■お初にお目にかかります
先日の餃子オフ中、ツーリングも終盤、あとは宇都宮への帰還モードの時。
突然、VMAXのオイル警告灯が明々と灯る。
警告灯はコレ、トップ画像の方が判りやすいですね
これまで見たことのない赤い警告灯だったので正直びっくり。
とりあえず路肩に車両を停めてエンジン止めて、深呼吸を3、4回してから再始動したけれど状況変わらず。
オイル警告灯が点く理由はオイル量不足か油圧低下のはず。
でもオイル量はこの前確認したし、もちろんオイル漏れなんか無し。思い当たる節がまったくない。
「それともABS灯みたいに他の要素でも点く仕様なんだっけ?」とか考えながらゆっくり走って。
※黄色いABS灯は電圧低下等の場合でも点灯する
本来、オイル警告灯が点くのはよほどの状況なので自走するのは極力避けるべきなのだけれど、マスツーリングの途中、それも山の中ではそう贅沢は言っていられないのだ。
「そういえば先代1200は、急加速するとオイル警告灯が点灯するのが標準仕様だったよなぁ……」(←オイルが片寄るので)
※後に確認したマニュアルでは「オイル警告灯はオイル量が減ると点灯、点灯したのに減ってなかったらショップへGO!」だったので、トラブルの原因はやはりオイル関係に限定の様子。
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ツーリングの次の休憩場所。
何度エンジンを掛けなおしても同じ状態なので、オフ参加者のsalmonさんにオイル(20W-50の硬め)を頂き100ccほど補充する。
※エンジンオイル持参なのはさすがハーレー乗り。
これでどうだ?とエンジンを掛けると……よし、警告灯は無事に消えましたっと。
その後念のため再確認したのだけれど、オイル量は(補充した100cc分を考慮しても)減ってはおらず適量。とすると原因は油圧だったのだろうか?
その後、自宅へ戻るまで警告灯の点灯は無し。VMAXの走り(エンジン)にも通常と変わるところは感じられなかった。
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翌日、ガレージのVMAXを眺めながらさてと考えて。
オイル量は正常、疑われるのは油圧。
油圧の場合は、オイル経路の詰まりやオイルの劣化(粘度?)等々が考えられる。
そして警告灯には結構高いゲタ(比喩)が履かせてあるはず。先の通り相当悪化していないと点くことはないはずだ。
「多分違うだろうけど、オイルフィルターの詰まりでもこんな症状出るかもな、前回フィルター交換したの何時だったっけ?」とメンテノートをチェックして、恐ろしい事に気づいてしまう。
「この前オイル交換したの、8,000km前だ……」【驚】
普段4~5,000kmを目安にしているオイル交換。どうやらこの前のチェックの際に何かを勘違いしていたらしく、完全に2回分の距離を走ってしまっていたのだ。
「うわー、そりゃエンジンオイル汚れてるわ~、シャバシャバだわ~」
現象が出た日は猛暑日。山の上とはいえ炎天下の走行はさぞかしエンジンに熱を持ったことだろう。
そしてもう一つ、先日BLOGに書いたFUEL1
これを継続使用中。FUEL1自体にデメリットはないが「使用するとオイルが汚れがち」というのは結構知られた話でもある。
この影響もあったのかどうか……さて。
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ともあれいそいそとオイル交換。
出て来たオイルはなるほどシャバシャバだったけど、これまた今日も猛暑日なのでいつもと違うかどうかは判らず仕舞。
まぁオイルの劣化なんてのを素人が見て判断できるはずもないのだけれど。
交換完了。エンジン始動。 何も、問題は、無し。
今回はあえてオイルフィルターは交換しなかった。
もし原因が(オイル劣化とは別に)オイル経路・フィルターの詰まりであれば、粘度が上がった新品オイルの方が現象は出やすいはずだ。一応これをチェックしようと思う。
そしてしばらく走って問題がなかったら、できるだけ早くもう一度オイル&フィルター交換をしてやろう。今回の分はフラッシング代わりという事で。
というわけで、結局俺の整備不良が原因(と思われる)オイル警告灯点灯記。
ホントゴメンよVMAX、カムとか齧ってなけりゃいいけどなぁ……
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■大丈夫だった……かな?
2週間後。
オイルを交換したVMAXで150kmほどテスト走行。
道中いろいろ試したけれど、やはり警告灯が点くことはなかった。
「ふぅむ、ってことはやっぱシャバシャバオイルが原因だったのかな?」
ともあれ、約束通りもう一度改めてオイル交換をしてやろう。
今回はフィルターも新品に。
そしてお詫びの意味を込めて、ちょいとお高いヤマハ純正のフィルターを奢ってみる。
#純正品使うのは新車時のサービスパック以来かもなぁ……
2個買うと送料が割引に(貧乏性)
気温35度下なのでサーキュレーターをがんがん回しました
よし、これで不安材料は無くなった。お盆休みも安心して走れるぞ。
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