■ツーリングレポート VMAX1700 栃木

 

初春日光散策記


文字通りの初春(≠正月)です

 

 

garage Ak!rA

 

<2015年3月21日>

やっと暖かくなって・・・きたのかな?

 3月、春の3連休。
 なんとか全部休めることになったというのに、ヤボ用が重なって最終日の今日まで自分の時間をとることが難しかった。
 「出かけるぞー今日はバイクで出かけるぞー!

 残念な事に、外はうすぼんやりとした曇り空。
 パキっと晴れた昨日に比べちょい悔しくもあるけれど、雨が降っていないだけありがたいと思うことにしよう。

 よしと意気込んだわりに、出発は10時と遅くなる。
※いや、やっぱりあるのよ。いざ出かけるとなるといろいろとねっ(はぁと)

 VMAX始動。
 空気圧よし、エンジン快調、クラッチ良好ミラー新品
 今日はこのミラーの使い勝手もチェックできるかな。

 昨日に比べ低い気温も鑑み、装備は一応の冬装備。
 「一応」というのは、真冬を100とすると80くらいの感じだから。(なんじゃそりゃ)

 ゆるゆると出発する。
 さてと行き先は…時間が遅いので遠出はできない。んじゃ軽く、今年初に日光の様子でも覗きに行くとしようか。
道(雪)はもう大丈夫だよな?ちょい前に「山の上は雪」とかのニュースも流れていたんだけどさ。

 国道119、日光街道は快適に流れていた。

 3連休の混雑も栃木県の北部には無縁で……いや、車はいつもより少しだけは多かったかも。
 急ぐ旅ではないのですり抜けもせず、車の後ろをまったりと走る。

 この付近、国道の両側には桜の木が立ち並ぶ。さすがに開花はまだまだだけれど、あと2週間もすれば綺麗なピンク色に染まることだろう。
 日光街道に桜のイメージは薄いかもしれないけれど、実はその頃の国道119ツーリングというのも地元民的にはお勧めだったりするんだよね。

 北上していくと、桜の木が杉の木へと変わっていく。

 いわゆる日光街道杉並木
 花粉症的には杉花粉が気になるところだけれど、低温うす曇の今日はそれほど心配しなくても大丈夫そう。
 それに俺、何故かバイクに乗ってる時はほぼ症状が出ないんだよな。(不思議不思議)

 国道で旧今市市から日光市街地へ入るのも久しぶり。いつもはバイパス&裏道経由なので街中は通らないのだ。

 以前も書いたけれど、ここ数年で日光の街並みは本当にすっきりとした。
 電柱電線が減り、広い歩道が整備され、北の山々が綺麗に見渡せる。
 日光は栃木県だけでなく日本を代表する観光地でもあるので、この手の整備にはより頑張ってほしいと思うわけで。

 外国人観光客の目立つ市街地をゆっくり抜けていくと、交通量はぐっと減った。

 バイパスを経由していろは坂下の馬返し駐車場へと到着。トイレを済ませてさてと山を見上げてみる。

 ここまで雪の気配は感じられなかった。見上げる山も頂上が白いだけ。だが路肩には「チェーン携行」の看板がどんと置かれている。

 むむむと考えていたら、上から元気な排気音を立ててバイクが1台下りてきた。
 よし、なら大丈夫。この先大奥の金精峠は現在冬季閉鎖中で群馬へ抜けることができない。だからいろは坂を降りてくる人は、皆一度上がっていったはずだから。


 今シーズン初のいろは坂、慌てず焦らず上っていく。

 なるほど、路面はほぼドライで、山側から流れてくる雪解け水も少な目だった。
 一見問題なく走れそうだけれど(スリップ防止用に撒かれたはずの)砂には要注意。見えにくいし、乗ったらリカバリ効かないし。

 駐車場では気づかなかったのだけれど、先行する車に混じり数台のバイクの姿があった。
 ソロ・マスツーリングが複数組。追い越し(追い抜き)はこれまた慎重に。なにしろ路肩付近には特に多くの砂が(略)

