■これだけあれば大丈夫?|はじめての整備にはじめての工具

 

01 ドライバー

はじめての整備にはじめての工具

 

まずはこれから

 んでまぁ、最初はドライバー・ネジ回し。

 ドライバーは誰でも1つは持ってるモノでしょうな。

 車載工具にもプラスマイナス差し替えできる奴が用意されてるし、ご家庭の工具箱にも大抵入ってる。わざわざ買おうとは思わない代表選手かもしれねぇンですけどね。

 実はこのドライバー、プラスの奴だけはちょいこだわった方が良い。

 先に小遣いが少ねぇのホムセンのワゴンだの言っといてなンですが、これだけはそこそこの奴を買うべきなンですよ。

 なんとなく聞いたことのあるメーカーの、できればJISマーク付きの奴。
 これの1番2番、できれば3番も。

 そう、ドライバーには番手ってのがある。
 #1(No1)とか書いてあって、1番が細くて3番が太いンですな。

 最も使うのが2番。

 これがほぼ標準サイズで、バイク整備なら9割はこれでOK。
 なのでとりあえず良いの1本買うなら2番って事でね。

 1番を使うのは、ブレーキリザーブタンクの蓋とかキャブレターの中とかかねぇ。

 3番はあンまり出番は無ぇンですが、ドライバーはネジとのサイズに迷ったら大きい・太い方を選ぶ、これがナメない秘訣。
 なので工具箱の中に3番が1本あると凄い安心できるンですな。

 各番手とも、グリップの形とか太さは自分の気に入った奴でいいとして、長さは20cm以上の長めの奴を買うといい。

 多少長すぎても使うのに面倒くさくなるだけですが、短すぎると使えない(ネジまで届かない)んでね。

 ああ、できれば先端が磁石になってると、より使いやすく感じるでしょうな。

 とまぁ、この手の奴だとホムセンで探してもそこそこ良い値段になっちまいますが、ドライバーは基本壊れねぇンで長い事使えますからね。

 いざ買おうとすると「貫通型で叩ける!」とか「外れないネジでもこれなら!」とかいろいろ付加機能(?)のあるものが目につくンですが、まずは基本性能だけ(+磁石付き)のにしてくださいな。

 あ、そうそう、マイナスドライバーはどうでもいいです。
 こっちはサイズいいかげんだし、そもそもマイナスネジって重要なトコにゃついてねぇですから。

 だからマイナスは品質にこだわるよりサイズと数を揃えた方が良い。
 なんで100円均一ショップの奴で充分。長さだけはプラス同様ちょい長めの奴がお勧めですねぇ。





 

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