■YAMAHA VMAX 1700 (VMX17) メンテナンス編

 

ウインカーポジションランプ適用記

ウインカーポジションランプ
満足満足……

 装着   インプレ NEW

 

 

garage Ak!rA

 

<2013年10月> 装着

ずっと欲しかったんですよ、コレ

 機能的に大好きで、先代V-MAXにも隼にも付けていたフロントウインカーのポジションランプ機能

 だがVMAXではLED化を優先したので諦め ていた。
 ポジションウインカーはW球にせよIC制御にせよ、通常電球でないと無理と思ってい たからだ。

 ところがまぁ、時代の流れというものは凄いものでして。

 何気に見ていたWEBサイトで、LED球対応のウインカーポジションキットな るものを見つけてしまう。
 もちろん四輪用なのだけれど…「VMAXにも使えるんじゃない?これ」

 12VのLED自体には四輪も二輪も関係なし、そしてさくっと買えた一番の理由は価格。これ、なんと2K円以下だったのだ。
 これなら失敗してもダメージは激小、それにいざとなったらうちの車に使ってもいいわけだし。

 「さくっと購入!さくっと到着!」(←怪傑ズバットが頭に浮かんだ人は自首するように)


コンパクトな造りです


この価格なのにちゃんとヒューズが付いていてびっくり

 この装置にはコントローラーが付いているのだけれど、隼のそれに比べてかなり小さかった。
 「う~ん、これならサイドカバーに収まるかな…」

 隼と異なりカウルの無いVMAXにはこの手の装置を収める場所が限られてい る。
 そして4輪用の装置だけに雨の当たるようなところに付けるわけにはいかない。(&見えるような場所 に付けるのはデザイン的に俺が許さない)
 ライトケース内に入れば良いのだろうけれどさすがにそれは無理だろう、ならサイドカバー内か?と考えていたのだ。

 実物あわせすると、右サイドカバー内になんとか収まりそうで一安心。
 となると次に問題なのは配線の長さだ。


 コントローラーから伸びる配線は6本。
 電源、アース、右ウインカー用2本、左ウインカー用2本。

 4輪用なので、用意されている線は比較的長い。
 エンジンルームへの設置を予想してか右用と左用で長さが異なる。短い方が100cmくらい、長い方は150cmくらいだろうか。

 余裕をみながら仮設置してみる。
 右サイドカバーからフレームに這わせてラジエターパイプ避けてキーシリンダーくぐってステム下からライトケース内部へ…
 「う~ん、長い方は届きそうだけど、短い方は完全に無理だなぁ…」


もちろんトップカバーとエアインテークを外してます

 ともあれ、配線さえ伸ばせば取り付けられそう、んじゃ本格的にやっつけるか。

■その1:線延長

 「長い方」(2本)にあわせて「短い方」(4本)を延長する。
 線を絡めて圧着端子(ギボシ加工)で接続、念のためハンダも流してから熱収縮カバーで絶縁する。
 忘れた頃に訳のわからない電装トラブルに悩まされるのはこりごりなので、この手のことはしつこいく らい念入りにやっておくのだ。

 伸ばした線は手元にあった赤黒線。なので線の先には元の色(黄色とか)のビニールテープを張っておこう、でないと配線の時に迷ってしまう事間違い なし。


何時になってもハンダ付けが上手くならなくてですねぇ

■その2:絶縁

 6本の配線は全部ライトケースまで引いていく。なのでまとめて黒の絶縁テープで巻いてし まう。
 こうすることで絶縁はもちろん、線がバラけることや、何より見た目がすっきりとするのだ。


そしてところどころタイラップで押さえたりとか

 ■その3:配線

 先にあわせたとおり、線を延ばしていく。
 熱を持ちそうな場所を避けて、なるべく目立たないように。そして純正のコード留めを うまく利用して…


あるものは有効活用しましょう

■その4:接続

 ライトケース内での接続は付属のマニュアルどおりに行う。

 電源はポジションランプから。アースもポジションランプを利用。
 そしてうちのVMAXは既にETCやらUSB電源やらをここから取っているので、付けたり外したり押したり引いたり(?)が必要になる。

 左右ウインカーは比較的簡単に。何故ならここはLED化の際に汎用ギボシに変更済みだっ たからだ。


大分混みあいましたがまだ判りやすい方、かな?

 あとは今更ながらの動作テスト。

 「ここまでやってからトラブルでたら配線ぶった切るぞ!」と脅したのが効いた のかどうか、きちんと動作して一安心。ふ~やれやれ。


 さて、と書いてみると作業は比較的順調に進んだように見えるのだけれど、外装の付け外し、線の加工等々、トータルでは4時間くらい掛かっていたり するのだ。
 「あ~、自分のバイクだからやるけど他人のだったら絶対こんな手間かけないぞ~」
#まぁ、だから自分でやるわけなのだけれどね。

 そういえばこの装置、減光機能が付いていて、ポジションの明るさを自分の好み に変更できる。

 それではと目視で半分くらいに減光。
 「よ~し、これはあとで実走してからまた調整しようっと」


そうだ、あとで中央のポジションランプもLEDに交換しなきゃ

※点滅時の状態等々、いずれ改めてレポートしましょうかね。

<2014年1月> インプレ

しばらく使ってみたところ

 でまぁ、3ヶ月ほど使ってみた感想なんぞを。

 結果的にはお気に入り。ウインカーポジションはやっぱり良い。信号待ちで前の車のリアウインドウに映るランプににやにやしてしまう。

 落とした光度だが、ガレージ内では充分だったが日中の屋外ではやや物足りなく感じる。
 だがまぁあまりピカピカしているよりは良いと思うので当分はこのまま使用するつもりだ。

 問題点もある。4輪用の為、動作時に反対側が点きっぱなしなのだ。
※右ウインカー点滅時に、右ウインカーはきちんと点滅(滅時に完全消灯)するのだけれど左側は点燈したまま。

 道路交通法的には?だけれど、車検には通らないはず。今後これをなんとか…は無理だろうなぁ…

 ともあれ現状で充分に満足。あとは耐久性がどれくらいあるか、今後観察する予定だ。

<余談>
 上の画像に「中央のランプもLEDに」と書いて後に実際に交換したのだけれど、青白いLEDは今ひとつ似合わず、結局ノーマルに戻したり。
 まぁヘッドランプがハロゲンでウインカーポジションも黄色のわけだから仕方なし。
 というわけで、うちのVMAXのランプ周りは黄色系で統一されることになりましたとさ。

<4年後の続きあります>



 

 

 

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