ホント、天気に恵まれました
■最近ご無沙汰です
「キャンプしたいよなー」
ずっとそう思っていたのだ。
最後にキャンプしたのは何時だろう?多分群馬でのV-Max_MLの全国大会、その前はセローがぶっ壊れたときの北海道。
いずれにせよ確実に2年以上テントを広げていないのだ。
自宅から遠くないところにキャンプ場が無いわけではないし、行きたいならさくっと出かければ良いのだろうけれど、近すぎるとどうしても新鮮味が薄くなる。何より一人だといろいろと面倒くさい。
「何かイベントにかこつけて行くのが一番なんだけどな」
そんなある日、WEBをぐるぐる見回っていてこんなイベントを発見した。
バイク雑誌「風まかせ」の「読者キャンプミーティング in 楢葉」だ。
風まかせとしては初回のキャンプイベントとのことで詳細は未定。だがどうやらガチガチのイベント(?)ではなく緩い雰囲気のよう。これなら熱心な読者とはいえない俺(をい)にも敷居が低い。そして……
「あ、ここはあの時の場所じゃないか!」
「懐かしいなぁ、年月経ってるし、震災(2011年の東日本大震災)もあったことだし、雰囲気変わってるだろうな」
これも何かの縁に違いないと、いそいそと参加表明をしてみる。
※とか偉そうに書いているけれど「せっかくのキャンプで天気が悪かったら……」とぐずぐずしていたのは秘密。幸いにして今回は「絶対晴れるよ!」の予報が早めに出てくれていた。
★
さて、久しぶりのキャンプなので準備を怠り無くするはずが。
「調理込みってマジいつぶりだったっけ?」
※先述の2回はテント泊のみで料理しなかったからねぇ
キャンプだからといって食事の支度をしなければならない義理はない。弁当でもコンビニ飯でも充分旨いし楽しめる。酒がメインであるならなお更だ。
でも久しぶりのキャンプだったら、やっぱり煮たり焼いたりしたいじゃん?
※その手間や時間も楽しいんだよね。
食事の支度にあたり、コッヘル等々の用品は大丈夫として問題はこれ、ガソリンストーブ。
最近はストーブ(バーナー)といえばガスだけれど、俺は断然ガソリン派。
昔言われた出力や風への強さは今ではガスも同様だ。でも空き缶が出ないメリットは継続中で、いざとなればバイクのガソリンが使える強みもある。そして何より、「ポンピング(圧縮)の作業って雰囲気あっていいんだよね」
#バイクのキックスターターみたいなものか?違うか。
棚から引っ張り出したストーブ、使えるかなーとチェックする。
錆びは大丈夫、ポンピングもできる。そして点火前にバルブを……プシュー
あーやっぱバルブからガス漏れだー、確か先代のバーナーも放置してたらここからガソリン漏れしたんだよな。
ともあれ、バーナーは構造が簡単なのがありがたい。
さくさくバラして、漏れてる箇所のOリングをシリコングリスでコネコネして、ついでに全部洗浄してから組みなおす。
補充するホワイトガソリンはガレージに眠ってた年代物だけど、これは多少劣化してても大丈夫(なはず)
指差し確認の後、ガレージから出て外で点火テスト。いや、だって中で爆発したらヤバいでしょ?(をい)
ボッと点火して燃焼OK、追加ポンピングで火力安定。よーし、これなら使えるぞ。
#次の機会にはこの辺りのパーツを新品に交換してやろうっと。
★
使う車両はもちろんセロー。
積載は先の四国ツーリング同様のホムセン箱改。今回はいよいよこれにテントを積むのだ。
メインボックスに放り込んだのは、
・マット・シュラフ等の安眠グッズ
・コッヘル・カップ・調味料一式の調理用品
・ガソリンストーブ&予備ガソリン
・LEDランタン・ヘッドライト・虫除け等
・コーヒー&酒系備品
・そして着替え一式他日用品
あー、やっぱ満載になっちゃうなー、たった一泊なんだけどなー……
※今回は晴天予報なので、サブボックスは合羽以外の重雨具(カバー系)を省略し、空いたエリアに工具系を格納。
まぁ1泊以上のキャンプはそうはないんですが
ボックス上には、お座りシート、椅子、テント、テーブルを乗せ、2種のネットで固定する。
あー、やっぱ満載になっちゃうなー(再)
上もこのとおりで
ともあれ、ぱっと見の形としては悪くない。
外観が雑に見えないというのはキャンプツーリングでは結構重要な点なのだ。(いろいろな意味でね)
「よし、んじゃとりあえずこれで」
前日時点。
会場のある福島県浜通りの天気予報は、晴れ時々曇り、最高気温24度、最低14度。
どうやら明日は最高のキャンプ日和になりそうだ。
★
■行きましょう
6時起床。
外は既に明るい。空に雲は見当たらず予報どおりの良い天気になりそうな。
心配なのは今朝方ちょいと冷え込んだこと。今夜も同じくらい冷えるとなると夜の服装を考えなければならないかも?
