■単純が一番
いえね、電工ペンチのトコでも書いたとおり、電気なンてのは触らなくていいなら触らねぇ方が無難なわけだ。
それでも「ウインカーの交換くらいはやったるか!」って人は結構多い。
そしてそンな気があるなら持ってた方がいい工具がある。これがこの導通チェッカー・検電テスターって奴なわけだ。
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電気弄るってぇとテスター買わなきゃ!って騒ぐ人も多いンだが、実はそんなこともねえ。
一般的に言われる「テスター」ってぇのは、なンか難しいパネルとダイヤルが付いてて、カチカチ切り替えながら電圧だ電流だ抵抗だってのを数値に測る機械だ。
そしてこちとらレベルがバイク弄るのに、数値云々が問題になるなンてぇのはそうそうあるもンじゃねぇ。
観なきゃなンねぇのはごく単純な事。
電気が通ってるか通ってないか。
その点このチェッカーは簡単でいいねぇ、豆電球が光るかどうかだけだからねぇ。
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一番使うのは「いったいこの線はなンなンだい?」って時。
新しいパーツ買ってきたら、説明書に「キーをオンにした時に電流の流れる線(アクセサリー・ポジション)に繋いでください」なんてある。だがその線が判らねぇ。
フォグランプを増設しよう、リレー付けようなんて時に出会うのがこのパターンだ。
こんな時は、このチェッカーの端のクリップをバッテリーのマイナスに挟む。
あとはメインキーをオンにしといて、尖った針の先で怪しい線を刺してみて、豆電球が点けばご名答!って事になるわけだ。
点くか点かないかのみ
先のフォグランプなンかの他に、テールランプを交換しようだの、USB・シガーソケット増設しようなんて時にも便利に使える。
だからそンな予定のある人は工具箱に一つ転がしておいくといい。
これ、そうそう故障するもンでもねぇし、値段も手ごろだからねぇ。
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