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お待ちかねです
■今年も楽しみにしていました
VMAXのエンジン始動は予定どおり朝6時過ぎ。
「よーし!行っくぞー!」と意気込んで自宅を出たのだけれど……ね。
サイドバッグを使うほどの荷物量ではないんですが、結果的に正解でした
今日は恒例、ヤマハ主催のVMAXオーナーズミーティング。(VMAX1700国内仕様限定のイベント)
毎回楽しみにしているこのイベント、今回の会場は長野県の八ヶ岳付近。
栃木県から出かける場合、ルートは北回り(北関東道→佐久から南下)と南回り(東京→中央道)といろいろ考えられる。
季節も距離も丁度良いし、今回はツーリングとしても楽しめるだろう。(気温的にはまだちょい暑いけど)
しかしまぁ、発売後7年も経つ単機種にこれだけのイベントを作ってくれるんだからありがたい話だよなあ。(しみじみ)
今回はこれまた恒例VOC(VMAX17オーナーズクラブ)のお泊り会を兼ねて出かけるのだけれど、心配なのはまたまた天候。全体的に雨模様なのと台風12号の影響でゲリラ的豪雨が予想されている。
「でもま、降る時は降るし、降らない時は降らないものさ。」(最近は達観)
その心配をよそに朝から晴天が広がってました
★
予想外の晴天にうきうきと走ったものの、最初の信号で違和感。「あれ?ウインカーが点かない…」
左右ウインカーが完全沈黙。ハザードも同様。
ウインカーポジションは光っているから断線とかではない。
「あー、なんか面倒臭そうなトラブルだぞ!しかもよりによって出発したての今かよっ!」
直前に何かやったっけ?と考えながらガレージへと戻る。
特別な整備はしていないはず。北海道へ向かうセローにETCを移動し、その後戻した程度だ。「でもあの辺りが影響するとは考えられないんだよな」
・ガレージでサイドカバーを開け、違うだろうとは思いつつSIGNALのヒューズをチェック、異常なし。
・壊れてるならここ、とICウインカーリレーのコネクタを確認して抜き差し。特に緩んでいたような様子もなし。
他に考えられる原因は?とか呟きながら再チェックすると、「あ、復活したわ」(ウインカーもハザードもね)
「結局原因不明か…まぁ状況的に配線やスイッチじゃなくリレー周りなのは間違いなさそうなんだけど。」
それにしても朝一からのトラブル発生。今回のツーリングにはちょい不安が沸き起こる。(そうそう)
★
30分を無駄にして再出発。
北関東道から東北道、また北関東道から上信越道。
どうやら天気は持ちそうだ。なら行きはワィンディングが楽しめる(はずの)北回りで行くとしよう。
アップダウンの続く高速道路を気持ち良く走っていたら「雨だよ」の掲示板が現れてびっくりする。
そういえば路肩もちょい濡れているような?でもまぁ今降ってくる気配は無いので心配なし。
いつもより早く点いたリザーブランプにどきどきしながら横川SAに入ったのが8時過ぎ。
二輪車駐車場はそこそこの混雑。うん、いい季節の土曜日だからねぇ。
雲は多いですけどね
さすがに朝から釜飯は無理なのでサンドイッチ。あ、でもこれ凄い食べ応えがあるぞ。
パン屋一押し?のチキンカツサンド
★
給油後出発。
軽井沢付近の峠の頂上で霧に囲まれてびっくりしたがさほどではなし。その先から建設中の中部横断道(無料)へ入って佐久南で降りる。
山を降りたら霧は晴れ、天気は一気に回復した。青い空に安心して一休み。
「いやー山が凄い綺麗だわー」
雲はあるけど晴れは晴れ
★
それではと蓼科スカイラインへと入っていく。
ツーリングマップルにも記載されている峠道。くねくね具合が楽しいはずと上っていくが…「あれ?…こんな…道…なの?」
道幅はそこそこある、路面もそれほど悪くない、だが、なんというか「賑わい」がまったく無い。
どんな田舎道でも人が使っていればそれなりの雰囲気が出るものだが、ここにはまったくそれが感じられない。
今日もほぼ貸切状態で、自転車のヒルクライム組をほんの時たま追い越すくらい。
ところどころに「9/4(明日)はレースがあるので閉鎖箇所あります」の看板があったから、自転車はそのプレランとかなのだろう。
首をひねりながら山を登っていくと、また霧があらわれた。
今度は深い霧だ、視界が次第に白く染まっていく。
高台だから晴れていればきっと見晴らしが良いのだろうけれど、今はとにかく真っ白け。
通る車は相変わらず無く、ひたすら1台で走るのみ。
空いた峠道は大好物のはずの俺。だがどうにも落ち着かない。
一つには、地図で確認済みとはいえ「もしかして今は行き止まりなんじゃぁ?」な不安感。とにかく対向車がいないのだ。
時間的にもガソリン的にもここからUターンさせられるのはダメージが大きすぎる。
今日の会場を目的地にしてセットしてあるスマホのナビが、しきりに「戻れ戻れ」と促すのもとても気になるところだ。
もう一つは単純に、「走っていて楽しくない」
見通しが悪く通る車がないせいで、曲がるカーブの先に何が転がっているかわからないという物理的なものと、なんとなくモヤモヤする心理的なもの。
後者は何故だろう?天気(霧)のせいなのか、はたまた何かスピリチュア的なものなのか。(俺、そっち方面には疎いはずなんだがなー)
道は間違っていない…はず
ドコデスカ、ココハ
道はやがて怪しい別荘街へと入っていった。
それなりに立派な住宅の立つ区域なのに、何故かここにもまったく人影はなし。今は別荘で過ごすには良い季節だと思うのだけれど。
「林道大河原線」の標識を見つけて停まる。