 慎重にとはいえ、久しぶりのいろは坂は楽しかった。
 3速オートマモードでのバンクとスロットルの開け閉め、VMAXの第トルクが面白くて仕方ない。ついヘルメットの中でニヤついてしまう。

 エヘエヘ笑いながらいろは坂登り一方通行の終了地点、明智平を通り過ぎ、その先のトンネルを抜けて驚いた。
 「ありゃ?凄い晴れてるじゃん!」

 宇都宮のうす曇りが嘘のよう。雲を抜けたのか越えたのか、空には見事な青空が広がっていた。

 たまらず中禅寺湖畔で一時停止。
 「しまった!これならデジイチカメラ持って来るんだった!」


晴れましたねぇ

 湖畔で深呼吸してマイナスイオンをたっぷりと吸収する。
 よ~し、こんな天気になっちゃったら上まで行くしかないな。

 更に上の戦場ヶ原

 戦場ヶ原にも雪は少なかった。もちろん道はドライオンリー。夏場は杭で分離され歩道になる部分も今の時期なら駐車できる。
 「あ~、ホント山が綺麗だこと…」


見晴らし最高

 天気は良いが、さすがに気温は低い
 俺はバイク的冬装備だから平気だけれど、四輪な方々は降りてもすぐ肩を震わせて車の中へと戻っていく。
 やっぱ3月の日光をナメちゃいけませんな。

 更に上がるといよいよドン詰まり、金精峠へと向かうゲートが現れる。
 「よ~し、閉鎖を確認っと」


左日光湯元温泉、右金精峠(閉鎖)

 くるりUターンしての戻り道。

 シーズン中は車で一杯の湯の湖路肩駐車場も今日は閑散、なにかもったいない気がしたので記念撮影してみたりする。


いつもは一杯なんですよここ


林間の雪が良い感じでして

 戦場ヶ原手前で、そうだと思いついて光徳牧場方面へと曲がってみる。

 いつもの林間ストレートも枯れ木だと夏とはまったく違う雰囲気だった。


偶には縦長画像で

 曲がったのは山王林道の入り口の観察をと思ったからだったのだけれど、残念ながら牧場と山王林道ゲートへの分かれ道から先が除雪されていなかった

 雪は薄いし路面も見えるのでセローならチャレンジするところだけれど、さすがにVMAXではねぇ。


安全第一で

 戦場ヶ原へと戻り、そこから先、交通量の少ないのを良いことに景色を愛でながらゆっくりと走る。

 中禅寺湖からいろは坂の下りもがらがら状態。上り同様路肩の砂だけには気をつけて。

 坂を下りきり、念のための給油を済ませたのは12時半というあたりだった。
 「よ~し、本日の業務はこれにて終了!んじゃお昼はおしゃれ喫茶店だな!」

 めぼしをつけてあった裏通のおしゃれ喫茶店。
 シーズンには恐ろしく混むのだそうだけれど、さすがにこの時期には並ばずすんなりと入ることができた。
 もちろん味は合格、そして値段が意外にお手ごろで驚いたりとか。
 あ~、この店良いかもな。オンシーズンには来られないだろうけどさ。(混雑的な意味で)

 帰りは日光宇都宮道路を奢ってぴゃーっと一気に宇都宮まで。
 これまた混雑は少なく、VMAXのトルクを(略)

 宇都宮市内で寄り道してヤボ用をもう一つ片付けた後帰宅。

 やー遊んだ遊んだ。今日は思っていたより充分に楽しめた。

 交換したばかりのクラッチは今日も好印象。操作しやすく感じるのは気のせいかどうか。
 最初どうかな?と思った新バックミラーにも馴染んできた。高速での振動も以前のものより若干減っている感じ…とかはまたあちらのコンテンツででも。

 さぁ、あと10日程でもう4月、ツーリングの予定も入ってるし、走るぞぉ…


男体山も陽当たり良好でした

★ 

本日の走行距離:200km、給油回数:2回
今回の教訓:デジイチ持っていかなかったので今日の画像は全部スマホ。

 

 

 

 

■ ご注意 ■
 ツーリングレポート中の数値・金額・時間・時刻等の表記は、特に記載のない限りツーリング当時のものであり、現在とは異なる可能性があります。



 

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