■これだけあれば大丈夫？｜はじめての整備にはじめての工具

　こりゃぁ工具じゃねぇインターミッション的な話になるンですが、メンテやる時に浸透潤滑剤の類ってのは絶対必要になるンでね。

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　ボルト・ナットを緩める時にまず吹いておくのが浸透潤滑剤。
　「ネジを緩めるならゴーゴーロク！」ってはまぁ定番でしょうな。

　確かにクレのCRC5-56は便利なもンです。
　安いしどこにでも売っているし、自分でメンテするンだったらとりあえず1つは持っておくべきもの。

　ブレーキとかプラスチックには使っちゃダメで……なんてのは缶の説明読んで下さいな。CRCにもいろいろバリエーションがあるンでね。

　んでこのCRC5-56、ネジ外すだけじゃなく、洗浄にも使うことができる。

　古いグリスとか油泥とか、水洗いじゃ落ちない・水洗いはしたくないものの汚れがすっきりと落ちる。
　油は油で落とすのが一番、だから外したネジに一吹きして、ウエスで拭いて綺麗にしてってのはメンテの定番作業でもあるわけだ。

　ああ、ンでも能書きにある錆落としには期待しない方がいいでしょうな、こっちはあんまり落ちた記憶がないンでね。

　それと保護機能って奴も期待薄。保管で錆びさせたくないパーツは別途グリスとかシリコンとかで保護する方が吉。
　「シリコンスプレー凄ぇ」についてはまたいずれって事で。

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　とまぁ、5-56良いぜ！って話だったンですがね

……「浸透潤滑剤的にはワコーズのラスペネがもっと凄いぜ！全然回らなかったネジがくるくる回るンだぜ！インド人もびっくりだぜ！」

　いやマジにね、WAKO'Sさん凄えンだわ。

　ラスペネには浸透潤滑的なものに加えて「水置換性」なんてのがある。
　なンでも「金属面に水があってもその下に潜り込んで潤滑・保護する」とかなんとかかんとか。間接的にかもですが、これが先の「くるくる」に繋がってるのかもしれませんな。

　5-56は普段使いとして、別にラスペネ1本持ってると仕事が捗ること間違いなし。
　特に「ナメたくないボルトを外す」とかの作業が発生したら是非使ってみて下さいな。

　ラスペネは最初は小さい缶でもいいかな？こっちはそこそこの値段がするンでね。

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