ほら、原点回帰ですから
■着たり脱いだり
6時起床。「や~、よく寝たわ~」
恐る恐る覗く窓の外は……どうやら雨は落ちていない様子。
どれと開くスマホのレーダーでもすぐに降ってくる様子はなし。
「うん、昨夜に比べれば充分にマシな状況だな」 (ポジティブシンキング)
ゆっくりと朝食を頂いた後の出発は8:45am
早朝に比べ空はずいぶん明るくなった。気温は低めでやはり20度以下だろう。
濡れた路面を鑑みて、雨具のパンツとブーツカバーを装着する。
モデルに関する苦情は受け付けておりません(定例)
★
海沿いの国道まではぐねぐね曲がる峠道。
周囲は牧場で牛や馬が草を食む。たぱたぱというセローの排気音が心地良い。
「ああ、ここは昨夜雨の中泣きながら走った道だわ。時間と天気でこんなに雰囲気変わるんだねぇ。」
今日は平和そのもの
峠からの見晴らしもよし
★
R235を南東へ。路面は次第にドライに。
周囲が乾いてきたのでグローブをネオプレーンからチェンジする。だがまだまだ低い気温にメッシュグローブではなく……
「よもや万が一にと持ってきたこの3シーズングローブが2日目から必要になるとはな!」
あくまでも予備の(略)
★
ドライ路面によしよしと走っていたら、「あれ?あのロードバイク&荷物は?」
海沿い国道をキープレフトで走るのは、(おそらく)昨日声かけした自転車の人。
追い越しぎわに手を振ったけれど、さてあちらは気づいたや否や。
★
10:15am、日高幌別のセイコマで休憩&隣のホクレンで給油。
日が昇り雨の名残は完全に消えた。ブーツカバーとパンツを脱いでえいやとサブボックスに放り込む。
あー、この手の奴を畳まずにしまえるって便利だわー、サブボックス大型化してきて良かったわー
※詳細は後で別途コンテンツにでも。
そうだ、セイコマ寄ったらもろこし食べなきゃ
そうだ、ホクレン入ったら旗買わなきゃ
東南行続行。襟裳岬に近づくほど、風が強くなってきた。
そういえば前回もこんな感じだったかも。そしてセローですら傾くほどの強風の中、あのロードバイクの連中はどうして前に進めるんだろう?
#脚力が違うのだよ脚力が。
途中にあった微妙な碑 (数値的に)
★
11:20am、襟裳岬。
やー、やっぱ強風だわ。そしてその風に乗って飛んでくるのは雨じゃなくて潮なんだろうな、空はそんなに暗くないしさ。
とうちゃ~く
景色は相変わらず寒々と
土産物屋も以前のまま、かな?
お約束の写真撮影を済ませた後(看板の場所が前と変わってたかも?)土産物屋であれこれお買い物。
そういえば店の出入り口に「スパイク禁止」ってあったけど、冬はスパイクシューズ(アイゼン的な)で来る人がいたりするのだろうか?
※自転車のビンデイングシューズの事ってことはないよなぁ?
★
出発、北上して黄金道路。
前回通り過ぎてしまった碑の場所で念願の撮影に成功する。
あーでも黄金道路ってずいぶんトンネル化されたんだな、せっかく作ったって言うのにねぇ。(←観光客的感想)
波は高く山には霧
そのうちの1本、5km近いトンネル(北海道で一番長いとか)を抜けると、「あ、雨?!」
なんと、そこから先はまたまた無常の雨。仕方なく路肩でごそごそと雨具を着込む。
「相変わらず風が強いなぁ、海も大荒れだわ」
ぶつぶつ言いながらシェード下で雨具を着るの図
★
さて、そろそろ昼時ではあるのだけれど、この雨天&雨具姿。
なのでセイコマで済ませることにする。
「ことにする」と書いてはみたものの、実は俺、セイコーマートでの食事が辛いとは思わないんだよね。
ホットシェフ美味しいし
唐揚げ弁当を平らげ、デザートの(?)とうもろこしをもごもごやっていたら、屋根にサーフィンを乗せた車のおっちゃんから、「雨だと大変だねぇ、俺もいつもはバイクだけど今日は車」と声を掛けられた。
ええそうですねぇ、んでも完全装備しちゃえばそんなに大変でもないんですよ。(半分強がり半分マジ)
★
大樹町あたり、ようやく雨があがる。
ふと見ると、道端にスペースシャトルっぽい模型がある。
あ、もしかして先日民間ロケット(MOMO)打ち上げたのってこの辺りだったっけ?
打ち上げ場そのものではないでしょうけどね
★
昆布刈石へ来たのは、さて何回目やら。(隼でも来たんだよな)
「そろそろ舗装される」と言われ続けて幾年月、今年も相変わらずのダートでほっとする。
入口が脇道みたいになってたし、横に立派なバイパスができてるし、もうしばらくはこのままじゃないんだろうか。
※手前の以前行った「黄金の滝」はがけ崩れで進入禁止になっていた。そりゃま、あんな急な場所だったし。
シートに跨ってしばらくぼーっと景色を眺める。善哉善哉。
昔は右折側がメインだった気が
北海道初ダートなので遊んでみたり
到着
相変わらずの見晴らしでした
★
15:20、音別で給油。
GS隣のセイコマでシュークリームの糖分補給。
合羽はとうの昔に乾いているけれど、気温が低いのでまだ着たままだったり。でもさすがにブーツカバーだけはサブボックスに放り込んで……「あ、破れてら」
下の方だから実意は無いんですけどね
このブーツカバーは、俺がオートバイという乗り物で初めてロングツーリング(当時基準)に出かける時に買った年代もの。
確かワゴン売りされていた安物だけど、以来〇〇年、足元を雨からがっちり守ってくれていたのだ。
「そろそろ引退させてやるか。でもこれだけ使い勝手の良い奴、今なかなか見つからないんだよな。」
※靴底含めた完全カバーとか、脱ぎ履きのしやすさとか、収納時のサイズ感とか。
★
さて、風と雨に手間取ってしまい、スケジュールはちょっと遅れ気味。
この先釧路湿原をあちこち見まわろうと思っていたけどどうしようか?
釧路湿原に近づくにつれ空がまたまた怪しくなってきた。
パラっと降ってくると思えばすぐに止んだり。路面もドライだったりフルウエットだったり。
うーん、なんか気まぐれな天気だな。なら寄り道はやめて直接宿へ向かっちゃうか。
湿原をまっすぐ横断する道路は最近できたものだろうか。
そしてその外側にずらり並ぶ太陽発電のパネル。効率はいいんだろうけど風景的にはなんだかなー
★
宿への到着は17時。
ここでもセローは屋根下へと駐車させていただいた。
さて、早く着いたから先にお風呂入っちゃおうっと!
これで雨が降っても安心だ!
(でも降らないでくれよ)
★
今日のルート
★
■今日の走行距離:350km 給油回数:2回
■今日の教訓:晴~れ~ろ~晴~れ~ろ~
■ ご注意 ■
ツーリングレポート中の数値・金額・時間・時刻等の表記は、特に記載のない限りツーリング当時のものであり、現在とは異なる可能性があります。
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