■ツーリングレポート VMAX1700 栃木、福島

 

夏の終わり(?)にVMAXで北回り記

夏の終わり(?)にVMAXで北回り記
8月が終わる前に

 

 

garage Ak!rA

 

<2020年8月30日>

何時ぶりでしたっけ

 「いくぜVMAX!」
 早朝、久しぶりにVMAX1700をガレージから引っ張り出す。

 前後タイヤのエア圧を調整してざっと点検、異常なし。セルも元気に回ってエンジン一発始動。
 ここしばらく出かけるのはセローでばかりだった。8月が終わる前に今日はこいつでめいっぱい走るのだ。

 自宅を出たのは8時丁度。
 いつものように日光へ向かってもいいのだけれど、セローで行ったばかりだし、今日はまず那須方面を目指すとしよう。

出発
行きますか

 途中のコンビニでアイスコーヒー休憩。
 この夏の例に違わず朝からじりじりと照り付けてくる太陽、だが目指す北の山にはモヤがかかっている。景色は望めなさそうだけどその分気温は低いかな?

休憩
ここは晴天なれど北の方は?

 矢板市から塩原、そこから那須方面へ。
 那須へのメイン裏ルート(なんじゃそりゃ)である県道30は混んでいた。道が狭いのですり抜けは無理、この街道ではありがちな四輪のヒストリックカーの集団に紛れ込みまったりと走る。

 「まぁ日曜だから混んでるのも当然だし……」と那須の温泉街へ上がる県道17へ曲がると、なんと混雑が減ってしまった。
 あれれと上がった温泉街にも人の影はまばら。うーむ、今年の観光業は大変だわ(再)
※駐車場にはそこそこ車があるんだけどねぇ。

 旅館街を抜け、殺生石ヘアピンを曲がると交通量はさらに減った。
 あはは、普通に走りが楽しめるわ。8月の日曜のこの時間にここをこんなペースで走れるのは初めてだわ。

 その先、那須岳(茶臼岳)へ向ってぐいぐいと登る。斜度は大きいがVMAXの莫迦馬力なら問題なし。

 道は相変わらず空いていて快適に走れるけれど、日陰にはウエットの場所があった。
 明け方にでも降ったのかな?ここしばらく日中の暑さと夜の雨が続いているからな。

 ルート頂上の駐車場はさすがに満車だった。ここは山歩きにはベストの駐車場だから(このご時世とはいえ)早朝以外に空いていることはごくまれのはずなのだ。
 今も駐車スペースを探して何台かの四輪が周囲をぐるぐると回っている(付近は駐停車禁止)

 ともあれ、二輪ならスペースの問題はない。路肩に止めてよっこら見上げる山はやはりガスに曇っている。予想通り気温は低くて気持ち良いのだけれど、さっさと出発するとしよう。

頂上方向
山を望む(偶には縦画像で)

三叉路
これはちょい下りたいつもの三叉路から

 旧スカイライン(県道290)を北へ。
 こちらもガラガラで走りを楽しめる。但し上同様日陰にウエット部分が多いのと落ち葉が目立つので慎重に。
 ※あとずいぶん路面が荒れたような。なのでこれまた慎重に。

 甲子道路(R289)へと出る。
 右は白河、左は会津。距離計を眺めて「うん、まだ大丈夫でしょ」
 セローと異なり、VMAXは給油の判断を慎重に見極めないといけないからね。
#ま、命の1L(予備ガソリン)も携帯はしているけどさ。

 左へ曲がって甲子道路をひた走る。ややガスの状況は変わらないけれど、トンネル多数なので景色的には関係なし。
 そしてそのトンネル中は、びしょ濡れの部分とカラカラの場所と。これ、いったい何が違うのだろう?(漏水の有無とか風が入るかどうかとかかな?)

 一番長い「甲子トンネル」を抜ける。
 その先、甲子道路開通時にはここだけ狭くてくねくねだった部分に、新しいトンネルが掘られていた。
 おかげでその先の道の駅まであっという間に着いてしまった。
 うん、便利は便利だけれどちょい寂しい気がしないでもない。旧道へはまだ入れるのかな?後でセローで覗きに来てもいいな。

 道の駅ではお約束のソフトクリーム……「うげ、値段ずいぶん上がったな……」

道の駅着
到着

アイス
まずはアイス

 この周辺、全体の交通量は少な目だけど二輪はそこそこ走っている感じ。そして後からかなりの数のアメリカン&トライク軍団がやってきた。
 台数が台数だからバス用エリア(今はガラガラ)に停めるのはまぁ仕方ないとして、大勢でダベるのが目的ならせめてマスクはして欲しいなと思うんだな。

 
 国道121に出るまでは相変わらず景色良し。ペースを落としてゆっくり下っていく……と、空が次第に青空へと戻ってきた。
 山を下りたせいかな、ま、天下御免の晴れ男的には当然だけどな!(傲慢)

