さあ帰りますか
<2022年5月3日>
■帰りましょう
佐渡島最終日。
ゆっくり起きて出発は8時。3泊丸々お世話になったお宿ありがとうございました。(謝)
……と、宿の駐車場でセローを動かす際、紐に引っかかってミラーが吹っ飛ぶというアクシデントが。
いや、普通引っかからないし、そもそも鏡面だけ外れたりしないだろ。これ。何かの前兆か?(違)
割れなくて何よりという考えかたもあり(ポジティブシンキング)
空は青空。
だが今日も今日とて気温は上がらず。相変わらずGパン1枚の下半身がスースーするが我慢はできる(慣れました)
そう、空さえ青ければ
さて、帰りのフェリーが両津港から出るのは12:30過ぎだ。
バイクの乗船時刻を往路と同じくらいとすれば、ターミナルで摂る予定の昼飯の時間を入れても10:30に着けば十分に間に合う。
そしてここから真っすぐ向かうと1時間とかからず着いてしまう。どうしようか。
考えて、来るとき同様大佐渡スカイラインを走る事にする。
行きとは逆方向だし時間帯も天候も違う。きっと雰囲気も変わっているに違いない。
★
佐渡金山の横から山へと上がっていく。
路面は昨夜の雨で濡れているけれど、しぶきがあがるほどでは無し。セローのペース&ブロックタイヤなら全く問題ない。
※とか元気よく走っていたら某大型二輪に道を譲られてしまった。いや、決してそんなつもりは……
見下ろす景色は相変わらず綺麗だ。
土産のスペースを空けるべく、着替えを上に積みなおしました
綺麗だなーときょろきょろ見渡していて、路肩から飛び出してきた動物を轢きそうになる。
イタチじゃないし、タヌキでもないし、薄茶色で結構大きかったからテンかな。
途中、セローだし林道も走ってみようと「池」の表示があった脇道に入る。
雨上がりなのでドロドロなのは仕方なし、でもこの後フェリーに乗るので控えめっと。
誘われてる気がしたので
入り口付近は何も問題なし
うりゃうりゃ走って行ったのだけれど、道はすぐ行き止まりに。
ありゃ?池はどこだ?とUターンすると、さっきは気づかなかった倒れた標識があった。
うーむ、池までは遊歩道ルートなのか。セローでも物理的には登れるけど倫理的に(略)
Uターン後。青いのが倒れた標識
(「こっちが池だよ」の表記あり)
★
本線復帰。
残念な事に登るにつれ雲が増えた。というか山にかかった雲の中へと入って行った。
下界は晴れているんですけどね
そして走っていて気づく。
「えー……もしかして雪とか降ったの?」
路肩に積もる雪が来る時より格段に多いのだ。
セローを突っ込んで画像撮った場所も白く変わっている。昨日か一昨日か、相応の量が降ったに違いない。
こんなに積もってはいなかったはず
道路のこっち(南)側には雪は無かったし
行きの撮影場所もこのとおり
頂上を越え、白雲台レストハウス。
建物裏には屋根から落ちたと思われる雪が溜まっていた。「こりゃぁ結構降ったんだなあ、そりゃ冷えもするわ」(せやろ)
ここ、3日前にはカラカラだったもの
昨日走った小佐渡の湾が見渡せました
★
ガタガタと走る下り道(路面がアレなので)
ああ、下り側から見える景色も綺麗だわ。上りの時は全然気づかなかったわ。
※ま、今日は晴れてて早い時間でもあるしね
「でも来るときと全く同じ道ってのは悔しいよな」とちょいショートカット。セロー向けの道を選んで走り国道350へ。後はまっすぐ港まで。
★
10:00、両津港付近。
「道の駅」の看板を見つけ寄ってみるが特に何もなかったので撤収っと。
へぇ「サドイチ」なんてやってるんだ。そりゃ自転車が多く走ってるわけだわ。
フェリー埠頭着。係りのおじさんに聞くとやはりバイク乗船は12時前辺りらしい。
予想通り時間はあるな、ならゆっくり土産を見るとしよう。
復路は4台目っと
★
埠頭付属の店舗街で土産の品定め。
酒を含め、佐渡島的土産がほぼ全部揃っていてありがたい限り。これもと~るさん情報のとおりだった(感謝)
それじゃ昼飯は茶屋へ入って軽くカレーでも……と頼んだら素敵なモノが出てきた。
よし、佐渡島最後の食事も大当たりだぞ!
