■これだけあれば大丈夫?|はじめての整備にはじめての工具

 

02 メガネレンチ

はじめての整備にはじめての工具

 

本締めはこれで

 メガネレンチ

 両側が輪になっててボルトナットがきっちりとハマる。
 これは安物でも大丈夫。だって多少サイズ狂ってたって外れねぇもの。

 メガネなのに「外れた!」「ナメた!」なンてのは、モノが安いか高いかよりじゃなく、使い方の問題の場合が多い。
 なンで、ホムセンで売ってる「メガネレンチ○本セット980円」でも充分実用に耐えるもンです。


 メガネのサイズ的としては、バイクだと頻繁に使う順に、10mm、12mm、14mm、8mm

 あると便利な17mm。19mm以上は必要に応じてって感じで。

 メガネレンチってのは両端に違うサイズが組み合わさってるもンなンで、使う頻度の高い奴が複数あると使い勝手が良い。
 10mmのボルトナット緩めるのには、表と裏で10mmが2本いるわけですからねぇ。
 ま、バイクだと表裏両方にレンチかける機会ってのはそんなに無えンですが。

 だから、8-10、10-12、12-14なンて辺りがお勧めだ。ま、セット品だと大抵この組み合わせが入ってますがね。

 長さはあまり選ぶ余地が無いと思うンですが、どちらかというなら長い方を。
 「短いメガネで良かった」なんて思う事はほぼほぼ無ぇですから。

 あとメガネレンチってのは、端がこうクイっと曲がってる(オフセットされている)ンですが、このクイっは大きい(深い)ほうが汎用性が高い。

 最初に買うなら、このオフセットが大き目の奴がお勧めですな。
 別に書くスパナ(オープンレンチ)との合わせ技狙いって意味でもね。

 ンでもって、このメガネレンチってのは、バイクの整備で一番使う・手に取る工具かもしれねぇンですよ。

 だからそのうち良いのを欲しくなる可能性が大。でもね、最初に買った安物が無駄になるわけじゃない。
 これまた別に書きますが、工具の使い方は様々なわけでね。

 なンで、まずは安いセットで一通りサイズ揃えて、ボーナスでも入ったら一番使う10-12辺りから気に入ったメーカーのを買い足し、ってのが良いンじゃないかと思うンですよ。





 

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