■ツーリングレポート Z125 沖縄

 

2025北海道、初の7月道北ツーリング記、の1

2025北海道、初の7月道北ツーリング記、の1
TOPシーズンではない北海道!

 


ずっとお盆休みにでしたから

 公私共に大きな変化のあった2025年(もしくは2024年)

 それはもういろいろとあったのだけれど、結果的に今年は7月に休暇がとれた。
 「ならば行くか、初めて7月の北海道へ!

 北海道へは8月、それもトップシーズンのお盆にしか出かけた事がない。
 これはこれで(お祭り的で)楽しいのだけれど、どこもかしこも混雑極まりないのもまた事実。

 「北海道は7月が良いよ」とは良く聞く話だ。

 季節・気温的な事もあるだろうし、食べ物・採れるものや咲く花等もお盆とはまた違うのだそう。
 「そうか、花か。ならまた礼文島に渡って林道脇の花を愛でるのも良さそうだな」

 有給は7月の3連休がらみ。
 「さすがに混むかな?」と心配した行きのフェリー予約は、最初キャンセル待ちになったけれど無事に取ることができた。
 平日となる帰りの分はもちろんまったくノープレブレム。うむ、7月万歳。

 悩まされたのは天候だ。

 関東は梅雨があけ、ここ数年恒例となってしまった晴天/猛暑が始まっているのだけれど、北海道の天気予報はどうにもぱっとしない。

 予定の前週までは大雨続き。3連休にはどうやら上がるらしいけれど、曇り/雨と予報がくるくると変わる。いずれにせよカラっと晴れる予報ではない

 「ま、俺が心配したところで天気が変わる訳じゃなし」(達観)

<2025年7月19日(土)>

出発しましょう

 当日、4時起床。

 既に日は上っているけれど、見上げる空には厚い雲。太陽を観る事はできない。
 まぁ新潟のフェリーふ頭まではこのくらいの天気の方が走り易いのだけれど(気温的な意味で)

 ともあれ、昨夜は9時に床についたので体調万全。そしてモンスターエナジーでブーストアップ。

モンスターエナジー
普段飲まないからこそ、いざと行く時に効くわけですよ

気温22度
気温は割と控えめです

 セローはもちろん準備万端。

 今回は先日手に入れたサイドバッグサポート(右側のみ)を装着し、いつものロングツーリング仕様に右側ツアーシェルケースを加え、両側装備としてある。

 左には、去年の北海道ツーリング同様「使うかもしれないけど使いたくないもの」一式を。
 右には、当面使わない後半用の着替え他。

 これだとメインボックスは半分以上空くことになる。
 使い勝手(出し入れ)も良いし、土産スペースに困る事もなくなるだろう。

セローフル装備
車幅はさすがに広くなりました

 暖機時間を使って体を伸ばし、出発したのは5時ちょい過ぎだ。

 いつものルートで東北道へと上がり、長距離トラックをペースメーカーに、これまたこれまたいつもどおり100km/hプラスマイナスで巡行する。

 気温はガレージの温度計と同じ22~23度
 いつもの服装、速乾Tシャツにパーカー(ベンチ半開け)&ジーンズで丁度良い温度ではあるのだけれど、なぜか湿気が物凄い
 じんわりしっとりしてくるウエア・ヘルメットに閉口しながら走る。

 高速道路を走る車は意外に多くなかった。
 ごくごく快適に流れている。3連休の初日の朝だからもっと混雑するかと思っていたのだけれど。

 郡山JC。ここまで引っ張ってくれた札幌ナンバーのトラックに手を振り、俺は磐越道へ。

 気温は変わらずほぼ一定、厚い雲もまた同じ。
 「温度は良いけど湿気がなぁ……」と走っていたが、連続するトンネルを抜けて猪苗代湖まで出たらカラっと晴れてしまった

 先ほどまでのジメジメが嘘のよう、心地良いカラカラな風が吹く。
 「ホント、山越えで天候が大きく変わるってのはバイクツーリングあるあるだよなぁ……」(しみじみ)

 7時、磐梯山SAで休憩。
 出がけにしっかり食べてきたのでここではコーヒーのみだ。

磐梯山SA
すっかり晴れです!

 磐越道西行き続行。
 混雑は相変わらずさほどでなし。1車線区間では追いついてくる4輪に道を譲る。

 新潟との県境を越えると気温が上がってきた。時間的なものか、それとも天気予報で言っていたフェーン現象の影響でもあるのだろうか。

 「いずれにせよ関東より新潟の方が暑いってのは納得できん!」と憤りながら(?)走っていると、ポっとリザーブランプが点いた
 あれ?まだ270kmしか走ってないんだけど?

 「しかも(タイヤ:AX41のせいで)ハッピーメーター(速度が高め・距離も長めに出る)のはずなのに?」と首をひねりながら新潟中央ICで高速を降りる。
 いずれにせよ給油はするので慌てる必要はまったくない。

 9時に市内で給油。
 燃費は38km/Lとやはり悪いかった。「しかもハッピーメーターのはずなのに……」(再)

 高速道路でセローの燃費が悪化するのは恒例だけれど、いくらなんでもこれは悪すぎる。街中/林道では50km/Lに近い数値が出るタイヤなのだ。

 今日の重量か、それとも空気抵抗の影響かな?でも右にサイドバッグ追加したくらいじゃ変わらんよなぁ……(継続調査)

 9:20am、コンビニであれこれお買い物。
 フェリーの出航は12時だ。1時間半前乗船としてもまだまだ早いけれど、気温もぐんぐん上がってきたし、埠頭へ行ってしまおうか。

 埠頭付近では対向してくるバイクが多かった。丁度フェリーが着いた時間だったのかも。
 「昨日まで北海道は大雨だったんだよなぁ……皆お疲れ様」

 埠頭到着。やはりフェリーは到着済みだった。

フェリーあざれあ
現地までよろしく

新日本海フェリー
空はすっかり夏模様

 WEBで手続き(e乗船券)を済ませているので埠頭ですることはない。

 時間があるしと付属の食堂で早めの昼飯(もしくは遅めの朝食)は生姜焼き。
 「そう、こういうのでいいんだよ」(五郎)

生姜焼き定食
暑いので食後にアイスコーヒーを追加しました

 10:35、二輪車乗船開始。

 意外にバイクは多かった。高速道路の混み具合を見るに人出はさほどではないように思っていたのだけれど。
#まぁフェリーも満席だしね

空席無し
空席無し

バイク乗船待ち
バイク多数

 フェリーの中ではいつもどおり。

 サッポロクラシックをやっつけて、露天風呂を楽しんで。
 「フェリーの露天風呂が気持ちいいのは、ずっと風が吹きつけてるからかもなぁ……」

 さてこの先、北海道の状況やいかに!

サッポロクラシック
「ま、俺が心配したところで天気が変わる訳じゃなし」(再)

本日の走行距離:300km(但しハッピーメーター) 給油回数:1回
本日の教訓:リザーブランプが点いてもさほど心配せず済むセロー万歳

TOP TOP   NEXT NEXT  

 

 

ツーリング紀行へ戻る ツーリング紀行へ戻る