さて、帰りますか
■セルフうどん食わずにオクベキカ
6時起床、7時前発。
昨夜あれからスマホで検索して、徳島で朝うどんをやっている店を見つけることができた。
さすがに香川まで行っていると帰りのフェリーに間に合わなくなるけれど、片道15分なら大丈夫。
混雑の無い市内を抜け、予定通り7時丁度にはお店に着くことができた。
バイクなら駐車スペース問題なし
セローを停めてお店に入ると、4つあるテーブルのうち既に3つまで埋まっていて驚いた。
朝6時から営業(!)のこのお店、お客は皆地元の人っぽいから、やはりこの辺りの人は普通に朝食うどんなのだろう。
一人で観光客感を振りまきながら店内を観察する。
なるほど、テンプラの類は勝手に取って、うどんは注文して、清算は食い終わった後で自己申告ってことね。
チクワ天と稲荷寿司をとって、メインはかけうどんの小。
頼んでいるうちにどやどやと客が入ってきて、あっという間に満席になってしまった。(当然皆相席)
うどんは大釜で一気に茹でられてから出て行く。だから茹で上がったタイミングならすぐ出てくるし、そうでないならちょいと待つ。
呼ばれて取りにいったアツアツのカケうどんをテーブルに置いたらお箸を持って「いただきます」 (井之頭五郎風に)
あ、やっぱ美味しいなぁ。出汁もだけどうどん自体の味とコシが俺好みだわ。(モゴモゴ)
一気に食べつくしてご馳走様。お代は……え、380円でいいんですか……
お店を出てうんとひと伸び。あー、うちの近くにもこういう店があればなぁ、でも炭水化物on炭水化物だから常時食べるわけにはいかないか。
★
セロー発進。
うどん屋の滞在時間が15分だったのでまだまだ早い。んじゃ定番の鳴門公園にでも。
ぱたぱた走る海岸線が気持ち良い。道のすぐ脇まで広がる砂浜についセローで入りたくなるけれど、本当に入ると大変なことになるので我慢我慢。
高速くぐって山を登って。
鳴門の駐車場へと着いたら、おっちゃんが「バイクは200円ね」と言う。あれ?二輪車は無料じゃなかったでしたっけ?(何時変わったんだろ?)
有料じゃなぁと引き返しかけたところでそうだと気づく。
この先の土産物屋街、日中は一般車進入禁止だけど、早朝なら入れるんじゃなかったかな。
「え~、物忘れの酷い俺ですが、時々こういう細かいことを覚えていたりするものでして~」
予想通り、規制のない道路へ嬉々として入っていく。
公園と展望台は以前のとおり。見下ろす大鳴門橋の下を「川か!」というくらい轟々と海水が流れていく。
この時間だと他に観光客は無し。なのでセルフタイマーで画像撮り放題。
川の流れのように
そして相変わらずの自撮りセンス
よしと公園を出たら、一旦西へ。
今回のツーリング、海沿いでまったりという機会が少なかったような気がする。ちょいと漁港でも回ってこよう。
格好いい観光船が停泊する漁港で一休み。
堤防下にはぷかりぷかりとクラゲの姿。
見える高台ルートは以前走った道
「クラゲは気楽でいいなぁ」
(いや、実際は大変だと思うよ)
ゆっくり徳島市内へと戻る。
よし、堪能した。そろそろフェリー埠頭へ向かっても良いだろう。
途中のコンビニでコーヒーと船内食を購入し、フェリーターミナルを目指す。
★
ゆっくりと走ったのに、到着は9:30amとまだまだ早い時間だった。
先日と違い予約済みなので慌てることなく受付を済ます。
あ、東九フェリーのターミナルって新しくなったのね。そういえばフェリーも新造船になったんだっけ?
