今日も行きますよ!
■二日目は湖…のはず…
これまた5:30起床、これまた予定よりはちょい遅れたかな?
そしてこれまた昨日たっぷりと飲み食いしたおかげか寝起きはすこぶる(略)
早めに出られるかな?と思っていたが出発は1時間後。いや、実はTVで朝から大泉洋の特番をやっていましてねぇ…
#ついつい魅入っちゃうものなぁ、凄いよなぁ…
さて、(ほぼ)中3日の今回の駆け足北海道ツーリング。中日の今日の予定なのだけれど…「あんまり決めてませ~ん」というのが本当のところ。
ここから北へは何度も行っているし、東へ行くには時間が足りない。
なのでUターンっぽくはなるけれど、ゆっくり南下して湖眺めて、旨いものが食えればそれでいいかなと思っている。さて、どうなることやら。
☆
おとなしく待っていたVMAXに荷物を積み込んでアイドリング。うんと見上げる空はそこそこ上天気。よし、そうこなくては。
そして同じ時間帯に出発していく皆の衆。気をつけて行くんだぞ~
早朝(?)の小樽市内からR393へ。
南へ走る移動路と思っていたのに、これが素敵なワィンディングで驚いてしまう。
路面は良好、ヘアピンが連続。山の中を抜けていくので雰囲気も良い。
うりゃうりゃうりゃと走り、「うーん、俺が地元民だったらここ通っちゃうだろうなー」と頂上の駐車場で一息入れていたら、下からやんちゃな排気音が響いてきた。ああ、やっぱりそんな場所なのね(笑)
小樽市街が見下ろせます
空はじわじわと青くなり
その先は下って上ってのこれまた素敵なワィンディング。低速コーナーのあとに高速コーナーが繋がる流れは、日光の金精峠とよく似た雰囲気だ。
追いついたら
ペースを上げてくれた札幌ナンバーの4輪に引っ張ってもらう。
程よい緊張の続く丁度良いペース、でも4輪と2輪ではブレーキングポイントが違うので要注
意っと。
☆
その先の道はまたまた高度を上げての高速コーナー、これは同じ北海道の三国峠辺りに似た感じ。大排気量のバイクで吹っ飛んで走ると、「いや~、面白いぞぉ~」
大きく広がる森の向こうに見えてきたのは羊蹄山かな?
素敵なストレートの先は高速コーナー
羊蹄山…のはず
「うっは~、同じことしか言えねぇけど面白ぇ~!」と走る。
なんと朝から飲まず食わずで60km走ってしまった。まったく、二輪免許を取ったばかりの高校生か俺は。
#ふふふ、心は今でも16歳なのだよ(はぁと)
さすがに倶知安のセイコマで休憩。空は青く羊蹄山が綺麗に見える。
今日の朝ごはん
☆
街中で給油。「よーし、まずは羊蹄山一回りするか~」と走り出す。
そして信号待ちでふと道端に目をやると……え゛、なんですかこれは?