おいしゅうございました
デザートには待合室で塩ミルクソフト。キャラメル的な味で美味い。
「佐渡の」って書かれてたら買っちゃうよね
★
予定通り乗船。出航は12:45というあたり。
んじゃまた新潟までよろしく
(往路と同じ便)
往路以上に混雑した二等船室に戸惑いながらも席をキープ。
さらば佐渡島。距離感判ったし、また来るからなあ。
★
新潟港着。下船は15時過ぎ。
市内は混雑していたけれど帰るだけなので慌てない。
気温は決して高くなく14度。だが着込んでいるし、むしろ快適と言えるかも。(というか慣れた:再)
高速へとIN
トンネルで越える新潟の山もその先の福島の山も、皆山頂に雪を被っている。
この様子だと佐渡島同様、昨日か一昨日かにひと降りあったのだろう。
100km/hで走る軽自動車をペースカーにして快適に走る。
いいもんね。気温が上がらなくったって青空ならそれでいいもんね(再)
17時前、磐梯山PAで給油&休憩。ああ、山の白いエリア、往路より確実に大きくなってるわ。
ま、青空なら(略)
50km先の安積PAで早めの夕飯はカツカレー。(カレー連荘)
レストランを出ると夕闇が迫っていた。西の空に細い月が綺麗だ。
この先さらに冷え込むだろうから、出発する前にネックカバーを着けるとしよう。
さすがに行きよりは混雑している東北道をおりゃおりゃと走り、帰宅は20時前となる。
恒例の自宅前給油は今日は省略(明日洗車の後に行く)
「さぁ!とにかく風呂沸かさなきゃ!」
★
■今日の走行距離:320km 給油回数:1回
■今日の教訓:250ccだと新潟往復もさほど苦じゃないわ
★
今日のルート
(佐渡島のみ)
★
<総括>
■とりまとめ
……というわけで、今回も無事、無事故無検挙無転倒で帰ってくることができましたとさ(ぱちぱち)
初めて行った佐渡島はとにかく「寒かった!」(をい)
いや、マジに気温は読み違いました。
普段「迷ったら寒い方に合わせる!暑かったら脱げばいいが寒かったらどうにもならない!」とか偉そうな事言っててすいません。
出発前準備の最後で「さすがにこれはいらないだろうけど」と荷物に追加したシャツが無かったらいったいどんな事になっていたのやら。(ブルブル)
ともあれ、楽しい旅ではありました。
佐渡島は観光地ですが、バイク乗りなら(そして天気さえ良ければ)何処へも寄らずただ海沿いを走るだけでも充分に楽めると思います。
※ま、観光もすべきですけどね
今回俺は海沿いに宿をとりましたが、街中に泊まってぶらぶら歩くのも楽しいかも。
セロー的には、行けなかった林道が多数。
特に大佐渡にはたっぷりありそうなので、それ目的でテント持って行き、ベースキャンプ作って回るのも面白そうです。
あとは……そうですね……「もう少し宿とフェリーが安ければなあ」(コラ)
また行くっちゃ!
★
■4日間の総走行距離:1,010km(うち佐渡島で450km) 総給油回数:4回(自宅前給油なし)
■今回の教訓:次は暖かい時期に出かけよう!(自業自得)
★
今回のルート
(佐渡島のみ)
★
■ ご注意 ■
ツーリングレポート中の数値・金額・時間・時刻等の表記は、特に記載のない限りツーリング当時のものであり、現在とは異なる可能性があります。
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