10月が終わる前に(既視感)
<2020年10月25日>
■そろそろ良さそうなはずですし
「紅葉見に行こうよう」(基本)
久しぶりに「雨は降らないよ!」な予報の日曜日。
気温は低めだけれど朝から青空が広がっている。そろそろ山がいい色に染まりかける季節だし、セローのエキパイを換えたばかりでもあるし、ちょい早いけど紅葉見物にでも出かけてみようか。
★
10時前、気温を鑑みアンダーウエアを冬用にして、3シーズングローブの「厚」をキャリアのアルミボックスに放り込む。(とりあえずの装着は「薄」で)
セロー発進。「おお、なるほどなるほど……」
ちょい変わった風(?)の新しいエキパイの感想は後日別途コンテンツにて。
セロの鼻先を北へと向けてまずは栃木県矢板市へ、そこから山を上がっていく。
この辺り、先日来たばかりではあるけれど、季節は確実に進んでいた。
高度が上がるにつれ周囲の木々が黄色に染まり、真っ赤な枝もちらりほらり。青空と相まって素晴らしく気持ちがいい……けど……「寒いわっ!」
朝以上に下がってきた気温。指先はかじかみ襟元から入る風に背中をぞくぞくさせられる。
「秋だけにオータム(寒)!」とかなんとか呟きながらグローブを「厚」に交換し、パーカーの襟をきっちり首元まで引き上げる。
この辺りの木々はまだまだ黄色なれど気温低し
(ふくろうコーナー手前の直線)
矢板から塩原へと向かうのは「餃子オフ・秋の部」でも使うルート。その途中、コークスクリュー渓谷(命名俺)で停まって山を眺める。
おお、さすがにここまで来ると良い感じじゃないか、ピークは1週間後あたりかな?
上には赤い色が増え
でも谷の底はまだ早め
いつもはここで大勢で見物するのだけれど、「さすがに今年は餃子オフは開けないしなぁ……」そうだ、なら今日は一人餃子オフと洒落込むか。
★
コークスクリューで一旦谷底まで下りて、そこから危険トンネル、ドリフトヘアピン(命名俺)と駆け上がる。その先道は塩原方面へ。
山間のルートは元々良い路面では無いけれど、長雨続きだったせいか今日は更にジャリジャリだ。セローだから良いけれどVMAXだったらさぞかし気を使っただろう。
※と、慎重に走るZX14Rを追い越す。
そして山菜取りと思われる車に誘われて山へ迷い込んだり
赤い葉を見つけて休憩したり
★
山から塩原温泉街へと降りる途中、入ったことのない道に気が付いた。いつもは何気に通り過ぎているけれど今日は覗きにいってみようか。
そこはごく普通な生活道路だったが、数キロ先で意外なところに通じていた。へぇ、ここへ出るなら餃子オフの裏道に使えるかな?
途中、そのまた横道に見つけたのが下の画像の素敵ロード(道じゃない)
こういう場所に躊躇なく入れるセロー万歳、田舎万歳。
メインルートまで戻って、さて、一人餃子オフをうたうのであれば、次は東堂塾ルートだな。
★
知る人ぞ知る(?)東堂塾ルート。行き止まりだから交通量はほぼゼロ……のはずが、今日は(この道としては)驚くほどの台数の車が走っている。うーむ、もしかして「紅葉の名所!」とかどこかに晒されでもしたのかな?(さて)
ともあれ、お馴染みの道を駆け上がる。相変わらず天気は最高!だけど風が急に強くなってきた。まぁ吹きさらしの南斜面だからねぇ。
軽量+後ろに箱を積んだセローは風にあおられておっとっと。慌てずゆっくり登るとしよう。
この辺りの紅葉もピークにはちょい早い感じ。でも緑と黄色、時々赤に塗り分けられた木々が目に優しかった。
いつもの頂上手前駐車場
下り途中も景色良し
★
昼は餃子オフ定番の蕎麦屋さんで。
相変わらず旨し。だけどツユの味がちょい変わったかな?(さて)
店のおばちゃんも元気でお土産を頂く。
頂きました(蕎麦は撮り忘れ)
げふ~と会津西街道を南下する。
五十里湖の上流で河原に降りることを試みるもルート断絶で断念。うー、数年前は降りられたんだけどなー。
代わりにまた里山の中へ潜り込んだり
その五十里湖はセローなので旧道をチョイス……したら「落石で通り抜けられません」の看板が。
なるほど、その先はがけ崩れで派手目の落石がゴロゴロと。でもまぁセローなら(略)
