■ツーリングレポート SEROW250 北海道

 

2022北海道ツーリング・もしズレてたら!記、の6

2022北海道ツーリング・もしズレてたら!記、の6
青い海万歳

 

 

garage Ak!rA

 

<2022年8月12日>

いよいよ最終日

 朝、5時半起床ではあるけれど、昨夜は早々に寝たのでたっぷり8時間の睡眠がとれている。酔っぱらい万歳(をい)

 さて、早起きはしたものの、昨日同様早出をするつもりはない。

 今日は今回の北海道ツーリングの現地最終日、そしてこの宿にほど近い小樽港からフェリーが出るのは17時。

 16時辺りまで走れるはずだけれど、中途半端な時間だしルートはUターンになる。そして何より、事前の天気予報が「雨雨、どちらにしてもこの日は雨!」だったのだ。

 だから予定は入れていなかった。「雨ならホテルでまったりと、もしくは傘をさして街歩き。降らなくとも軽く近場を回るだけ」のつもりだったのだ。

 TVのニュースによれば、予報のとおり現在の道南・函館辺りに大雨が降っている。
 雨雲レーダーにも凄い色が出ていて、所によっては避難指示まで出ている様子。
 だが、今のところ小樽付近に雨マークは無い。この先どうなるかは風向き次第のようだが、雨雲の位置がちょいズレたらここも函館同様酷い状態になるのは間違いなかった。

 6時半、歩いてホテルを出る。もちろん折り畳み傘も持って行く。

 小樽駅まで歩く途中、パラ雨が降り始める。うーむいよいよ降ってきたか、酷いことにならなきゃいいけどな。

小樽駅
小樽駅は初めて。待合室でいろいろ眺めてました

 7時過ぎ、駅そばの三角市場はお初の場所だ。

 以前バイクで寄ってはみたものの、駐車するところが見つからず諦めた覚えがある。そうか、バイクは駅の駐車場に停めればよかったのか。

 ここへ来たのは土産の調達の為、そしてもちろん朝飯もね。

三角市場
入口は小さいんですがそこそこの数の店舗が入ってます

 朝一番だからまだまだ……と油断していたら、中は既に結構な賑わいだった。

 わいわいと行き交う大勢の人々にちょいと慌て、一軒の飯屋さんに席をとる。
 そこもあっという間に満員になった。あと5分ズレていたら30分待ちになっていたに違いない。

 メニューも見ずに飛び込んだ店だったけれど、海産物メインのようでほっとする。
 メニュー上では丼物が目立ったが、あえて刺身定食を頼む。何故かといえば隅の席で地元らしい人がそれを頼んでいたから。

 そしてこれが正解だったわけで。
 刺身が旨いのはもちろん、付け合わせの類が飯泥棒。「ええい、これでは飯が足らんわ!」(喜)

刺身定食
おいしゅうございました

  げふーと店を出たらお土産を物色。
 「か・か・か・蟹が高いぃぃぃぃ~」(まぁご時世的に)

 そんな蟹を購入した店のお兄さんは大変に元気が良かった。「朝来て正解ですよ!昼には凄い騒ぎになっていて品物選んでる暇なんてありませんよ!」
 そうですよねぇ、雨模様の朝一からコレですものねぇ。

 傘を差してホテルへと戻り、ロビーでサービスのコーヒーを傾ける。

 ほうと外を眺め、あれれと空を眺め、天気ニュースを眺め、いそいそと荷物をまとめ。
 8:45am、セロー発進!

 どうしてこんなに早く出たか、予定どおりゆっくりしなかったのかというと……空が嘘みたいに晴れあがったからなのさ!

青空
いえ~い!(昭和)

 「まったく!朝の雲はどこへ行ったんだ!」とニヤニヤ憤りながら(?)セローを走らせる。

 どうやら天気は西から回復してきたらしい、ならその西にある積丹半島を見に行くとするか!

 まずはR5海岸線。脇道を見つけて入っていくと地元の人向けと思われる浜に出た。

 車が数台、海岸沿いにはテント多数。
 砂地にセローを停めて風に吹かれてみる。北の空は青いがまた雲が増えてきた、さてこの先はどうなるやら。

海岸沿い
この場所、実は砂が深くて危なくもあり

ローソク岩
その先、ローソク的な岩が見える辺りでは雲が減りました

 10時、島武意海岸(シマムイかいがん)

 西へ走るにつれ天気はぐんぐん良くなっていった。今や全面青空で、当然のように暑い。周囲はセミの声でいっぱいだ。

 駐車場にセローを停めてヘルメットを脱いで。「晴れたどー!」と拳を突き上げる。

 海岸へと出る為のトンネルは相変わらず狭いけれど、あれ?以前より少し大きくなってる?