※と、トレーナーを1枚追加してまた荷物を増やしてしまう。
7時、ガレージへ。
荷物満載のセローを引っ張り出して……「うは、重いわ」
四国ツーリングの時にはまったく気にしなかったリアの重さ。これが今日はずっしりとクる。
絶対的な重量に加え、重心の高さの影響も大きそうだ。
「あー、これは無理できないわ、今日はまったり走ろうっと。」
重い……です
軽く体をストレッチして出発。田舎道をとぽとぽと走る。
スタイルは、長短Tシャツの上にパーカー、下はパッド入りジーンズのみでグローブはメッシュ。
これで首周りがやや涼しいくらい。だから日が高くなれば丁度良くなるはず。
ちょい走った先での朝飯は、ここ最近のお気に入り、道の駅の限定モーニングセット。
俺的贅沢価格だし、炭水化物と脂質のオンパレードではあるのだけれど、お出かけの時には気にせず食べたいものを食べるのだよ。
ブルジョワジーモーニングと呼称
「糖と脂って旨いねぇ……」をしみじみ感じたところで出発する。
現地までは特に寄りたい場所もないのでルートはGoogle様にお任せで。
なので去年VMAXで小名浜へ行ったときと似たルートになってしまいそう。でもまぁいいか、途中面白そうな道を見つけたらそのときまた考えよう。
予報どおり、頭上には素晴らしい青空が広がっている。
気温も予想通り、当たる風は快適そのものだ。
「やっぱりなぁ、この季節に晴れるとホント走ってて気持ち良いよなぁ」
とぱぱぱぱと走るセローのペースは1.0~せいぜい1.3IS(IppanSeigen:意訳)
そして国道だろうと幹線道路だろうと、信号の数が少ないのが田舎の良いところだ。
あまりに天気が良いので途中河原へ降りて小休止。
「あー鳥が鳴いてるわー……魚が跳ねてるわー……そしてこの砂が意外と深くて後輪がー……」(毎度おなじみ)
右手前のエリアが意外に難敵でした
でもまぁ、天気が良けりゃ
★
R349を東へ。
峠越えで急に狭くなる国道。北関東の田舎恐るべし、ホント四国のR439を酷道だなんて笑ってられないよな。
※さすがにここは新しい道を作り始めたみたいだけど。
場所によっては更に狭く
R289は高原ルート&バイパス化されて道は広く。
「うっひゃ~、この天気サイコー!……でもちょいひんやりしてきたかも?」
山間へ入った分気温は下がって15度前後。寒い程ではないがメッシュグローブの指先が冷える。
立派な橋の上で画像を撮って、下に林道が見えたので覗きに行って、ちょっと入ったらリアの重さを再認識させられたのでさっさと引き返す。
ダメダメ、今日は無理しないっと。
よしよし
★
「四時川渓谷」の標識を見つけて止まる。
ここは以前から気になっていた場所、時間はたっぷりとあるしちょっと覗いていくか。
それっと入って九十九折れの舗装林道を走る。
川沿いへ出て、小さな発電所(ダム?)を渓谷方面に曲がったら……「あ、通行止めだ」
崖崩れの工事中でもあるのかな?最近北関東の山へ入るとこの手の奴が多いんだよな(そうそう)
涼やかな渓谷だったんですけどね
ツーリングマップルで確認すると、逆に曲がれば仏具山頂を経由して先のR289まで出られる様子。途中はダートっぽいけど、まぁゆっくり行けば大丈夫(なはず)
それっと駆け上がる。
なるほど途中から道はダートへと変わった。新緑の木漏れ日は綺麗だけど目が追いつかないんだよなと上っていったら……「あ、通行止めだ」(再)
大型トラックが伐採木の積み込み作業中。横を抜けられる幅はないし、お仕事の邪魔をしても申し訳ない。
んじゃま、素直に引き返しますか。
#仏具山はあらためてまた来よう、うんうん。
奥にもう一台トラックが
★
来た道を戻ってR289継続。
11時前後、R6へと出る。
さて、昼も近いがどうしようか?んでもまぁ、ここまで来たら海沿いで魚だよな。
小名浜漁港。
VMAXで来た時に比べずいぶん空いている気がするのは、時間が早いからか土曜日だからかあの時がポケモンバブルだったからなのか。
食堂に入ってメニューを眺める。あ、土曜日だけどランチがあるわ。んじゃこれで。
