■ツーリングレポート セロー 福島、北海道

 

2016北海道ツーリング・二島二過記

<8>


最後はやっぱり晴れてくれないと

 

 

garage Ak!rA

 

<2016年8月18日>

よし、それでこそ晴れ男!

 5:00am起床。

 広がる空は、雲こそあるもののまさに台風一過!
 いや、6号7号が連続で通過して行ったから、二過と言ってもいいのかも。


「よっしゃあぁぁっっっ!」

 もりもりと朝食を食べ(またかよ)うきうきしながら出発の支度をする。「やー、朝から太陽が暑いなぁ…」(喜)
※ガレージ保管のセローはもちろん平穏無事。軽くチェックして問題無し、そしてこたろーさんチェーングリスさんきゅ。


 8時前には準備が整う。

 俺には今日がツーリングの実質最終日
 夕方に苫小牧東を出るフェリーに間に合えば良いので、距離的にも時間的にも実に気楽である。

 記念撮影をして皆とお別れとなる。
 いや楽しかった&お世話になりました。是非またやりましょう。そして一部の人は再来週もよろしくね。(VMAXオーナーズミーティングがあるのよ)


今日は見晴らし良し


お疲れさまでした
(撮影:56号氏)


 出発。道道661から337

 澄み切った空気に山が綺麗だ。
 ただ道端には大量の泥や木の枝、一部では倒木的なものも。こりゃぁ今日は林道に入るわけにはいかないな。


雨上がりのせいか牧場には多くの牛が出てました

 「♪とーかーち、とかちっち♪」(昭和)十勝牧場へ。

 ますは有名なシラカバ並木を往復する。
 「ここも昔V-Maxで来たよなぁ、砂利で走るの緊張したよなぁ」


白樺、青空、南風(か?)


アンドターン

 次は展望台。
 V-Maxでは慎重になるしかなかった展望台へのダートも、セローでなら鼻歌交じりで走ることができる。

 頂上駐車場脇では馬の群れが休憩中だった。
 「おお、ここから観る山も凄いな」


山が綺麗でねぇ


雨上がりのせいか(略)

 帰りのダートも楽しんで道道133。
 渡る然別川は真っ黒な泥水がごうごうと流れていた。


昨日はもっと酷かったんでしょうね


 R275、9:30am

 朝飯が早かったのでとうもろこしでも買うかとセイコマへ寄ったのだけれど、なんと改装中で営業していなかった。
 向かいの道の駅しかおいへ入る。ここも2度目だったかな。
 軽食的なものが見当たらなかったのでトイレだけ済ませて出発。

 R273、十勝清水付近

 曲がるはずだった交差点を直進してしまい街中へ。そしてここで地図には載っていないセイコーマートを見つけて駐車場に乗り入れる。
 ホットシェフ店ではなかったがゆでとうきびは置いてあった、そしてメロンアイスも。 「よーしよしよし。」


初めて食べたけど香りが良くて○

 R273継続、日勝峠

 峠を上がるとさすがに涼しい。久しぶりに展望台へも上ってみる。
 をを、十勝平野が見下ろせるぞっと。


ちょっとだけ階段を


雲はあるけど絶景

 峠越え。
 トラックも多いけれど平穏に走れたのは時間帯のせいだろうか。日勝峠というと死に物狂いで走るトラックをどうやりすごすかに気を張っていたイメージがあるのだけれど。

 そしてここ数日酷使してきたセローだけれど、この峠を1.3IS(IppanSeigen:意訳)オーバーで上れるからまだまだ疲れは出ていないようだ。


 11:30、道の駅樹海ロード日高

 そろそろ昼飯にするかと思ったのに、道の駅の中の店舗は皆閉まっていた。今日は18日だし、お盆の振り替え休日でもあるのかな?

 探すと、建物の並びに寿司屋があった。
 ランチの看板があったので覗いてみたが客がいない。大丈夫か?と思ったが、店主が笑顔で迎えてくれたのでカウンターに座る。

 注文した生ちらし丼は、決して豪華ではなかったが充分に旨かった。値段的にも観光客ではなく近所勤めの人向けのランチなのだろう。
 そして俺の後から人が入るわ入るわ。そう、実は俺、偶に座敷わらしモードを発動させたりもするんだよね。
※ま、昼の12時を過ぎたからなんだろうけれど。


美味しゅうございました


 樹海ロード継続。

 山の中を貫いて走るこの国道。今日は何箇所かで片側通行止めにしての工事が行われていた。
 昨日の台風の影響ではなく計画工事のよう。そりゃまぁ、こんなところ走ってる道路はメンテナンスも大変だよなあ。

 夕張まで降りるとまた気温が上がってきた。
 メロンを買わねばと国道沿いの物産センターへ…「あれ?やってない?」
 営業しているのかいないのか、のぼりは立っているけれど広大な駐車場に車がまったく無い。
 うーむ、これは入りにくいな。高速道路が通じたせいで下の国道沿いがいろいろ変わったとは聞いてるんだけどさ。