島武意海岸
看板も増えたかな?

トンネル
海岸へのトンネル

2012年のトンネル
ちなみにこれが2012年
当時工事中ではあったけれど、今より大分狭くて低い感じ

 トンネルを「狭いよ暗いよ~」(面倒)と抜けると、「うわー、今日は凄いなこりゃ!」

 真っ青な海が目の前に広がった。これぞシャコタンブルー!

島武意海岸
真っ青な海と空が

シャコタンブルー
シャコタンブルー!(念押し)
(クリックすると大きな画像が出ます)

自撮り
いかんいかん、自撮りせねばいかん

 凄い凄いと眺める海。こんなに素敵なんだから本来は長い階段を下って海辺まで降りるべきなのでけれど今回はパス。
 一度行った(&へとへとになった)ことがあるし、今日は次もあるからね。

 その「次」、神威岬(かむいみさき)への到着は10:40という辺り。

 「ここも晴れてるぞー!暑いぞー!そして風が凄くて帽子が飛びそうだぞー!」

 脱いだジャケットをセローに積んで、さあ、歩くか!

カムイ岬
駐車場着

風に吹かれてしゃこたんブルー
風に吹かれてしゃこたんブルー(説明)

 神威岬の入口である「門」までの道は綺麗に整備されていた。階段もないし、ここまでなら車椅子でも来られそうだ。

 そしてカムイ岬には何度か来ているけれど、この門より先へは行ったことが無い。
 (天気の影響で)閉鎖されていたり(結構な距離なので)歩く気力が出なかったり。
 「だが今日は行くのだよ!この天気では行かないわけにはいかぬのだよ!」

女人禁制の門
入口(出口?)の門

女人禁制
「女人禁制の地」(今は平気)

神威岬門の先
いざ先端まで!

 えっほえっほと歩き出す。

 上の画像のとおり歩き始めは良い道なのだけれど、先は階段&狭くて足場も悪くなる。もちろんアップダウンもかなりのものだ。

 それでも今日のような晴天だと海も空も恐ろしく綺麗、歩くのが全く苦ではない。そこそこの数行き交う観光客も皆笑顔だ。

階段と橋
木製階段やら狭い橋やら

海
んでもこんな海が見えてたら笑うしかなく

先端方面
さああの灯台の先まではもうすぐ……でもないか

 「門から先端までは20分」の案内があったけれど、時間は丁度そのくらいだろう。

 灯台のたもとを抜けて先端へと到着。「うわー、今日は凄いなこりゃ!」(再)

神威岬灯台
白い灯台のその先には、

カムイ岬先端
シャコタンブルー!(叫)

自撮り
自・撮・り!自・撮・り!(記念)

全景
クリックすると大きな画像が出ます

 風は相変わらずごうごうと吹き付けている、太陽もまたぎらぎらと照り付けている。

 柵に身を預けて海を眺める。言葉は「凄いな」しか出てこない。

 入れ替わり立ち代わり来る観光客も相変わらず皆笑顔。唯一残念だったのは、ちょい高台に上がったお兄さんがカメラ片手に大声で「僕は今!神威岬に来ています!見てくださいこの景色!」とかやり始めたこと。ユーチューバーを否定はしないけれど、今の周りの雰囲気的にここはアフレコにすべきなんじゃなかろうか。

 凄い凄いとまたまた20分かけてセローまで戻り、持ってはいったものの強風で脱いでいた帽子をリア箱にしまい、代わりに取り出したペットボトルの茶をガブ飲みする。
 「ああ歩いた歩いた、でも行くところに行けて安心したわ」

 セローに跨って呆けていると、見ていたらしいBMW氏が声を掛けてきた。
 『キャリア大きいですね、良いですね』「ええ、小箱の中身は雨具だけですけどね」『なら今回活躍してますね』「いえ、(上着は)まだ一度も!」(喜)
※このBMW氏とは帰りのフェリーが同じで中でもう一度お会いした。

