■YAMAHA VMAX 1700 (VMX17) メンテナンス編

 

サイドエンブレム調査記

サイドエンブレム
なんという名前で書くか悩みましたが、要するにこの三角形の部品です

 

 

garage Ak!rA

 

<2014年3月>

噂の検証

…というわけで、先頭画像の三角形のエンブレム(←ヤマハのパーツリスト上での名称が「エンブレム」なんです)

 見た目はただのプレート。

 単なる飾りにも思えるのだけれど、実はこれには隠れた機能があるとか無いとか。
 ならば一度外して見てみよう、これを市販パーツに換える人の参考にもなるだろうし。

 3本のボルトはトルクスのT-30だった。普通のヘキサボルトではないので要注意。

 そしてネジロック付き。
 かなり固いので、外すにはきちんとした工具と浸透潤滑剤が必要だと思う。

 そしてそして、ボルトを3本外してもプレートは剥がれてこない。

 どうやら何かでこじって抜く必要がありそう。俺は自転車のパンク修理用のタイヤレバー(プラスチック)を使ってみた。
 マイナスドライバーでも良いとは思うのだけれど、金属だとフレーム側に傷が付く可能性もあるだろう。

 そっくり引っこ抜いて、プレートが剥がれてこなかった理由は…これだ!


こんなレバーで抉りました


あけてびっくり

 裏にくっついていたのはゴム(スポンジ?)の筒。プレートとは薄く接着もされている。
 これが穴にぴったりはまっていたから剥がれなかったのだ。

 この筒がある理由は「消音」とのこと。(ソースは秘す)

 エンジンとか排気とかの音量がこれで結構変わるらしい。
 いやこのバイク、音を下げるためにホントあちこちで頑張っているんだよねぇ…

 先のとおり、プレートを市販品に変える人も多いと思うのだけれど、個人的にはこのゴムも残して欲しいなあと思ったり。
 メーカーがせっかくここまで作りこんでくれているわけだしね。


穴からは噂の「フレーム充填樹脂」も確認できます



 

 

 

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