盛大なイベントでした
■今日がメインです
翌日曜日、5時起床……したのだけれど、さすがに早すぎるので寝なおす事に。
セローミーティングの会場まではここから1時間程度だし、あまり早く行っても時間持て余してしまうだろうし。(甘い)
6時半、ゆるゆると起きだす。窓を開けてどれと空を…「ありゃ?悪くないな、ってか結構良い 天気だぞ?」
雲はあるもののうっすらと青空が広がる上天気。
昨夜遅くに確認した天気予報では、相変わらずの「日曜日は曇りのち雨!」だったのだけれど。
どれどれとTVを点けると「今日は晴れるよ!良い天気になるよ!」
なんだその反省感の欠けらも無いしれっとした科白は!
ま、この俺様がわざわざここまで出かけてきてやってるんだからいきなり晴れるくらいことはあっても不思議じゃないけどな!(←いつか手酷いしっぺ返しが)
宿泊のおまけ朝食なのにちゃんとした和定食が出てきてびっくりする。ホント、最近のビジネスホテルって頑張ってるよな。
恒例の三杯飯を平らげた後、おとなしく待っていたセローのもとへ。施錠を外してポンポンとシートを叩いて荷物を積み込む。
その後もだらだらと過ごして出発は9時。「現地には10時くらいに着ければいいさ…」
今日のイベントには、ミーティングの他に「セロートレッキング」というものが ある。
これは朝霧高原のトレッキングコースを自分のセローで走行するというもの。
とても面白そうだったのだけれど、事前予約が必要で、かつそれは首都圏近辺(≠栃木)のヤマハショップからしか申し込めない。
なので今日の俺は予約なしのフリー見学のみ。だから現地到着の時刻には頓着しなくて
すむのだ。(甘い)
★
出発。
ぱたぱたと街中を走り、「和定食の弱点はコーヒーが付いてこないところだよなー」と呟きながらコンビニでコーヒー休憩。
右手にはどかんと富士山が見える。
天気は良い。ごく良い。間違いなく昨日より良い。
ふっふっふ、今更だが凄いな俺の晴れ男具合は。(再)
昨日から画像が富士山ばかりですが、まぁいいでしょう
予定通り1時間弱で着いたイベント会場付近。スマホのマップを頼りに県道を進むとヤマハのフラッグが立ててあった。
ヤマハのというかセローのというか
そこを曲がって今度はフラッグを目印に進む。
最後は砂利道になるがセローならもちろん問題なし、というかむしろ大好物。
会場着。
係員の方に誘導されてセローを停めて。
「うわっ!結構盛大にやってるんだ!」
駐車場はほぼ満車状態、そしてもちろん全部セロー。
※他車はまた別の駐車場に誘導されるらしい。
新旧揃ったセロー連、さすがに目立つのは250ccだけれど、225ccもそこそこの台数のような?
250に切り替わってからもう10年経つんだけれどねぇ…
到着
イベントテントも当然に
みんなセロー
全部セロー
★
イベントは既に盛り上がっていて、駐車上中央の丸太越えエリア(?)ではお馴染み柏氏のライディングレッスンが始まっていた。
多数の見物人をかきわけて拝見する。
なるほどと頷けるライディング話。クラッチ操作の大切さについてはVMAXミーティ
ングのフジスピードウエイでの話と同じだった。
やっぱバイクの基本操作にはオンオフ排気量関係ないんだよねぇ。
レッスンレッスン!
一通り拝聴した後、会場の見学を開始する。
展示は消防セローと警察セロー。働くバイクは美しい。
初期セローと30周年セローを並べての展示はモーターサイクルショウと同様。
記念にと30周年Tシャツを購入。
SEROWの文字は袖に小さくしかないけれど、わかる人にはばっちりセローとわかるデザインが
さすがだった。
LEDパトランプ(?)が格好よし
実は実際に乗ってきた人もいた初期型セロー
うふふふふ
あちこちふらふらしているうちに、件のトレッキング走行が始まった。
ビブス(サッカーの練習試合で使う的なアレ)を着た数十人のライダーと数十台のセローがブリーフィングの後走り出す。
これまたどれどれと見学する。
朝霧高原のこのコースには今回初めてきたのだけれど、「あ~こりゃ楽しそうだわ~」
広い会場にかなりの数のセクションが用意されていて、そこを約1時間半、自由に走って良いらしい。(もちろん自由に休んでもいい)
ダートコースやらヒルクライムやらダウンヒルやらサンドトラップやらと多種多彩。
何より、各セクションにちゃんとイントラさんがついていて教えてくれるらしいのが嬉しいところ。
これなら思い切ってチャレンジできる。フリーの林道じゃなかなかこうはいかないからねぇ。
#林道じゃ崖から落ちても誰も助けてくれないしねっ!
トレッキング開始
林間セクション
イントラさんも大変ですねぇ
「思い切ってチャレンジできる」だけにそこここで転倒が発生する。
転んで泥だらけ、あるいは砂だらけに。
これ、オン車じゃ大事になるところだけど、セローなら笑い話で済ませられるのだ。(あるいは勲章かも)
ハマったら押す!
