■新しい銘柄です
BLOGに「セロー250、次期タイヤはAX41かGP-610か」を書いたのが今年の2月。
「本格的に走り始める春までにはリアタイヤを交換……」とか言ってたわりにここまで放置となったのは、まぁ人生いろいろあるよねぇということで(濁)
さて、その次期タイヤ。
あれこれ考えた結果、IRC(井上ゴム)のTRAIL WINNER GP-610を選択してみた。
昨年(2022年)末に発売されたばかり(実質購入可能になったのは今年に入ってから?)のこのタイヤ。メーカーの能書き的にはそこそこオフ寄りで面白そう。
そして、セロー250に使った人のレポートがまだまだ少ない。
せっかくセローにピッタリサイズの新製品を出してくれたというのにこれではもったいなさすぎる。
そう、新しいタイヤを買うなら、ましてやそれのコンテンツを作ろうというなら、切り込み隊長的なネタの方が面白いからねぇ!(笑)
<余談>
そしてブリヂストンのAX41に興味があることも変わらず。この次はこれかな?でも交換タイミングがなぁ……
☆
今回は前後タイヤの交換とした。
既にズルズルダラダラピーッ(?)状態のリアはともかく、フロントはまだ3,000kmしか走っていない。
貧乏神が耳元で「もったいないもったいない」と囁くのだけれど、せっかく銘柄を替えるのだから前後同時にやらなきゃそっちの方がもったいないのだ。(と自分に言い聞かせる)
現状のD605
一見リアも残っている風だけど既にズルズルで
さくっと交換、はショップにお任せということで。
フロントのみだったら全部自分でやるのだけれど、チューブレスのリア込みなら頼んでしまうのが今の俺の定番だ。
その分、ショップへの持ち込みはホイールで。車体への脱着は自分でやる。
これは工賃節約と共に「その方がなんとなく安心できる」からだ。
※あと各部のチェックの意味でもね。
タイヤはOPEN価格だけれど、ショップ(≠通販)での実売価格はD605より若干安価な感じだった。(同一店での比較)
・IRC GP-610 2.75-21 45P WT
・IRC GP-610 120/80-18 M/C 62P TL
☆
ショップから持ちかえったらさてと観察。
「うん、なかなか特徴的なブロック配置だわ」
割と攻撃的な感じかも?
比較用に同じ構図のD605を置いておきます
ブロックはD605より小さめで隙間が多い。見るからにオフロード寄りの配置だ。
ブロックの高さはD605と同等かな?そしてサイド部にある4~5角形のサイプ(?)が刻まれたブロックにはどんな意味があるのだろうか。
車体へ取り付けるとこんな感じに
うん、オフタイヤだね
『オフ性能を重視したON&OFFカテゴリータイヤ。かつてXR250(欧州仕様)用に純正装着されたTR-8の後継として開発。ブロックの配置と形状を見直すことで、OFFでは横滑りを解消し、ONでは倒しこみ時の快適性を追及。自走してメインの林道・トレールを楽しみたいというアドベンチャー派にお勧め。』
……とのこと。
さてさてこのタイヤ、俺の乗り方に合うや否や。
そして耐久性はいかに。
<続く>
■まずは舗装路で
<続き>
某日、いそいそとテスト走行に出発する。
目指すは日光。本来はダートやらガレガレの林道へ持っていきたいところなのだけれど、諸般の事情でこの日はそれが叶わない。
まずは舗装路から。そう、実際走るのも9割は舗装路だからねぇ。
★
走り出してまず思ったのは、「あ、軽いわ」
車体の動きが軽い。まぁ新品タイヤは断面が丸いから当然なのだけれど、加えて小さいブロック=接地面が少ない影響もある気がする。
特にフロント:ハンドルが軽い。
わざと振ってみると(注意危険)そこそこフラフラする。直進性はD605より低いかな?
この感じだと後ろに大荷物を積んだ時(例:北海道ツーリング)にはこれまで以上に注意が必要かもしれない。
タイヤの慣らしもあるので、まずはペースは上げずまったりと。
先に直進性云々と書いたけれど、もちろんこのペースで不安を感じるような事は無い。
80km/hくらいまではごく普通に走って問題なし。
そうだと思いついて、クラッチを切って空走させる。
ロードノイズは……まったく気にならず。 うーむ、こんなブロック配置だというのに不思議不思議。
★
峠道の登り。
最初はバンク角を探り探りだったのだけれど、やがてそれを忘れてしまう。
「うはは!普通にストレスなく走れるぢゃないか!」
俺的普通ペースだとまったく問題なし。D605と同じ感じで走れてしまった。
隙間が大きめのブロックパターンを心配したけれど、(バンクさせた場合を含め)舗装路面でのグリップはそこそこありそうだ。
ちなみに下りも問題なし。
「うん、いろは坂の下りでこれだけ走れるなら、下り坂はどこへ持っていっても大丈夫だ!」
※但しグレーチング、お前ぇだけはゼってぇダメだ。
こういう石畳も苦手かも
★
帰りはちょいとペースアップ。
さすがに最高速付近ではハンドルがやや神経質に。んでもまぁ、この領域を使うことはほとんどないからキニシナイっと。
★
……というわけで、「舗装路でも(見た目より)普通に走れる、というかほぼ問題なし」という結果になった。
最初に書いた通り、ツーリングの9割は舗装路なのでこれは嬉しいところだ。
そして停めたバイクを横から見ると、これまで以上にタイヤに迫力を感じるのも新発見だった。
特にリアがトゲトゲ風で
これにてテスト第一弾、舗装路編は終了。
「さて、んじゃ次はいよいよ、ダート・不整地・ガレガレ路だっ!」
※実は我慢しきれず既にちょっとだけ林道を走っていたりとか。そしてこっちも期待できそうで楽しみ楽しみ。
<続く>
■行くぞオフロード!