ヅケ丼にいろいろオマケが付いて1000円ぽっきりと実にリーズナブル。
美味しゅうございました
腹が膨れたら海辺でまったり。
堤防には家族連れの釣り客多し。そして漁港に鳴り響くサイレンに男の子が「あれ何?まさか津波じゃないよね?」
大丈夫だぞボク、あれは12時のサイレンぢゃ。
※でもまぁいろいろと考えさせられますわな。
それにしてもどこかで「自撮り講習会」とかやってくれないものですかね
★
県道15→382
海沿いの松林、かつてはさぞかし見事だったのだろうけれど、今は歯抜け状態でちょいと寂しく。
その外側の海沿いには延々と堤防を建設中。
景色が見えなくなるけれど、これもまたいたしかたなし。
むしろよくこれだけ残ったなという考え方も
漁港を覗きに行ったら行き止まり。
ふぅん、ここにある避難路は階段じゃなく斜路なんだ。これなら車椅子とかでも登れるな。
上の方は階段と併設かも
R6へと戻ってあとは会場まで一直線。
到着は13:30というあたり。「よーし、着いた着いた」
★
会場の天神岬スポーツセンター。
付近の道路はあちこちで工事中だったけれど、建物やキャンプサイトは覚えのあるものだった。
建物は変わってない……かな?
受付
「風まかせはこちら」の標識のあった駐車場には既に20台以上のバイクがあった。
この時間(受付開始前)にしては多くないか?もしかして今日は結構な人数が集まったりする?
※参加表明の後あちこち見たのだけれど、どれくらいの規模のイベントになるかの情報がどこにもみつからなかった。
まだまだ早い時間のはずなんですけど
★
受付開始。
聞いてみると、今日は参加表明だけで90人程度になったらしい。(その他に当日飛び込みあり)
うわー、大人数の大イベントじゃん!こりゃテント張る場所考えないといけないな。それともサイト広いから大丈夫かな?
それっとテントサイトへ。
海が見える角地で、トイレや焚き火(宴会)場所から遠からず近すぎずという一等地をキープ。コホン、「ここを本日のキャンプ地と(略)
天気は相変わらず最高だけれど海沿いだからか風が強い。テントは張り綱も使いフルペグで設営する。
一等地確保
他のテントも続々と
よし!と、リアボックスが空になったセローで買出しに出発する。
まずは国道沿いで給油してっと。(これで明日の帰宅まで給油不要と思うと気楽だわ)
実はイベントの案内に「買い物はできるだけ地元でお願いします」とあった。(震災復興的な意味で)
そこに記載のお店の一つが、R6を10km程戻ったところにあるイオン。
イオンというと大規模店舗のイメージだけれど、ここはとてもシンプルなお店。広さもコンビニ3軒分くらいだ。
さて、今夜の俺のオーダーは、「肉!とにかく肉!」
せっかくのキャンプ、せっかくの調理。なので肉をかっ食らおうと思う。
そしてサイドメニューには、今月号の風まかせ誌内で紹介されていたアクアパッツァを。
もちろんビールは言うまでもなし。
※と、勇んで買ったらちょっとした居酒屋で飲めるくらいの金額を使ってしまった。まぁビール6本込みだから仕方ないでしょ。
★
16時。会場へと戻る。
バイクの数は益々増えていた。
オン車とオフ車の割合は半々くらい?そしてSSTRのゼッケンを付けたままの車両が多いのが面白い。
※SSTR:サンライズサンセットツーリングラリー。
テントへ入って買ってきたものを整理したら……「よーし!やることはやった!なので飲む!」(早)
椅子に座り込んでビールを開けて、「いただきます」
駐車場にはまだまだバイクが入ってくる。
周囲ではテントを建てる人、俺同様飲み始める人。
何人かのグループと単独参加の比率はこれまた半々くらいかも。
そして雑誌イベントだからベテランキャンパーばかりかな?と思っていたけれど、そうでもない(ように見える)人もそれなりに。
いずれにせよ年齢層は相当に高そうだ(笑)
★
程なく、「地元の方からのサービスですよー」という案内があり、すいとんの配給を受け取りに。
「ありがとうございます、ご馳走になります」
これがビールのアテに丁度良し。旨し。
いただきました