 話すうち、強い風に雲が流されてくる。
 あっという間に周囲は薄曇りになってしまった。危ない危ない、ちょいズレてたら先端であの青色を見られなかったかもしれないぞ。

 セロー発進。
 時刻はまだ12時前だ。どうしよう?フェリー埠頭へ帰るまであと4時間あるし、この天気だから積丹半島一周しちゃおうかな。

 R229を南下。
 相変わらず雲の流れが激しい、太陽が現れると海がきらきらと輝く。
 だがこう風が強いと初日同様、飛び交う潮でシールドが曇るのが難点だ。

 道の駅エイサイハラマスコイ「オスコイ!かもえない」へと入りシールドを洗う。
 入口にはなぜか進撃の巨人風オブジェ。

オスコイかもえない
真ん中の「!」を忘れないように!

流木オブジェ
流木アート「共に」
(後ろの張り紙から)

 南下継続、「日本海追分ソーランライン」と呼ばれている辺り。

 相変わらずの絶景が続く。そして北海道の海岸沿いでありがちな「塞がれた旧トンネル」が数多くある。きっといろいろ云われがあるに違いない。

 岩内で給油。

 満タンを決めてさて、というところで……チャリン……
 あらま、サイドスタンドエクステンダーが壊れたわ。ここ数日酷使したからな、とりあえず持って帰ってどうするか検討しよう。

サイドスタンドエクステンダー
走っている最中取れなくてよかった。そしてお疲れ様。

 その先、道はR276からR5へと戻る。

 道端に農産物の直売所を見つけて急停止。何故なら「ゆできび」の看板が出ていたから。

ゆでとうきび
セイコマのとはまた違った旨さ。茹で塩が多めな点は北関東民向けと言えるかも

 13:40、「お前!こんなところにもあったのか!」(コラ)きのこ王国

 遅めの昼飯だけど、朝たっぷり食べているので軽く「たっぷりキノコおにぎり」とキノコ汁で。

きのこ飯
しめて440円也

 昼飯を軽くと言いつつ、すぐ先のセイコマへも入ったのはアイスの為。
 北海道メロンモナカをもごもごとやる。今の気温は軽く30度を超えているだろう、ホント、雨はどこへ行ってしまったんだろうねぇ(喜)

 ぱたぱたと走り、小樽まで戻る。

 フェリー埠頭への到着は15:00。ううむ、出港2時間前に着いちゃったか、さすがにまだ早すぎるよな。

フェリーふ頭
ここも素晴らしい青空で

 ともあれ受付へ。乗客は意外に多く、更に例の検温のせいもあってか順番がくるまでに意外に時間がかかった。
 検温を済ませチェックを受け取る。と、受付のお姉さんが「バイクは15:15から乗船です、あと5分ですね」とにっこり笑う。

 「ちょ待テよ!まだ準備何もしてないよ!」

 うああ、1時間45分前乗船とか聞いてないぞ!ゆっくり16時まで遊んでたら大慌てになってたぞ!(いや、今も大慌てだけどさ)

 セロー急発進。
 買わなきゃ!飯買わなきゃ!ツマミ買わなきゃ!とセイコマの駐車場へと飛び込んだら、「アキラさんですか?」と声をかけられた。
 赤VMAX1700氏は一度餃子オフに来てくれた方だ。「うわーすいません!お話したいんですけど乗船2分前なんですぅ~」

 氏にナンシーバッヂを押し付けて俺は店内へと走る。
 夕飯は船内レストランだから明日の朝飯分とビールのツマミと、家で思い出に浸りながら食べるパンと……

 それっとUターンして埠頭へ戻ると、最後のバイク列が終わるところだった。
 船員さんに乗船券(検温済みマーク付き)を見せて後につく。
 ああ間に合った。もちろんこの後でも乗せてはくれるだろうけれど、時間通り乗船しないと安心できなくてねぇ……(小心者)

 ともあれ、乗ってしまえばこっちのもの。
 いろいろ片付けて落ち着いて。とにもかくにもビールを買って。

サッポロクラシック
往路便とは椅子の形が違います

 定刻出港。

 デッキからビール片手に遠ざかる小樽の街並みを眺める。
 船から見る空も海も、相変わらずの青さだった。

 「ああ、今回は特に素晴らしい天気の北海道だったわ……」

出港
さらば北海道

今日の走行距離:200km 給油回数:1回
今日の教訓:晴れ男万歳!

今日のルート



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