<続き>
「行くぞ!行くぞ!行くぞぉ~っ!」
よし、それではその「ダート・不整地・ガレガレ路」に出かけてみるとしよう。
久しぶりのガエルネED-PRO出動
★
まずは足慣らしに河原&土手上のフラットダート。
もちろん何一つ問題なし。リアタイヤががっつり石を噛んでいるのがありありと判る。
なのでスロットルを開けるのが楽しい事楽しい事……
「だ~いじょうぶ、フラットフラット!」(偽りなし)
草ぼうぼうでも問題なし
林道へ到着。
今日は悪くない天気だけれど、昨日が雨だったのでところどころに水たまりあり。
んでは行きますか
★
それっと走り出す。
うん、良い、面白い。
これまたタイヤががっつり路面を噛んでいるのが判る。
そこそこの砂利路面(俺基準)もそこそこの水たまり(俺基準)もそこそこのペース(俺基準)で走り切れる。
これまでのズルズルダラダラピータイヤの印象が残っているからかもしれないが、かなり走破性は高い気がする。
「新品のD605よりもオフ寄り」の印象だ。
そこそこの砂利路面(俺基準)
そこそこの水たまり(俺基準)
基本的には走りやすい林道です
いろいろ試しながら一度出口まで走ってUターン。
枝道へ入って倒木に前を塞がれる。
「うむ、今日はこれくらいで勘弁しておいてやるわ!」
倒木の向こう側で道も落ちてたしね
★
……というわけでオフロードでの印象として。
先のとおり、D605よりオフ寄り。走破性は高い。
路面を噛むから走りやすい路面ではスロットルを開けるのが楽しいし、ブレーキの効きも良い。
俺の腕で入れる場所ではまったく問題なし!と言ってしまってもいいかも。まぁ間違ってヒルクライムセクションに紛れ込んだらどうなるかは神のみぞ知るということで。
コーナーとかでの滑り出しも基本的には滑らかなのだけれど、ちょい速度が上がっている分「うっひゃ~」と声を上げる場面あり。
調子に乗ると大怪我しそう、今回も一度土手に突っ込んだし(危)
タイヤが噛んでくれる分、サスをもう少し柔らかくしたい気もするのだけれど、そうすると舗装路での走りが変わってしまうかもしれない。
★
さて、そんなわけでこのタイヤの俺印象の総括としては、「D605よりオフ寄り、未舗装路バッチ来い、舗装路問題無しだが高速注意」という辺り。
気に入ったので耐久性ぎりぎりまで使うことになりそうだ。
そしてその耐久性、何キロくらい使えるのか。
とりあえず、もったいないので舗装路でのフロントブレーキは控えめにするとしよう。(貧乏性)
★
■お疲れさまでした
「よし!これにて終了!」
2024年の北海道ツーリングで、GP-610のタイヤブロックは寿命となった。
状態はこんな感じ。
フロント
偏摩耗&接地しちゃいけない部分もうっすらと
リア
フロントは限界ぎりぎり。オフロードがダメなのはもちろん、オンロードでもバーストが心配されるレベル。
リアは舗装路ならもう少しイケそう……かな?(でもないか)
ここまでの使用走行距離は6,300kmだった。
ぎりぎりまで使ったにしては短いようにも思えるけれど、書いておかねばいけないのは、高速道路1,100km(群馬ツーリング+北海道ツーリング)が含まれること。
オフタイヤとしては過酷な状況だったはずだ。
長距離の高速走行はもったいないという意見もあるだろうけれど、これが俺のセローの使い方。GP-610には悪いけどタイヤに合わせるつもりは無い。
なので耐久性は合格として良いと思う。
これだけ減っても直進安定性変わらず。北海道の帰りの東北道でもブレ等は一切なし。手放しも余裕だった(注意危険)
※ホイールバランスがとってある前提ね
「うん、よく頑張ったぞGP-610!」(誉)
ご近所林道専用であればかなり優秀と言えるだろう。
常時使うかはさておいて、替えのホイールを手に入れたらこれを入れておいても良いかもしれない。
※実際に手に入れたらオン/アドベン系を入れちゃう気もするけど(をい)
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