■ツーリングレポート VMAX1700 北海道

 

2012 北海道ツーリング 初物狙い記

<3>


今日はツーリングレポートではなく観光レポになります!

 

 

garage Ak!rA

 

<2012年8月13日(月)>

三日目は…どうしましょうか?

 朝5時過ぎに目が覚める。
 そぉっと荷物をまとめて出発の準備。着替えてよぉしと外へ出たら…「降ってんじゃん!雨降ってんじゃんっ!」

 いや、覚悟はしていたのだ。
 昨日の夜の天気予報から「明日は雨!北海道はどこへ行っても雨!」だったからだ。

 それでも「時間帯によって~」とか「朝早いうちなら~」とかの希望的観測を捨てきれず早起きしてみたのだけれど、ま、降ってるものは仕方が無い。出発はもう少し待つとしよう。

 「そうだよなー、今日はあの人達(後述)と落ち合うんだものなー、雨でも仕方ないよなー」(←謎…じゃない)

 宿のおばさんが出してくれたコーヒーを飲みながら、起き出して来た同宿の皆と世間話。
 「オン車で初北海道ならまずは道東に~」とか、知ったかぶりのおっさんはこれだから嫌なんだよ!(←そうそう2)

 「いいんだよ、ゆっくりしてきな」という言葉に甘えて、出発は10時半になってしまう。

 雨は降ったり止んだりだが、もちろん雨具は完全装備。ブーツカバーも忘れずにっと。

 お世話になりましたと宿を出る。
 「いや、楽しい夜をありがとうございました。きっとまた寄らせてもらうと思いますので宜しくです。」

 国道へ出てセイコマで軽く行動食を摂る。そしてヘルメットが手提げ代わりになるのを新発見。

 
雨はこんな降り具合で


結構便利です

 ☆

 昨日と同じ日高道に乗って一路札幌を目指す。
 この雨だし、出発も遅らせたし、今日は一気に泊まるホテルまで行ってしまって、あとは歩きで遊ぶとしよう。


 日高道→道央自動車道。

 豪雨ではないが雨は止まず。「今日はきっちり仕事しますぜ~」な降り具合(なんじゃそりゃ?)だ。

 もちろん雨は嫌なのだけれど、完全装備を決めて宿へ向かうだけと割り切れば、いつもと違ったシチュエーションのツーリングといえないこともない。
 加速して減速して車線変更して。「あ~、やっぱタイヤ(ほぼ)新品ってのは万全だよな~」
 もちろん、ちょいやんちゃな走りをするとリアがずるずる逃げていくのでそれだけは注意っと。


 100kmちょい走って着いた札幌市内。札幌ICでは高速を降りられないとかでちょいとあたふた。
 そして給油を済ませた後、市内で迷う

 雨で太陽が見えないせいもあるのだろうけれど、俺の感覚と地図と実際の景色がどうにも噛みあわない。

 う~、北海道の町は道が直行するわかり易い造りが多く、札幌はその典型だというのに何故なのだろう。
 方向感覚には自身のある俺なのだけれど、時折この「何故かわからないけど妙に道に迷う町」に行き当たるんだよな。
 こういうのなんて言うんだっけ?「俺の墓の上を歩いている奴がいる」かな?(←違うと思う)


 なんとかホテルに着いたのは13時。
 さすがにこの時間からのチェックインは無理だったが、それでも屋根下のバイクを停め、荷物をロビーで預かってくれた。
 「うふ、融通の利くホテルってだぁいすき(はぁと)」


お疲れお疲れ

 ジャケット脱いで身軽になって、さて連絡をっと。

 今日はこのホテルで「あの人達」(先述)2人と待ち合わせ、夜に飯を食う約束をしてある。
 丁度札幌駅で買い物しているところらしいので行ってみることに。「う~、きっとまた恐ろしい量を買い込んでいるんだろうな…」


 初めて歩く札幌の街、街並みも人通りもさすがに北海道第一の都市だ。お初

 もちろん大通り公園も初めて。今更だけど、札幌大通りって南北じゃなく東西に走っているんだねぇ。
※この辺りの先入観の違いも道に迷う原因かな?


テレビ塔は東京タワーそっくりで


札幌駅はさすがの規模

 案の定、恐ろしい量の土産を宅配手続きしていた某氏連と落ち合う。

 んじゃまず昼飯をと寿司屋へ入って、夜に宴会が控えているから握りを軽く4、5カンだけ……え~、そこで小丼3つのセットとか食べてる人、夜どうするつもりなの?
※「だってお腹空いてるから」(←某氏談)


おいしゅうございました

 外へ出ると雨は上がっていた。

 せっかくなので、音に名高い「世界3大がっかり」の一つ、札幌時計台に寄ってみる。
 「いや、結構立派じゃん、全然がっかりじゃないじゃん!」


立派なものですよ


記念撮影は偉そうに

 ホテルへと戻り、正式にチェックインして、部屋に荷物を片付けて、新品に水漏れなし!と喜びながら雨具片付けて、風呂入ってやっぱこのホテル の風呂にもう~いって言ってしまう成分が入っていたかと呟いて、我慢できずに缶ビール1本だけあけて、TVで地元の番組つらつら眺めたら……さーサッポロビール園行くぞー

 そう、「次は絶対ビール呑んでやる!」と中指を突き上げたのが2006年、とうとうリベンジの時がやってきたのだ。


 連れだってタクシーでビール園へ。
 「え゛?こ、こんな立派な施設だったっけ…?」

 記憶の中ではビール醸造所に併設されたレストラン的なイメージだったのだけれど、目の前に聳えるのはレストランというよりテーマパーク。そして人の混雑もテーマパーク並みだった。


次から次へとタクシーが


待っている人だけで大混雑

 「マイケルジャクソンの3D映画でも上映しているんじゃぁ?」と驚きながら、待ち合わせていた3名と合流。
 総勢6人で飲み放題ジンギスカン開始。おらおらビールもってこ~い!お初


巨大上下フロアが満員とか


ま、始めてしまえばこっちのもの


さすがのジンギスカン


ビールはもちろんサッポロクラシック
オーダーミスだろうがなんだろうが来たものは全部飲んでやる~

 「飲んだぞー、それはもう飲んだぞー」

 いい大人連中がふらふらしながらレストランを出る。
 酔った勢いで(?)土産物屋でサッポロビールのマークが入ったTシャツを買ってみる。「よ~ひ、これはこのなつのろーてーしょんにくみこむほー」(酔)

 ホテルの部屋へ戻ると共に爆睡。ん~、もう呑めないよぉ……zzz


本日の走行距離:120km 
本日の教訓:ツーリングじゃなく札幌観光になったけど、これはこれで至極満足!

 

 

 

■ ご注意 ■
 ツーリングレポート中の数値・金額・時間・時刻等の表記は、特に記載のない限りツーリング当時のものであり、現在とは異なる可能性があります。

 

ツーリング紀行へ戻る ツーリング紀行へ戻る