ホント、晴れが一番ですよ
<2021年4月11日>
■朝はゆっくりと
「今日も朝から良い天気っ、とくらぁっ!」
早朝、窓の外、伊豆大島の脇から昇る朝日を眺めながらうんとひと伸び。
昨夜(とっとと酔っぱらって)早く寝たので早起きがまったく苦ではない。というか夜中に一度起きて「そろそろ夜明けか?」と時計を見たらまだ12時だったという……【歳】
せっかく早起きしたし、海沿いに泊まったんだしと散策に出る。
ああ、やっぱ海はイイな、高潮の影響で砂浜へ出られないのが残念だけどさ。
海なし県民ですからねぇ
朝飯はバイキング。このご時世なので大勢が一緒に食事を摂るバイキングはホテルの手配も大変そうだ。
品数が多いので飯は2杯に抑えておかずをもりもりと食う。飲み放題のコーヒーが嬉しい。
出発は9時とゆっくりで。
んでさ、そこのアメリカ製バイク主体のグループさ。このご時世なんだからアイドリングにせよ会話にせよ、もう少し周囲への心遣いというか気配りとかそんなものもさ……(繰)
★
さて、今日のメインは大室山だ。
すり鉢状の特徴的な形状で、あるいはゆるいアレ△*2で有名な休火山。
火口周囲には遊歩道があって見晴らしが良いとのこと。ならば今日のような天候ならさぞかし素晴らしい景色に出会えるに違いない。
海沿いの国道135をまったり走り、伊豆高原から県道122で内陸へ。ちょい遠回りになるけれどこちら(南)側から入れば山の外周を丁度一周できるはず(多分)
そして順光で山も綺麗に見える、と
大室山駐車場に付いたのは10時前後。
2輪は問題なかったけれど4輪駐車場はほぼ満杯。空き待ちの車まで出ている始末。
お客さんが多いのは日曜日だからだろうか?それともこれもゆるいアレ△効果かな?
とうちゃ~く
リフトが山頂へ
ヘルメットを脱ぎ、マスクを着けて向かった頂上までのリフトは往復で700円。
ちなみに自然保護の為に徒歩での登山は許されていないらしい。
リフト乗車。ゆらゆら揺られながら登っていく。
リフトはスキー場の初心者ゲレンデよりゆっくりで、かつ高さもないから怖いと感じる人は少ないだろう。
にしても天気良いなー
噂の(?)記念撮影(リフト上で写される)は、自動応答なのかと思っていたら係りのお兄さんの肉声案内だった。
「マスクズラしてもらうと格好良く撮れますよお兄さん!」と言われたので嬉々として外す。 まぁ写真は買わないんだけど(をい)
リフトを降りて……「ほう、なるほどなるほど」
★
下りたところは屋根付きのテラスになっていた。椅子があり小さな売店もあるから、ここから山を眺めるだけでも楽しめそうだ。
火口の尾根(って言うのかな?)をぐるり一周できる散策路がある。案内板によれば一周は20分前後で回れるそうだ。
テラス全景は撮り忘れました
頂上方面、デカくて山全体は撮れず(小さいのは人)
時計回りに歩き出す。
駐車場&リフトの状況どおり、人出は相応にある。
景色を見ながら歩く老夫婦、全力で走る子供。犬を散歩させている人もいるけれど、考えてみれば犬の散歩の為だけに700円払えるのはブルジョワだよな……(誰?)
※近隣者割引とかがあるんだろうか?(世話)
★
そして思った通り、山上からは素敵な景色が広がっていた。昨日の細野高原にも決して引けはとらないだろう。
「高度はこちらの方が低い……のかな?……」
絶景絶景
★
景色を眺めながらひたひたと歩く。
今日は昨日より確実に暖かい。やっぱ冬パンじゃなく、歩きやすいGパンにして良かったわ。
頂上方面、人が大勢歩いてます
品の良いおじさまに写して頂きました
道は細いけれど歩きやすく
お地蔵様
★
ぐるっと半周。
リフトの降り場・テラスの丁度反対側、ここが頂上ということになるのだろう。
東に見えるは相模湾、北に聳えるは富士山。
いやぁ凄い凄い、こりゃ20分歩いて回る価値はあるわ。
※但し春秋の晴天時限定って事で。冬に風が吹いたら恐ろしく寒そうだし、夏の日中は日差し遮るものないし。
今日の富士山は頭だけ
一周終了。確かに20分以上かかったけれど、景色を楽しみながらなのでまったく苦労なく回ることができた。
小さな売店を覗いて記念のスタンプを押す。
リフトで下りて、下の売店で土産物をいくつか買う。
「よ~し、これで本日のメイン終了!」
モンスターワサビ(?)ステッカーも購入しました
★
セロー発進。山の北側道路を走れば、予定通り大室山外周の一周も完了っと。
県道351で伊東市、そこから西へと走って奥野ダムを見学。
そこから何気に湖脇の川沿いを上がっていくと林道の出口にぶつかった。
ああ、これはツーリングマップルにあった大室山から伸びている林道(奥野林道)だな。ならここを走ってくるんだったわ。
※入口が見つけられそうになかったのでパスしてた
走り易そうな道でした
ウォーキングコースでもあるようで
冷川ICまで走り、伊豆スカイラインへと入って行く。
「いいじゃん!セローで伊豆スカ走ったっていいじゃん!」
ちなみに料金所で「終点まで」と言ったら「どちらの終点まで?」と聞かれて慌てたり。冷川から天城高原までだけ走る客っているんだろうか?(いるんだろうな)
冷川~天城高原だといくらなんだろう?(ググらない)
★
久しぶりの伊豆スカイライン、ゆっくりと北上する。(ゆっくりとしか走れない)
それにしても、VMAXとセローだと見える景色がまったく違う。今日はとにかくもう枝道が気になって気になって……
※結構あるんだわ、怪しい枝道がさ……
亀石スカイポート。
今は売店等は営業しておらず施設的にはトイレのみ。集まるバイクも以前に比べれば少なめだろうか。
以前は駐車場がいっぱいだった気が
休憩に丁度いい場所ですからね
そういえば、今日はここまでそんなハチャハチャなバイク(?)は見かけなかった。
時期・時間的なものかもしれないけれど、某氏連が頑張っているマナーキャンペーンのおかげかもしれないねぇ。
★
景色を愛でながら先へと進む。北上と共に高度も上がる。
「山の上は寒いかな?」と心配していたけれど大丈夫。朝と同じ格好で問題なし。
多賀の駐車スペースから
その先、脇道があるのにふと気づく。
手前には駐車スペースがあって、車から降りたおじさんが犬と共にその道の坂を上がっていく。あの先には何があるのだろう?