★
川俣ダムから栗山方面。
山を抜けるトンネル手前には旧道がある。「そういえばここは入ったことなかったな」と行ってみる。
ずっと奥まで続く舗装路面。石がごろごろしているけれど荒れ果てたという風ではない、だが定期的に何かが通っているような跡もない。不思議だねぇと進んで行き止まりは大きな広場。ふむ、ここ、昔は何に使われていたんだろう?(画像は略)
ルートに戻ってトンネル抜けて。
そういえばトンネルの先には一度入ってみなければと思っていた道がもう一つあった。今日は天気もいいし時間も早い、勇気を出して(?)行ってみよう。
それっと入り込んだ川俣ダム湖沿いに走る林道。
なんとここは路面が舗装だった。てっきりドロドロのぐずぐずだと思っていたので拍子抜け、うーむ、ならもう少し誰かが通った跡があってもいいはずなんだけどな。(気配なし)
古いトンネル2つをくぐる。意外に長くて当然照明など無いのでなかなかに怖い。(画像略)
舗装路面の上には落ち葉が多数。それ自体も滑るのだけれど、下に泥の塊があったりするといきなりズルっとくるので油断大敵。
今は晴天の日中だし、湖沿いで比較的明るい道ではあるのだけれど、今年は熊の出没が多いと聞いている。時々クラクションを鳴らしながら進む。
※それでも路上からいきなり雉(大)に飛び立たられて「うわっ」と大声をあげたりする。
数キロ走ったところで前を倒木に塞がれた。
あれこれすれば抜けられないこともなさそうだけど、今はソロ。道もいずれ行き止まり確定なのでここで引き返すことに。
「うん、でもそのうち終点まで行ってみよう、複数台の時にでもね」
物理的には行けそうですけどね
まぁ今日はこの辺で(とUターン)
この角度から川治ダムを見るのは初めてだな
※ここを走るなら晩秋が一番良さそうな。天気も安定してるし、葉が落ちて見通し良いし、余計な蟲もいないし。
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栗山から大笹牧場まではノロノロ車が多くて混雑中。なので時々路肩に停まって景色を眺める。この辺りの紅葉ももうちょい先かな。
いつもの絶景渓谷もまだ早い様子
大笹牧場は賑わっていた。ご家族連れ多数で名物アイスクリームには長い列。でも店舗内の売り場は品数が少なくてちょい寂しげで。まあでもお客が増えればいずれ品数も戻るでしょ。
おやつのコロッケを腹に叩き込み、今市市街まではもちろん(霧降高原道路は使わずに)マニアック県道で降りていく。
ここは全線1.5車線(一部1車線)ナビに騙されて入ってくる四輪車もいるのだけれど、慣れないとごくゆっくり走るしかない。ところどころにある幅広エリアを使って追い抜かせていただこう。
今市市内へ。「そういえば10月中の土日は無料だったよな!」と日光宇都宮道路へ入るもなぜかきっちり課金されてしまう。んでもまぁ、新エキパイの高速テストになったからよし。(ポジティブシンキング)
※「10月でも繁忙期(紅葉時期)は有料」なんだそうで
帰宅は16時、走行距離200km超、燃費は40Km/L丁度。
うん、遊んだ遊んだ。距離的時間的に丁度いい感じだった。葉が落ちきる前にもう一度同じコースを回ってもいいな。
※めいっぱい走ったので今回も画像少な目で(既視感)
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■今日の走行距離:220km 給油回数:1回
■今日の教訓:紅葉がピークだと恐ろしく混みそうな悪寒。でもまぁバイクなら。
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今回のルート(概略)
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■ ご注意 ■
ツーリングレポート中の数値・金額・時間・時刻等の表記は、特に記載のない限りツーリング当時のものであり、現在とは異なる可能性があります。
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