貰った「東京行き」の紙をスクリーンに貼って一安心。さて、んじゃその辺り回ってみてくるか。
バイクの待ち行列はじわじわと伸びて、最終的には相当な台数となった。
日曜日の今日出発する便の到着は月曜日になる。休みとらなきゃいけないはずなのに結構大勢乗るもんだな。
バンドは強くなってきた風対策に
集まりましたね (ターミナルの4Fから)
東京までヨロシク
★
乗船は10:40am
デッキの端に積まれる事の多いバイクだけれど、このフェリーはきちんとまとまったスペースが用意されていた。
なんとなく安心できる積まれ方
船内へと入り、指定された部屋に行って驚いた。「これ、ほぼ個室じゃん!」
シンプルフェリーと呼ばれる、昔ながらの大部屋は無いシステムの新造船。
一番安い部屋には二段ベッドが並んでいるのだけれど、各列がきちんと分断され、上下も階段で分離という素敵仕様だったのだ。
加えてベッド毎にコンセントがある!電源の心配をしなくて良いって素晴らしい。
上下完全分離ベッド
いろいろ見て回ると他の施設もさすがと言う感じ。
レストランは無く、代わりに自販機が置いてあるのだけれど、品数が多く値段も比較的良心的。
これならわざわざ買って持ち込まなくてもいいのでは?と思わされるほどだ。
食事は全て自販機で
そしてスペースに余裕がある。椅子やらなにやらがびっちり一杯ではない。
「今日は満員じゃないのかな?」とも思ったが、先の受付ではキャンセル待ち云々の放送があったから空きがあるわけでもなさそうだ。
うーむ、満員でこの余裕だったら凄いぞこの船。
東九フェリーは「満員タコ部屋大揺れ」のイメージだったけど(をい)これは変えないといけないな。
デッキからは綺麗な夕日が
★
今日のルート
★
■月曜ですが何か?
5時起床、5:30下船開始
お約束の「みんな起きろ放送」からわずか30分で下船開始。うーむ、これはお子様連れとかには結構チャレンンジングなスケジュールではないだろうか?
バイクは最後の下船なので、俺は慌てる必要ないのだけどさ。
その時間を使っての朝食は持込のパン。無料で飲めるお茶(サーバがある)がありがたい。
そしてあまりお腹が減っていないのは、昨夜早寝したら夜中に起きてしまい、つい自販機のカップヌードルを食べてしまったからなのさ!
★
6時前、バイク下船。
外の天気は晴れ、気温高め。
「私は帰ってきた!」と走り出してから、ここが川崎港で無いことに気づく。(をい)
「あれ?んじゃ首都高にはどこから乗れば?」
#反対方向にぐるっと回ってからだよ!
首都高に乗ってしまえばさすがに心配なし。新郷ICで降りてそこから先はR4。
セローで東北道を走ってもメリットはほとんど無いからね。
R4北上、小山で休憩して、下がった気温にグローブを代えて。
給油して、自宅への到着は午前9時前。
「よーし、無事到着っと!さて、ちょっと休んだら洗車してやるからな!」 (あとチェーンへの給脂もね)
お疲れお疲れ
★
■2日間の走行距離:190km 給油回数:1回
■2日間の教訓:新しい船っていいねぇ
……というわけで、今回も無事故無検挙無転倒で帰ってくることができました。(ぱちぱち)
メインに考えていたお伊勢参りと剣山は大成功。残念だったのは天空の道ですかね。んでもまぁ、これも次の目的ができたということで。
それにしても、大勢での林道ツーリングってが楽しいのを再認識できたイベントでした。
一緒に遊んでくれた皆&幹事連には感謝感謝。
長距離走れるダートってのはそうあちこちにはありませんからねぇ、機会を作ってぜひまたよろしく。
そのうち、うちでも計画しようかなと思ってみたりみなかったり(笑)
★
■今回の総走行距離:1,560km
■今回の教訓:オフロードも面白いぞぉ!
■ ご注意 ■
ツーリングレポート中の数値・金額・時間・時刻等の表記は、特に記載のない限りツーリング当時のものであり、現在とは異なる可能性があります。
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