 スルーして、その先の道の駅夕張メロード
 こちらは盛況、屋外には夕張メロンのテントも出ていた。

 カットメロンを買って味を確認。うん、旨い。
 それではと購入する。お盆には終了となってしまうことの多い夕張メロン、ここのももう本当の最終版らしかった。

 一番身持ちしそうな奴を自宅へ送る手配をする。それでも売り手のお兄さんは「着いたらすぐ冷蔵庫に入れてください」と心配そうだった。
※帰宅後おいしく頂きました。


名前からしてメロン押し


そりゃま試さないわけにはいきません


 13:30に道の駅を出、新千歳空港に着いたのはその1時間後。

 初めて訪れた新千歳空港、もちろんここから飛行機で帰るわけではない。
 昨夜コテージで皆に土産を何処で買えばいいか聞いたところ、「新千歳なら万全」と聞いたのだ。
※実際に行った場所のスーベニールとしてではなく、義理土産的な意味で。

 空港駐車場の入り口で悩む。自動ゲートなのだけれど、二輪車で入っていってもいいのだろうか?
 とりあえずゲートへと進み発券ボタンを押すと、「バイクを停めるところ判りますか?」とスピーカーから係員さんの声
 判りませんと言うとルートを教えてくれた。そうか、カメラで監視してくれてるのか。

 案内に従って進んだ二輪駐車場にはバイクが10台ほど。
 パーカーを脱いで身軽になって、んじゃ見学に行きますかね。


ちょい暗いけど屋根付きってのはいろいろ便利なはず
あと今日停まってるバイクは何故かツアーシェルケース率高し

 さすがは国際空港、新千歳は広かった。

 土産物屋も山のように。海産物屋だけで10軒以上あるのではないだろうか。
 尤もお値段の方もそれなりというか、「えええっ!」と声が出るほどだったのだけれど。


分かりやすい作りではあるけれど、なにしろ広いので迷子注意

 「常温輸送OK」しばりでいくつか買い込み安心する。
 あとはフードコートへ寄って小腹を…あ、カレー専門店があるからここにしよう。(←帰りのフェリーもきっとカレーフェア中だぞ)

 飛行機を見ながらゆっくりとカレーを食べる。
 ああ、こういう過ごし方もいいな。時間に追われないスケジュールはやっぱいいわ。


「飛行機だ!飛行機だ!」


カレーもですがナンも美味かったです


 16:20、駐車場を出る。
 二輪料金は事務所で手払いとなる。面倒だけど安くなるから文句なし。

 外へ出ると、なんと朝別れた56号さんとばったり行き会った。
 やはり土産購入に寄ったとのこと、今度はドッペルゲンガーじゃなくて良かった良かった。


んじゃまた再来週


俺モナー!(撮影:56号氏)


 R36。道の駅ウトナイ湖

 帰りの高速道路走行を鑑みて、駐車場でセローを最終チェック。
 タイヤ異物なしエア圧OK、エンジン異音無し、オイルは…あ、ちょい減ってるな、100ccほど足しておくか。

 せっかくなのでウトナイ湖も見学。
 綺麗な湖だったけれど、入り口正面に何故か大きな白鳥がでんと控えて、見物人を尻目に優雅に毛づくろいを続けていた。
※それはもう後から来たお姉ぇさん2人組が「あれ、作りものじゃないよね?」と囁きあうほどに堂々と。


綺麗な湖です


でもなんでこんな真正面に・・・

 17時。最後のセイコマ。船内用食料を購入する。

 これまた最後の給油の後、フェリー埠頭の苫小牧東までは、無料高速は使わずあえて横の国道をゆっくり走る。
 ああ、今年の北海道もこれで終わりかあ・・・


また影が長くなってきました


 18時10分前、港到着。

 駐車場には既に多数のバイクが。お疲れ様です皆の衆。

 どうやら出航は1時間ほど遅れるらしい。(台風の影響かな?)
 それではとその時間を使ってターミナル内に入って見学してみたり。まぁでも苫小牧東港は見学するほどの(略)


皆ちょい寂しそうで(?)


新潟までヨロシク

 19時過ぎ乗船。
 今回はベッド下段の確保に成功する。(受付のお姉さんありがとー)

 行き便同様、日中着なので明日はビールが飲めない。
 なので今のうちにとサッポロクラシックをがぶ飲みする。

 いい感じに酔って就寝。まだ21時だけどな!



そして自撮りのポーズが格好悪いのはずっと直りませんでした。

今日のルート



本日の走行距離:270km、給油回数:2回
本日の教訓:最後も晴れてくれて良かった~!

 

 

 

■ ご注意 ■
 ツーリングレポート中の数値・金額・時間・時刻等の表記は、特に記載のない限りツーリング当時のものであり、現在とは異なる可能性があります。

 

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