■これだけあれば大丈夫?|はじめての整備にはじめての工具

 

04 ヘキサレンチ
(六角レンチ、六角棒スパナ、アーレンキー)

はじめての整備にはじめての工具

 

使う場所増えてます

 最近(?)増えてきた、六角穴ボルト用のヘキサレンチ

 困るンだこれが。
 何がって、いろンな形状の奴が必要なンですわ。


 レンチの柄は長い方が力が入るのは当然として、長いほど回す時にあちこちぶつかる、回せない。
 かといって短いと力が入らない。

 ボルト穴がキチキチさいずだから、レンチがいいかげンだと合わない、入らない、ナメる。
 六角穴ボルトは一度ナメるともうどうしようもなくなる。

 通常モデルはボルトに垂直に当てないと入らない。
 ちょい曲がった場所からも使えるようにボール型の奴も買わないと。

……結果ねぇ、結構な種類が必要になるンですわ。

 サイズ的には、バイクで使うのは4、5、6mm、もしかしたら8mm
 なンで、まずはこのサイズの入ったL字型のセットを買うと良いですな。

 そして片側がボール状になってる奴をもう1セット。

 あとまとめて折り畳みになってる奴(TOP画像左下)も便利。
 これは持ち手の角度を変えられる=回すとぶつかるへの調整ができるンでね。


 ヘキサは比較的単価が低いのが救いではありますな。

 100均一ショップにも置いてあるし、パーツ買うとオマケで付いてくることも多い。
 ただ先のとおり、コレはサイズがいいかげんだと使いにくくてイライラする。
 単価が低い分、そこそこの品質の奴を選ンどくのが無難でしょうなぁ。

 とはいえ、ヘキサも大きい(太い)奴だと結構いい値段になったりする。
 そして太くなるほど回すのにトルクが必要、長さが必要、だけど先のとおり長いと回すのに邪魔になる。

 なンで六角穴ボルトにはヘキサレンチだけじゃなく、後に書く「Tレンチにヘキサのソケットを付けると便利」ってのも覚えといてくださいな。


……とまぁいろいろ書いちまいましたが、俺はこのヘキサレンチ(とヘキサボルト)は決して嫌いじゃ無ぇンです。
 そこそこの品質の奴使えば、締めるのも緩めるのもきっちりと早くできますからねぇ。

 穴がボルトの内側にあるので、メガネが入らない(かけられない)場所にも使うことができる。だから後付けパーツに使うにも大変に便利。
 純正のプラスネジやらボルトを六角穴ボルトに交換する機会も数多くあり。 

 まぁこの辺りの便利さが、最近使われる場所が増えた理由でもあるんでしょうなぁ。





 

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