1人でダメなら2人で押す!
もちろん柏さんも自ら助ける!
ベテランの人と見るからに初心者といった感じの人が一緒に走っているのも微笑ましい。
古い225に乗っている人はさすがに皆一癖ある…「いや、意外にそうでもないかな…」
邪魔にならないようにあちこち動いて見ていたのだけれど、「くっそー、こんなに楽しそうならツテ辿って申し込みするんだったなぁ…知り合い数人とかで参加したら間違いなく面白いだろうなぁ…」
今日は各種メディア・ショップの撮影班も多数。カメラを抱えてセクション回るのはなかなかに大変そう。
そしてこんなに広い場所なんだから、1社くらいはドローンを持ち込んで空撮すればい
いのにとも思う。
これからあちこちの雑誌に載るんでしょうね
★
駐車場まで戻ってちょい休憩。
テントブースでのコーヒー無料サービスやらヤマハケミカル試用やらの定番サー
ビスも嬉しいところ。
気温が上がってきたから2杯目はアイスコーヒーをお願いします。
綺麗どころに淹れていただくとまた格別な
せっかくだからシートを磨きましょう
会場を一望できる高い場所、そこに仁王立ちしていたのはお馴染みヤマハのM氏だった。
さっそごく挨拶。「いやまたお会いしましたねへっへっへ」
#ホント、年に何回お会いしていることやら…
あれこれお聞きすると、実は9時前からいろいろイベントが始まっていたらしい。
「くそー、そんなことならもっと早くから来ておくんだったぁ!」(遅い)
午前のトレッキングが終わったタイミングで始まったのがセロー開発陣の当時話。
興味深く拝聴する。
「おお、なるほど、そうすると今後あのテネレ250が……でもあれだよね、営業さんならともかく、開発担当の方がこうして大勢の前で話しなきゃいけないんだからメーカーって大変だよね…」
露天でのトークショウも良いものです
お昼は名物らしい「ステーキ丼定食」のゲットにも成功する。
これは事前申し込みでしか食べられないと思っていたので嬉しい誤算だった。
ステーキど~ん!(基本)
そして飯を食いながら、こっそり端の席の業界関係者の話に聞き耳をっ…と。
「なるほど、現行ベージュはかなり好評、カラーチェンジの際には緑以外をどうするかが毎回の悩み…か…」
★
そういえば、駐車場の一番隅にこっそり(?)停めておいたというのに、うちのセローを見つけて声をかけてくれる人がいたのも嬉しい事だった。
Webサイトを見てくれていた方もいたけれど、普通にツーリングセロー225(236cc
だけど)に興味を持たれた方も多かった様子。
「でしょ?なかなか格好良いでしょこのスクリーン?」(笑)
午後はまたまた違った組のトレッキングを見学する。
「そうだよなぁ、人が走っているの見ててこんなに楽しいんだから、自分で走ったらもっと楽しいよ
なぁ。」
これまたお馴染み、某業界では神とも崇められるI氏が来られたのでご挨拶。
そうですか、セローでトレッキングに参加されるんですか、お気をつけて~
※これまた凄いこと。いろいろな意味でね。
今更目線入れるのもアレですが
時間はあっという間に過ぎていった。
楽しい時間は過ぎるのが早いもの。誰だ時間持て余すかも?とか言ってた奴は。
最後の撮影会までしっかり参加してご馳走様でしたっと。
「あー楽しかった。セロー成分はたっぷりと充填したし、引き上げるかぁ!」
「集合写真撮りますよ~」(←参加してないじゃん)
※余談だけれど、トレッキングで汚れたセローの為に洗車場まで準備されていた。しかも水は富士の天然水。 (驚)
★
現地出発は16時過ぎ。県道を北上する。
道は奥深い森林の真ん中を走る。この辺りも「樹海」に分類されるのだろう か?今は良いけど夜は結構不気味になりそうな雰囲気だった。
セローだからと色気を出して下道を走っていたら、案の定街中で渋滞に巻き込まれる。
そしてじりじり走りに嫌気がさして結局中央道へと乗り込んでしまう。
左車線をぱたぱた走って八王子からは圏央道。
ぐるっと終点まで走って、スマホのナビ頼りに一般道を抜けて、またまた圏央道(東側)へと乗りなおす。
#こういう時はホント便利だなー、スマホのナビ。
東北道を横断(?)して圏央道継続。五霞で降りればそこはいつもの国道4号線。あとは北上するのみだ。
自宅近くで給油を済まして、帰宅は20時半過ぎというあたり。
あー、楽しかった。でもやっぱイベントは「自分で参加する」のが一番だな、次の機会にはなんとか参加しないとな。
そしてセローでもスマホが便利に使えることが確認できた。あとでマウントを本格的に考えるとしよう。
晴天の中、1日中立っていたので手と首に日焼けががががが…
★
■本日の走行距離:280km、給油回数:1回
■本日の教訓:晴れ男万歳
■ ご注意 ■
ツーリングレポート中の数値・金額・時間・時刻等の表記は、特に記載のない限りツーリング当時のものであり、現在とは異なる可能性があります。
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