雪…ですね…
いくら北海道とはいえ、真夏の街角に雪というのは実にシュールな光景だった。
#この先に「雪だるま祭り」とかいう看板もあったからその関係かも。
☆
道道478を東へ。
前を走るトラック、山のように何を積んでいるのかと思ったら、なんとゴムボートだった。
ラフティング用かな?この辺りの綺麗な川でならきっと気持ち良いんだろうな。
こうやって運ぶんですねぇ
北側から眺める羊蹄山、「単独峰ってのはやっぱ綺麗だねぇ」と見入ってしまう。
そして今日もまたわき道探索を。
「VMAXでダートを走るのは問題ない。問題なのは行き止まりだった時のUターンなんだ!」
ちょい道東っぽい雰囲気も
幸いなことに先に広場がありまして
道の駅「名水の里京極」は指出しグローブを持っていないのでスルー。(意味難解)
道が南向きへと変わり道道97、「あれ?ちょい雲が出てきたな」
まぁでも雨とかの心配はゼロなのでキニシナイっと。
道道66でちょいルートを外して道の駅まっかりフラワーセンター。真狩村なので当然のように細川たかし一色に。
自販機でペットボトルのお茶を買って…「いらないいらない!」って散々文句言ったけど、あるなら使おうペットボトルケース。
展示中みたいです
立っている者は親でも使え(違)
R5合流。
南へ向かう道路には、昨日出発した「函館」の文字。「そうか、R5で真っ直ぐなら300kmも無いんだねぇ」
※ま、昨日は回り道が目的だったわけだから。
☆
道南を縦断するメジャールートにも関わらず、R5は快適に流れていた。
交通量はあるが結構なペース、途中からこれまた地元ナンバーのバンに引っ張ってもらう。リスクなしに1.5IS(IppanSeigen:意訳)で走れるのだから万々歳だ。
別れ際にバ
ンのおっちゃんに手を振ってみる。「ありがとなー、あと途中でバカな追い越しかけたバイクが3、4台いたけどゴメンなー」
#あれ以上のペースでメジャー国道を走らなければならない理由が思いつかない。きっと家族が危篤とかだったんだろう、うんうん…
☆
10:30長万部駅。
特に目的はなくまったりと休憩する。水道でシールドを洗って、そうそう、ツイッターで「おしゃ、まんべ」とつぶやきを…(←目的)
「うちのメンツ(誰?)なら注釈つけなくてもわかるよな?」と出発。R37沿いで給油、その後海岸沿いを東へと向かう。
「さーて、ここから湖連荘で行くぞ~」
その先、空がいきなり暗くなってまさかと心配したが、峠を越えたらまた晴れた。
「驚かせるなよー、でもこの先は雲が広がってるっぽいんだよな…」
☆
道の駅とようら。
トイレだけのつもりが、売店のホタテ飯が旨そうでつい買ってしまう。
この時間に炭水化物取っちゃだめだよなー、でも旨いなー(←しっかりしたホタテ味でした)
「噴火湾食品」って凄いネーミングですね
12時過ぎ、洞爺湖。
残念な事に湖へ向かう峠に入った辺りから雲が厚くなってしまった。気温もぐっと下がって21、2度、ジャケットのベンチレーションはもちろん全閉となる。
見晴らしを期待して水際を走る道道578ではなくR230を選んだというのに、有名なサイロ展望台でも眺望は今ひとつ。「う~む残念」
楽しみにしてたんですが
ま、仕方ないでしょう
土産物屋をふらふらして、アイヌ小物を買ってみる。
出店のお姉さんが愛想よくてしばし立ち話。「そう、北海道へは結構来てるんだけどこの辺りへはなかなかねぇ…」
☆
洞爺湖をぐるり1周してR453。
支笏湖の手前、さぁ給油給油とGSへ入ると、「すいません、うちはハイオク置いてないんですよ」
ありゃ、そうでしたか。まぁレギュラーでも問題なく走りはするんですけどね。
※試したことないけど、レギュラー用の燃料マップくらい用意されてるよね?→VMAXのECU
さてどうするかなーと悩みながら、失礼とは知りつつ「お隣のGSってどこですか?」と聞いてみる。ああ、やっぱり苫小牧まで無いんですか。
今の走行距離は110km。苫小牧まで50kmくらい。この先下りメインだから燃費は悪くないはず。
「お手間を取らせてすいませんでした」とそのままGSを出る。んじゃここから低燃費走行と行きますか。まぁいざとなればバッグの中には「命の1L」(予備ガソリン缶)も入っているわけだから。
☆
