待って!」(悪)
500ccのペットボトルは3本ないと間に合いません(グビグビ)
峠をあと2つ抜ければあとは餃子屋まで一直線。
山を降りて街中へと入る。心配した混雑はここでも少なくて快適至極。その分走っていて寝そうになったりする。
そして俺はといえば、相変わらずじんじん痛む左足に顔をしかめて走っていたり。
信号待ちでは慣れない右足着きにおっとっととなったりする。
★
餃子屋着は16:40という辺り。をを、これまたほぼ計画通りってのは凄いぞ今年の餃子オフ。
※全部上手くいってはじめて達成できる計画ってのは良い計画じゃないけどな!(すいませんすいません)
到着ぅ~
そして餃子
餃子を食って、バカ話して、笑っての解散は17時半。
いや皆さんお疲れ様でした。
暑かったけど天気は最高だったし、何より何事もなくてよかったです!(そう、俺以外にはね)
あ~、食った食った・・・
★
いつもなら皆さんをお送りするところ、ちょいヤボ用ありの俺は1番に抜けさせて頂く。
がーっと走って自宅へ。
シャワー浴びながら確認すると、左足親指はますます紫色になって熟れた小茄子のよう。
更に足の甲と裏の全面が赤くなって痛むので、氷を当ててで冷してみる。
※画像もあるけど自粛
さて、ヤボ用1つ片付けたら夜の部へ出向かねば!そしてビールを飲まねば!(←足を冷やした意味なし)
★
■本日の走行距離:180kmくらい(集合~解散)
■本日の教訓:毎回このくらいの時間に解散できるようにならナイト!
■ ご注意 ■
ツーリングレポート中の数値・金額・時間・時刻等の表記は、特に記載のない限りツーリング当時のものであり、現在とは異なる可能性があります。
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