ツーリングマップルで確認すると、やはり道に間違いはなさそうだ。
起点あるところ必ず終点あり
看板から先、これだけは広かった道幅が急に狭くなった。路面も荒れる。
まぁ林道なら仕方の無いことなだろう、でも「スカイライン」はいったいどこへ行ってしまったんだか。
★
「大河原峠」の看板の立つ広場に出る。おお、やっと人気が出てきたぞ。
駐車場代わり思われる広場には車が多数停車中。きっとトレッキングのベース地なのだろう。
突然の車群
やっと霧も薄くなって
そしてここでやっと気がついた。「あっ!そうか!蓼科スカイラインってあの時の道か!」
そう、それは14年前の話でしたとさ。
ルート設定をした時には、一度ここを通っていることなどすっかりと忘れていた。
あの時散々苦労しただけに、気づいていればルートに入れることはなかっただろう。
今日はあの時とは逆側からのルート、とすれば当時一番酷かったところは既に過ぎているはずだ。
ここまでの道も多少荒れてはいたけれど、記憶にある程ではない。さすがに補修はされていたようだ。
#まぁ14年経ってるからね。
今更ながら、自分の記憶力の欠如を嘆きながら出発する。
先に感じた「言い知れぬ不安」は、もしかすると無意識に過去の記憶を辿っていたのかも。
「こりゃぁアレだな。ドピーカン快晴の時にもう一度リベンジに来なきゃだな!」
★
ここからは下り。まだまだ細い道をゆっくりと降りていく。
半分ほど降りたあたりで道はまた広くなった。霧も晴れて太陽が顔を覗かせる。「ふ~」
白樺湖
なんとなく覚えのある景色にでる。
街道沿いの木が一部黄色くなっていたけれど、こういう木なのかそれとも紅葉が始まっているのだろうか。
さてどうでしょう?
★
蓼科高原付近は気持ちの良い道だった。
天気は更に良くなって、今や完全なる晴れ、そして暑い。
よーしよしよし
よー(略
この辺りでガソリンが心配になってくる。(蓼科スカイラインで予想外に手間取ったので)
オーナーズミーティング会場までは持ちそうだけれど、その後何があるかわからない。会場近くに給油所があると良いのだけれど。
★
会場到着は予定より1時間遅れの11時過ぎ。それでも後半かなり挽回したはず(?)だ。
入り口で記念撮影。笑顔が硬いのはいつもどおりっと。
この画像は後日専用サイトからダウンロードできるはず。あとでどこかで使えるかな?
当然のように到着済みの常連各位に遅れましてと挨拶する。
ええ、ちょっと変な道に入り込んじゃいましてねぇ…(入り込むも何も予定のルートだけど)
とうちゃ~く
今日の参加者は六十数台とのこと
受け付けましょう
受付時に貰ったスケジュールによれば、最初のイベントは12時からの食事会。
なら今のうちにガソリン入れてきますね。近くのスタンド教えてもらったし。(この判断は正解だった)
今年の記念品は折りたたみ傘
★
VMAXオーナズミーティング開始。
食事会はバイキング形式の焼肉。これは初めての形式だけど、好きなだけ肉を食えるのは嬉しい限り。
始まりますよ~
並ばねば
肉をとらねば
焼かねば
恒例のプレゼントはビンゴ大会で。
「俺はホントこの手の奴には縁がなくて…」とかボヤいていたら、今年はなんと大当たりしてしまった。
7年目にして初めてもらったプレゼントはなんと一番欲しかった奴。うん、こんな裏目なら大歓迎!
キレイどころからビンゴカードを頂いたのが勝因かと
食事後は撮影会やらなにやらを挟みながら過ごす。
オナミはイベントもだけれど、何も無い時間帯に皆でVMAX観ながらあれこれわいわいやるのも楽しいんだよねぇ。
楽しいんだ、こういう時が
恒例、撮影する側撮影
★
最後のイベントはちょいツーリング。
会場から20km程離れた場所へソフトクリームを食べに行こうという趣向だ。
大移動開始
ルートは一本道なのだけれど、台数が台数なので途中で分割されてしまう。
そして俺が付いていったチームは…「おーい、行き過ぎてるみたいですよー」
Uターンして目的地まで先導してみる。最後の曲がり角まで皆を送ったら、俺はちょっと戻って他チームの迷子車を拾っていくとしますかね。(そして2台回収)
全員の到着が完了したら綺麗な牧場で記念撮影。そして締めのソフトクリーム。
うん、さすがに旨いわ。俺にはちょい甘く感じられるんだけど、最近の流行りってこういう感じなのかな?
素敵な牧場でして
そりゃぁアイスも美味いわ
VMAXオーナーズミーティングはここで完全終了となる。
皆様お疲れ様でした、そして来年またよろしくね。
お疲れ様でした
(撮影:ヤマハ発動機)
★
さて、それではと今宵の宿へと向かう。
オナミ後の恒例、VOC(VMAX17オーナーズクラブ)のお泊り会の会場はこのすぐ近く。
今年はなんと、オナミ参加者の半数以上もの方が参加してくれて嬉しい限り。
バラバラと宿に到着。
荷物片付けて風呂入って、我慢できずに缶ビールぷしゅっと開けて。
夜はもちろん大宴会。二次会も含めて夜中の12時まで大騒ぎ。
例によって酔っ払って偉そうに語ってた記憶があるような無いような……でもキニシナイっと!
うん、まだまだ大人しいな、この頃は
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■ ご注意 ■
ツーリングレポート中の数値・金額・時間・時刻等の表記は、特に記載のない限りツーリング当時のものであり、現在とは異なる可能性があります。
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