■ツーリングレポート SEROW250 北海道

 

2024北海道ツーリング、さぁどうする?記、の2

2024北海道ツーリング、さぁどうする?記、の2
定番の観光地ってのも侮れませんよ

 


<2024年8月11日>

天気予報は全く不明

 5時起き、6時発。

 外には深い霧が立ちこめていた。「霧は晴れる前兆なのでヨシ!」(そうか?)

 気温は20度くらいだろうか、ジャケットのベンチレーションは全部閉鎖する。

霧の朝
なンにも見えませんね

 「さて、それでは本格的に行くぞ北海道!」と東へ走る。

 ルートは山越え。くねくねと曲がる道をパタパタ走るうち、ゆっくりと霧が晴れてきた。
 「そうそう、そう来なくちゃねぇ!」

 新夕張でセイコマに立ち寄り、朝飯のパンを食べる頃には空はすっかり青くなっていた。

コンビニ休憩
「晴れです!」(断言)

朝ごパン
「カスタークリーム」("ド"無し)に惹かれて買いました
(味は練乳風味、かな?)

 R274、樹海ロードは何度も通った道だけれど、相変わらずの森の深さに圧倒される。

 峠の頂上には名前の掘られた石碑が。へぇ、こんなの置いてあるの知らなかったわ。

樹海ロード
「石勝樹海ロード」

樹海ロードの碑
空はすっかり青くなり

沙流川沿い
沙流川沿いでもこのとおり

 青空と共に気温も上がってくる。ジャケットのベンチレーションは既に全開だ。

シートベルトするベアー
お久しぶりの「シートベルトするベアー」2024年の現在
施設が閉鎖されてこの先森に飲み込まれていくのかな……

 8:30am、日勝峠

 一旦上がった気温だが、峠の頂上まで上がるとさすがにまた下がってきた。

 空も怪しい雰囲気に。ガスも出て路肩には濡れた場所もある。ちょい前まで雨が降っていた雰囲気だ。

 展望台へと登り、見下ろす下界は晴れ……だよね?

日勝峠展望台
とりあえずお約束画像を

日勝峠から下界を
晴れている……はず

 道は下りへ。
 降りるにつれ、霧・雲は薄くなってくれた。

見晴らし台
降りる途中にこんな見晴らし台を見つけたり

 9時過ぎ、十勝清水で北海道初給油。

 もちろんホクレン、もちろん旗もゲットする。
 今年はステッカーもあるというのでもちろん購入する。

ホクレン旗&ステッカー
道東方面の旗&ステッカー

青空ちらり
雲は多いけれど青空も

 10時、ふと思いついて十勝牧場へ寄ってみる。

 お馴染みの白樺並木は既に相当数の観光客が。
 邪魔にならないようこっそりと(?)記念撮影。

十勝牧場白樺並木
人がいない時を狙って撮りました

 士幌町まで北上する。
 一度曇った空だがまた晴れてきた。ホント、今日はくるくる天気が変わるんだな。

 GoogleMap様に導かれるまま、十勝的風景を楽しみ、難解な看板に首をひねる。

十勝的風景
十勝的風景(かな?)

難解看板
日本語の理解力を試される看板

 11時、その(?)ナイタイ高原へと到着する。
 「やー、立派になったな、施設」

 初回訪れた時は普通の牧場、その次に来た時は工事中だった気がする。
 それがまぁ、お洒落な施設&駐車場に生まれ変わっていた。

ナイタイ高原
「ナイタイテラス」というお洒落名に

2008年のナイタイ高原
ちなみに2008年はこんな感じでした

ナイタイ高原
素敵な景色は変わりませんけどね

 画像にはあまり映っていないけれど、この時間なのに観光客も多数。駐車場には誘導員まで出ている。

 セローを停めて景色を眺め、せっかくなので施設内へ。

 これまたせっかくだからと早い昼飯にハンバーガー。お値段はさすがだったけれどなかなかに旨かった。

ハンバーガー
見た目はアレですが(再)おいしゅうございました
(多分反対側から撮るべきだった)

 Uターンして戻る途中、見覚えのある木に気づく。
 「これ、前来た時にツリーハウスになってた木だよなぁ」

元ツリーハウス?
確かね

2008年のツリーハウス
これが2008年のツリーハウス、同じ木ですよね?