そしてビールが旨い
★
17時、焚き火脇にて開会の儀。
参加者一同が椅子持参で集まって乾杯、イベントが開始される。
とはいっても編集長の挨拶もゲストの方々のトークショーも、形式ばったものではなくゆるゆるな感じ。これが実に気持ち良い。
ああ、ビールと焚き火万歳……
続々集合中
風まかせ編集長とゲストの賀曽利氏
日の傾きと共に大きくなっていく焚き火
★
<余談>
とまぁ、とても良い雰囲気でイベントは始まったのだけれど、参加者側の話として。
酒に任せて語る盛った武勇伝が楽しいのは俺も同じ。同じ趣味の仲間が集まった場であればなお更のこと。でもやはりTPOは考えなければと思うのだ。
せっかくのトークショー。地元の方が静かに震災の話をされているのに、悪気が無いとはいえ後ろでガハハと大笑い声をたてられるとなんだかなと思わずにはいられない。
話に興味が無いなら自分(と仲間)のテントへ戻るなり、この場に皆と居るのが気持ち良いなら声を控えるなり、本人が酔っ払ってて気づかないなら周りの仲間が気を使うなり。
何かできたし、して欲しかったと思うのだ。
まぁ俺も(場の荒れを気にしてとはいえ)声をかけるには至らなかったので偉そうなことは言えないのだけれど。
この辺りの「言わずもがなの場の雰囲気」は、参加する側が意識することで上手く創っていけるはずだし、またそうあって欲しいと思う。
以上、自戒を込めて。
★
30分ほどのトークショーが終わればあとはフリータイム。
ごんごん燃える大焚き火場には後で戻ってくるとして、さあ飯を作って食うぞ!
テントに戻って買い物袋を引っ張り出して。
肉は軽く塩コショウのみ。強火で両面を焼いたらバーボンでフランベ。最後に醤油を1たらし。
「ウメーっ!!!」
これだよこれ、キャンプ飯はやっぱりシンプルに豪快にだよ。
お前なんか!
こうだっっっ!
お代わりもあることだしな!
アクアパッツァはまず野菜をオリーブオイルで炒めて。
半分のパプリカとサラダ用切り野菜(タマネギメイン)に火が通ったらサバの水煮缶を投入。
ここへショウガを加え、水分調整はビールで。味のキメはこれまた醤油。
「ウメーっ!!!」
これだよこれ、キャンプ飯はやっぱり手間掛けて繊細にだよ。
とかやってたら暗くなってきたので照明オン
いい雰囲気になってまいりました
腹が膨れたらビールと椅子を持って焚き火場へ。
こちらでも既に大勢が宴会中。
今度は遠慮なく盛った武勇伝を語り、たっぷりある薪を焚き火をくべていく。
ああ、ビールと焚き火万歳。(再)
火はいいねぇ……
テントに戻って就寝……は何時だったのやら。
「あー、さすがに缶ビール6本飲むとバーボン入れる余裕は無いわ……zzz」
★
■堪能しました
「テント泊の一番の弱点は、夜トイレに行くのに手間がかかるという点である。」
※特に下着姿で寝てるとね。
もぞもぞ外へ出たのは5:30amとキャンプにしては遅い時間。頭上には今日も素敵な青空が広がっている。
それにしても昨夜の風は凄かった。
フルペグ設営の自分のテントは大丈夫として、誰かのテントが吹っ飛んでくるんじゃないかと心配になるほどだった。やはり海辺は侮れない。
気温は思ったほどではなし。
俺のインチキシュラフに下着姿で平気だったから暖かい夜だったのは間違いないだろう。
しゅこしゅことストーブをポンピングしてお湯を沸かす。
ああ、このキャンプの朝のコーヒーというのはなんでこうも旨いんだろう……
※それはもう朝飯のランチパックの味が確実に2ランク上がるほどに。
空は既にこんな感じ
いつもより多めに使っております(粉を)
★
周囲を一回り散歩して落ち着いて。
んじゃ早めに撤収開始しますかね。
さくさくと荷物をまとめてテントを畳む……のだけれど、久しぶりなのでちょいと手間取る。
「えーっとインナーの底を外側にしないと滑りが悪くてなかなか袋に入らないんだったよな……」
それでも今日は奇跡のカラカラ撤収。テントを乾かす必要がないのはとてもありがたい。
まとめた荷物をセローまで運ぶのに3往復する。