それっとセローを突っ込ませる。
入口は荒れたコンクリート、その先は砂利道。
行き止まりは電波塔だったからその管理道なのだろう。ほんのチョイの脇道だったけれど上からの景色はななかに良かった。
VMAXだったらこういう道に入るどころか、気づきもしなかっただろうな。
良くも悪くもねぇ
伊豆スカ終了。「ほら、セローでも楽しめたじゃん!」(だね)
大観山からターンパイクをどうしようかな?と悩んだけれど今日はパスすることに。とにかく今日はセローだし、素直に箱根新道で下りるのだよ。
<余談>
伊豆スカ付近を走っていると大抵出会う「変なものチーム」
今回の1:十国峠の駐車場にずらっと並んでいたスーパーセブンチーム(ケータハムかロータスかはわからない)
今回の2:二十台以上延々とすれ違った、全部青い色で揃えたフォルクスワーゲン軍団
★
急坂の箱根新道を小田原までゆっくりまったり下りていく。あー、ホント天気良いとこんな走りでも楽しいわあ
小田原市内で給油。今回はきっちり40km/Lを越えてくれて一安心。
★
さて、そろそろお昼を食べねばならない。
小田原漁港まで進むのは当然として、メジャーなお店はスルー。確かこの辺にいつぞや入って美味しかった小さなお店が……「あれ?店が変わってるわ」
覚えのある路地の先、がっちり年季が入っていたはずの店構えが小洒落た雰囲気のそれへと変わっていた。
あまりに違うので周りを見回したけれどどうやらここで間違いなさそう。
丁度店のお兄さんが出てきたので店前にセローを停めて良いか聞くと、どうぞどうぞと歓迎された。んじゃまお邪魔しますね。
中へ入って店員のおばさんに聞くと、「去年の7月にOPENしたんですよ」とのこと。そうですか、そりゃ大変な時期(コロナ禍真っただ中)に開店しましたねぇ……
※前の店と直接の関係はなさそうな。あの時のおばちゃん今どうしてるかな。
ともあれ、ここで食べるなら煮物と刺身だ。
定食を頼んで到着。「いただきます」
頂きましょう
うん、旨い。
白身の刺身に肝醤油が抜群に合う。煮物も見てのとおり。量も十分で、先のおばさん曰く「お代わりもどうぞ」んじゃ軽くいただきます。
※煮物の汁を掛けた飯がこれまた旨いんだ……
「ごちそうさまでした!(げふー)」と店を出る。
料金は似たようなものだけれど、満足度は昨日の昼のほぼ倍だな。
セローを漁港の駐車場へと移動させ、土産に干物の類を買う。
さーて、見るもの観たし食うもの喰ったし、帰るとするか。まだ14時過ぎだから夕方には家に着けるだろ。
★
小田原厚木道路へは始点(って言うのか?)から乗りこんでいく。 だーっと走って圏央道は昨日同様さほどの混雑ではなし。
100km/hの速度が心地良い。そして気温が高いのがとても嬉しい。
狭山PAに入り、「しまった、素敵なコーヒースタンドがあるのは上り側だった!」と、あらためて菖蒲PAに入りなおしてパンとコーヒーで軽く休憩。
五霞で高速を降り、あとはR4で一直線。
給油を済ませての帰宅は18時という辺りだった。
「お疲れお疲れ!でも洗車は来週な!」(とりあえず風呂入ってビール!)
★
というわけで、今年初のお泊りロングツーリングは無事終了しましたとさ。
それにしても今回は両日とも素晴らしい天気だった。朝にちょい冷えたけれど、あとは「ツーリングたるものこうあるべき!」な天候だった。
ホント、毎回こうだったらさぞかし楽しいだろうにねぇ!
※いや、偶にだからこそ嬉しく感じるんだと思うよ……
だよね!
*2 ゆるいアレ△:大室山が出るアニメ「ゆるキャン△」のシーズン2がこの前まで放送されていて
(何年後かには忘れていそうなのでメモ)
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■今日の走行距離:330km 給油回数:2回
■今日の教訓:晴れて暖かい!
■二日間の総走行距離:690km 総給油回数:3回
■今日の教訓:ツーリングは天気が良いのが一番!
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今回のルート(高速以外)
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■ ご注意 ■
ツーリングレポート中の数値・金額・時間・時刻等の表記は、特に記載のない限りツーリング当時のものであり、現在とは異なる可能性があります。
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