十勝的画像2
とか言いながらまた十勝的風景を楽しみます

 R241を更に東へと走る。

 空は相変わらず雲が出たり晴れたりと忙しい。
 気温は服装にぴったりで気持ち良いけれど、さて、この先の天候やいかに。

 12時過ぎ、足寄でセイコマ休憩。
 ゆでとうもろこしが置いていなくてがっかりしたが、すぐ先の路肩に「とうもろこし」の幟を見つけた。

 ここは以前にも入ったことがあるお店のはず!と嬉々としてセローを乗り入れる。

とうもろこし
セイコマのも良いけれど、この手の店のも良い!

 茹でトウモロコシをぼりぼりと食う。

 眺める雨雲レーダーは……うーん、あまり芳しくない。東へ行くほどに雲が厚くなる感じなのだ。
 「ま、俺が心配したところで晴れるわけじゃなし」(達観)

 阿寒湖手前の峠道、とうとう雨がパラパラと落ちてきた。
 慌てて雨雲レーダーを再確認。「これはいかん、しばらく降るぞ」

じんわり濡れる
「靴もじんわり濡れたしな!」

 「あかーん!」(基本)と叫びながら合羽を着こむ。

 ところが、走り出すと雨が上がり陽が照りだした。あれ?早まったかな?と思ううちまた雨がさわさわと。
 レーダーの雨雲表示もぐるぐると入れ替わる。本当にきまぐれな天気だ。

街中に鹿
そして街中に鹿がいても驚かないのが北海道

 しばらく晴れと雨を繰り返していたけれど、やがてしっかりとした雨になってしまった。
 うむ、やっぱあそこで合羽着ておいて正解だったわ。

 14時半過ぎ、弟子屈で給油。

 どうやら雨はやみそうにない。「さぁどうする?」と悩む。

雨宿り
雨宿りなう

 今夜の宿はここからさほど遠くない。だがさすがにチェックインには早すぎる。
 といって、この雨の中屈斜路湖や摩周湖を回っても楽しくはない(はず)
 「なら久しぶりにあそこへ行ってみるか」

 2つの湖の真ん中を通って川湯温泉へ。硫黄山にはずいぶん前に行ったきりだから。

 川湯温泉/硫黄山。ここもまた新しくなっていた。
 200円を払って駐車場へ。駐車券は他の観光地と共通割引されるらしいけれど今回は略。

硫黄山
広い駐車場ですがさすがに車は少な目で

バイク駐車場
さすがにバイクも俺1台

 雨は降り続く。合羽&ヘルメット姿で硫黄山を見て回る。

硫黄山
お久しぶりですな

硫黄山
その名のとおりの硫黄(だよね?)がもこもこと

注意看板
この手の看板も国際的に

 土産物屋も新しいおしゃれ施設になっていた。(さすがにヘルメットは脱いで)土産を物色する。
 「ん~、何かスーベニール的なものは……やっぱステッカーが手頃か……」

 16時過ぎ、宿へチェックイン。

 実は、しばらく前から防水タイチブーツに浸水、中がびしょ濡れになっている。
 「そんなに激しい雨じゃなかったし、時間もさほどじゃないのにな。靴下経由じゃなさそうだから防水が切れたかな?」

 ブーツには宿主提供の新聞紙を突っ込んで放置。これが一番効くのでね(経験則)

<余談>
 更にスマホが充電不能になっていることに気づいて慌てたり。
 どうやらUSB端子に水が入ったらしい。防水スマホとはいえ雨の中での付け外しは禁物だったようだ。
 (じっくり乾燥させたら直りました)

 部屋に落ち着いたら天気予報をあちこちチェック。

 今、宿の外はさわさわとした細かい雨が降っている。そして相変わらずサイトによって予報が異なるけれど、どうやら明日は北海道の東と南(大雑把)が危ないらしい。

 明日、俺が狙うのはその東の知床だ。さて、空はどうなることやら。

今日の走行距離:410km 給油回数:2回
今日の教訓:予想外に距離走ってたわ

今日のルート

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