量はさほどではないけれど小物が多くて運びにくい。あとでホムセン箱に合わせたインナーバッグ的なものを考えてみよう。
そしてきちんとしたキャンプサイトはゴミの始末をしてくれる(場所がある)のが嬉しいところ。
全部終わったら指差し確認して、「よし、ここにテントが設営してあった名残は一切無しっと」
★
8時、再集合。
イベントの最後はじゃんけん大会。大勢の参加者だけど賞品も多数、クジ運ゼロの俺にもタオルが当たる。
ベスラのタオルは嬉しいけれど、なんだろこの「制動女子」ってロゴはさ。
※なんでも「ブレーキガール」ってのがあるらしいよ
集合中
どこで使おうか
9時、イベント終了、解散。
「お疲れ様でした!」の後には有志を募っての震災現場見学もあったのだけれど、夕方にヤボ用のある俺はパス。
いやいや、楽しいイベントをありがとうございました。
この緩さというか気楽さは今後も続けて欲しいもの。「来年も是非ここで!」との話があったけど、やるなら俺も来るとしましょうかね(笑)
★
出発。R6をぱたぱたと南下。
昨日と同じ道で帰ってもいいのだけれど、まるっきり同じってのはちょい悔しいな。
R6沿い。行きはスルーした道の駅へ。
ざっくり見学して、作りたてでまだ暖かい大福餅を購入する。ベンチで頂いて、「ああ、糖質が体に染み込むわ」
道の駅よつくら港
あたたかい……
そのままR6を南下。勿来の海岸ではビーチバレーの真っ最中。
10:30、大津港。
昼飯にはまだまだ早いけど朝飯も早かったし……とかいろいろ見て回っていたら、11時になって食堂がOPEN
うん、なら食べていくとしますかね。昨日の昼も今日の昼も、場所は違えど「市場食堂」って名前が同じってのは面白いし。
実は初めて来ました
美味しゅうございました
★
走り出し、高萩辺りから内陸へ。
峠を越えるこれまた細い国道461を「これじゃあ四国のR439を(略)」とつぶやきながら走り、花貫渓谷の旧道を覗きに行って今は車両通行止め(遊歩道)になっていてがっかりして。
そしてふと思いつく。
茨城からの帰り道というとこの辺りを通ることも多いのだけれど、すぐ横にある有名な袋田の滝にはバイクで寄った覚えが無い。
今日は天気も最高だし、きっと綺麗なんじゃなかろうか。
★
国道から滝方面へ。
行き止まりに近い場所のホテルの駐車場はバイク200円。
探せばもっと安いところもあるのだろうけれど、今日はあまりキニシナイ方向で。
セローを停め、パーカーを脱ぎ、土産物屋街をぶらぶら歩いて滝へと向かう。
袋田の滝へ来たのはホント何年ぶりだろう?いや、もしかすると十数年?それとも何十年?何しろ前来た時はエレベーターなんて影も形も無かったからな。
お久しぶりなんてレベルではなく
入場料は300円。
眺める滝はさすがに綺麗だった。青い空と新緑の木々の間を銀色の水が滔々と流れ落ちていく。
下から見上げて、エレベーターで昇って上から見下ろして。
今日は観光客もそれほど多くない。うん、良い時に来られたぞ。
下から
上から。今は水量少な目ですね
★
駐車場へと戻り、ぐっと上がった気温にパーカーのベンチレーションを開けて出発する。
帰りのルート途中にあるお菓子屋は、地元バイク仲間のツーリングだと必ず立ち寄る場所。
作りたてのシュークリームとサービスのコーヒーで一息入れる。
注文してからクリームを詰めてくれるんですよ
あとは一気に自宅まで。
給油を済ませての帰宅は予定通りの夕方前。
さて、ヤボ用に取り掛かる前に、荷物降ろして洗濯しなきゃ。
ずっと良い天気だったから、洗車はしなくても大丈夫だよね?
★
お疲れお疲れ
★
今回のルート(さくら市~市貝町以西を除く)
★
■二日間の走行距離:450kmくらい 総給油回数:2回
■二日間の教訓:キャンプ万歳、そしてセローにはこれくらいの距離が丁度良い。
■ ご注意 ■
ツーリングレポート中の数値・金額・時間・時刻等の表記は、特に記載のない限りツーリング当時のものであり、現在とは異なる可能性があります。
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