 国道で給油。ハイオクのL単価が自宅近くより20円以上高くてビビったけど、10L入れてもたかがしれて……いないこともないか、コーヒー飲める差額だからさ。(貧乏性)

 北上。そういえばいろいろあって一時閉鎖されていた大内宿がこの前復活したはずだ。
 ちょい覗きに行ってみようか、そこまでのルートがワィンディングで楽しかったはずだし。

 県道329の細いワィンディングでVMAXを振り回す(比喩)
 まったうもう、こんなデカい車体がなんでこうくるくる回るんだか!(喜)

 大内宿では二輪駐車場の隅の日陰で一休み。
 四輪駐車場の状況を見るに人出は結構ある様子で何より。今日は中に入るつもりはない、お昼は会津若松で食べるのさ。

大内宿
向こうに見えるのが大内宿(そして青空)

  県道131で更に北上。いつぞやセローでは左へ行ったダム横の道を今日は右へ。
 「♪ワィンディングワィンディングやっほーやっほー♪」
※とまたVMAXを振り回す【当社比】

ダム湖
「イイテンキダナー」

 会津若松の市内へ入ったのが11時半という辺り。
 さて何を食べようか?「喜多方まで行けばラーメンなんだけど」と考えていたら腹がラーメンモードになってしまった。

 発見した小綺麗なラーメン屋前にVMAXを駐車する。
 こんちわーと入ると客は俺一人。ありゃ?失敗の店だったかな?それともこのご時世だから?はたまたこの暑さだから?
 そして12時を過ぎた途端続々と客が入ってきて安心する(をい)
※ラーメンもおいしゅうございました。

 「よーし!食った!」と出発……の前に天気レーダーを確認する。
 今のところ雨雲は現れていないけれど、この気温&ここしばらくの状況から午後に凄いのが現れるのはほぼ間違いない。この先注意しておかなければ。

 「さて、ここからどこへ向かうか?」と適当に東へ向かって走っていたら山の中へと紛れ込んでしまった。
 大丈夫大丈夫、とにかく東へ走れば猪苗代湖にぶつかるはずだから。

 東へ東へとVMAXを進めていたら、湖の前に国道49へ出てしまった。まあいいか、方向は同じなわけだから。

 猪苗代湖の北端を走るR49。やがて見えてきた湖面が青い空に綺麗に映える。
 湖上にはカラフルなボートも多数、ここから見る分にはいつもの観光地なのだけれどねぇ。

 道の駅猪苗代で休憩。
 この建物に見覚えがないのだけれど、新しくできたのか改修したのか。というか、そもそも俺がこの辺りの来たのは何時ぶりだったっけ?(さて)

猪苗代
二輪専用駐車場が大きいのがありがたく

アイス2
まずはアイス(再)

 さて、ここから猪苗代湖一周でもと考えていたけれど、いよいよ空がヤバい状況になってきた。
 あちこちに積乱雲が見えるし気象レーダーにも赤い部分がちらほらと。「よーし、ここからは高速を楽しむかー」

 猪苗代ICから磐越道へIN、東へと走る。「うっひゃ~、VMAX速い速い!」
 東北道へ乗り換え南へ。「うっひゃ~、VMAX速い速い!」(再)
 ほどなくさーっと雨が。「うっひゃ~、VMAX濡れる濡れる!」(別)

 明るい空から突然落ちてきた雨に驚かされたけれど、先(南)には青空が見えているしとそのまま走る。案の定すぐに雨は止み、路面も一気にドライへ戻る。
 うーむ、予想はしてたけどかなり気まぐれな天候だな、この先も気を付けて走らないと。

 北海道(新潟)への行き帰りでの定番の休憩場所、安積PAでは直接GSへ入っての給油のみ。
 阿武隈の峠越えでは千切っては投げ千切っては投げ(?)
 「ぐはぁ、走ったぁ!」と那須SAに入ってぐびぐびと水分補給。
 その先もところどころに黒雲があって心配したけれど、イイ感じに抜けられた。

 帰宅は15時。
 自宅付近は晴天&高温で、バイクを止めた途端に毛穴から大汗が噴出した。

 晴れてる今のうちにとVMAXを洗車する。そういえばこのバイクをちゃんと洗うのも久しぶりだな。

 後始末が終わったら部屋に駆け込んでエアコンを全開にする。
 今日は思っていたほどには距離走ってないし、暑さも先週程ではなかったしと油断していたけれど、こうやって落ち着くとどっと疲れが出てくるんだねぇ……(そうそう)

※めいっぱい走ったので今回は画像少な目で

今日の走行距離:350km 給油回数:3回
今日の教訓:8月は終わったけれど夏はまだまだ続きそう……

今日のルート(矢板から北)


 

 

 

■ ご注意 ■
 ツーリングレポート中の数値・金額・時間・時刻等の表記は、特に記載のない限りツーリング当時のものであり、現在とは異なる可能性があります。



 

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