ガスも少ないし、天気も今ひとつだし、真っ直ぐに苫小牧…へは向かわずに、途中の道の駅フォーレスト276付属のきのこ王国で昼食。
この前来た時はもろこしだけだったから、今回はしっかり食べなくては。
名物オブジェの横に停めたりとか
きのこカニ飯とかきのこ汁とか
結構な混雑の店内で食事。味はもう上の画像を見たそのままだ。
ご飯はついカニ入りにしてしまったけど、ここなら全部山のものの方が面白いかも。
膨れた腹を抱えて、さーて雲晴れないし支笏湖どうするかなーとVMAXのところへ戻ったところでナンシーをゲットする。
「え~っと1700ccで300kgちょいです。いえ、バックギアは付いてませんよ…」
☆
14:00、VMAX発進…した直後「苔の洞門」なる看板を見つけて寄ってみる。
せっかく立ち寄ったのだけれど洞窟は崩落とかで入れなさそう、そしてそもそもそこまで15分ほど歩く必要があるらしい。「う~、面白そうだけど今回はパスするか」
そして駐車係のオヤジさんにエアインテークを指さされ「これ、何?」と聞かれてしまう。「え~、ここから空気がですねぇ…」
#なんて名づけようか?この手のナンシーは。
施設は新しくて綺麗でしたよ
☆
「せっかくだから支笏湖の湖面だけでも見ていくか」と看板に従って走っていたら、道がダートに変わってしまった。
ああ、思い出した。ここセローでも走ったわ。そして確かショートカットするだけでまた国道に戻るんだよな。
ま、これだけフラットで広ければ無問題
そして走行距離がシンメトリーに
(33333kmは忘れたそうだしと思っていたらやっぱり撮り忘れました←帰りの高速)
支笏湖を離れればあとは苫小牧まで一直線。
市街地で給油の際の走行距離は予想通りの170km弱、そして給油量はなんとリザーブ不要の10L。うん、やっぱ意識して低燃費走行すると燃費上がるよな。
ハイオクガソリンを入れ終えてほっと一息。
さーて、これでなんとなく考えていた今日のルートは一通り回り終えた。曇り空も変わらないし、このまま宿へ向かうとしますかね。
☆
道道259を東へ。片側4車線もある海岸の工場地帯を走っている最中パラっと雨が降ってきて驚かされる。
おいおい頼むぞ、ここまで来て雨とか降るんじゃないぞ。
R235から日高自動車道へ。ここは高速道路規格の一般道だ。
幸いなことに雨が降ることは無かったが、深めの霧が出てきてしまう。
「ええい!わずらわしいわっ!」と交通量が少ないのをいいことにやんちゃ走行を開始。うっはー、公にできないスピードで走っているとジャンピングスポットがぁっ!(自業自得)
いつの間にか先へと伸びていた日高道に驚きながら、終点の日高門別で国道へと降りる。
☆
今日の宿は牧場の中。
牧草地帯をゆっくり走っていくと、道を挟んだ左右で馬が会話中だった。え~っとお話中すいません、真ん中通らせてもらっていいですかね?
ご歓談中のところ申し訳ありません
宿到着。部屋に荷物を置いたら、さて、まだ時間も早いし近所を散策に出かけますか。
こちらではご家族ご一同様がおくつろぎ中
海岸線を東へ。
天気はまた回復してきた。霧も晴れて綺麗な夕日。「あ~でも海は波が高いなぁ…」
ついつい海岸線へ降りてしまうんですよね
シャッタースピードってのも勉強しないと
海辺でぼーっとした後、宿へ戻る前に給油。
もちろん明日朝でも良いのだけれど、何時になるかわからない出発時間にこのGSが開いているとは限らない。
それに「迷ったら給油する」ってのは先代現行問わずVMAX乗りのポリシーでもあるのだよ。
宿では管理人のおばさんはじめ皆明るく、実に楽しく過ごすことができた。
夜は夜でちょい飲みながら、今回が初北海道というシェルパの女の子にあれこれ指南。
「シェルパが雨の中で止まるのは仕様なんだよぅ~」とか、酔っ払ったおっさんはこれだから嫌なんだよ!(←そうそう)
■本日の走行距離:430km
■本日の教訓:全面晴れとはいかなかったけど、ま、贅沢は敵ですよ。
■ ご注意 ■
ツーリングレポート中の数値・金額・時間・時刻等の表記は、特に記載のない限りツーリング当時のものであり、現在とは異なる可能性があります。
☆
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