■YAMAHA SEROW 250-225相違編

 

ここが違うよセロー250と225


乗って判った・ここが違うよセロー250と225

 

 

garage Ak!rA

 

<2020年8月~10月>UPD

両方乗った人は多いはずですけれど

 セロー225から250に乗り換えて、複数の人から聞かれたこと。
 「で、結局どの辺りが違うんですか?」

 同じセローとはいえ、250ccと225ccで乗り味が違うのは当然の話。
 それどころか、1985年から約20年販売された225と、2005年から15年売られた250。それぞれの車種中であっても年式・型式によって異なる部分は数多い(はず)のだ。

 それでも俺が「へ~、ここが違うんだ」と感じた部分をメモしておくのは無駄ではなさそう。

 225はともかく、250のツーリングセローはまだ2,000kmも走っておらず(2020/8時点)判らない事だらけなのだけれど、とりあえず今・今後感じたことを書いておくとしよう。

 そしてもちろん、その今後にも随時追加していこう。(長いスパンで考えます)

 

※以下、他セローコンテンツと重複する(既に語っている)部分が多数あります。

前提

 あくまでも一般ユースでの感想。
 トライアルでエンデューロで……とかはまったく知らず・語れず。

 9割舗装、時々林道、間違ってゲロ道。街中チョイ乗りと山盛り荷物でロングツーリングに使う場合ということで。

serow250
セロー250:2BK-DG31J・ツーリングセローファイナルエディション、2020年式、新車

serow225
セロー225:225WE・4JG6(おんぶセロー)、1999式、13年7万キロ走行

スタイル

 同じ「セロー」ではあるけれど似て非なる形状。
 どうだろう?俺は250の方に華奢なイメージを持ったのだけれど。

 対する225は武骨というかストレートというか。
 でもこちらも発売当初は「本格オフロードではない乗りやすいスタイル、女性向き」とか言われていた覚えがある。

 ともあれ、スタイル・外観は個人的な好みが全て。
 他人の意見を聞いても仕方がないところではある。

#WEBだと批判的意見の目立つ250の丸ライトとか、俺は225の角型より好きだものな。

足つき・シート高

 変わらずのイメージ。誤差の範疇。

 シート高は数値上悪化している(225:810mm→250:830mm)けれど、それを感じることはない。
 俺の身長(公称170cm)だとほぼベタ足だ。

 そういえば250も初期は810mmだったはず。その後シートは変わっていないのに突然スペックだけが変わって驚いた覚えがある。
※裏でなんらかの変更があったのか誤記だったのかは不明

始動性

 250はもちろんセル一発始動。でも225も一発始動だったので引き分けということで。

 但しチョーク操作の必要無い250の方が楽なのは間違いなし。

排気音

 音質は、俺は225の方が好きだ。
 "トパパパパ"という歯切れのいい音は聞いていて気持ち良かった。
※若干のマフラー調整あり

 250は、例えるなら"トリュリュリュリュ"
 こもった感じなのは昨今の排ガス・騒音規制上仕方ないだろう。

 音量は250の方が小さい。この方が長距離で疲れない、という考え方もある。

 そして音質も音量もマフラーで大きく変わるもの。俺も考えていることが無いわけではないのだ。

 そしてそして、好みのサイレンサーへの交換が楽しいのはわかるけど、どうか爆音マフラーだけはヤメてくださいお願いします。

車重

 225の勝利。軽いは正義。

 実質的車重の差は30kg弱だろうか?
 乾燥重量とか装備重量とか基準が変わっているので明確にはされていないと思うのだけれど。

 ほぼ自転車感覚で振り回せた225に比べると、250は「ちゃんとしたバイク」
 走っている最中重量差を感じることはないが、押し歩きや跨ったままの移動では少々重さを感じることがある。

 なのでブレーキターン、アクセルターンの類も恐々と。まぁ恐る恐るではアクセルターンはできないのだけれどね。

操作性・操縦性

 ハンドル切れ角が同じ(51度)こともあり、ツーリング記事で時々でてくる225での「どこでもUターン」は250でもほぼ同様に行うことができる。

 「ほぼ」と書いたのは、最後の最後(ロック直前)だけちょい難しくなったようにも感じるから。
 ただこれにはハンドルの高さ・幅が影響しているはずだ。この意味でも「ハンドルを更に上げようかなー」の思いがある。

<2020/10追記>ハンドル上げました
 →・ハンドルアップ・ハンドルライザー装着記

 225でも操作操縦に関して気になることは無かったけれど250も同様。
 直進性良好、ハンドルブレなし。
 素直に走ってくれるし、曲がってくれる。

パワー

 250の勝利。ただ巷で言われている程ではない気もする。

 俺が乗っていた4JG6は225中ではハイパワー型の認識がある。また車両固有としても好調だったしボアアップも行っていた。
 250もファイナルエディション=最終型ということで熟成されている。2017式までと比べるとパワーの出かたはそれなりに違うはずだ。

 これらを比べた時、確かに250の方が力強く感じるが驚くほどの違いではない。街中を流している分には同等と言っていいだろう。
 尤もこれには、先の車重に加え後述するギア比を考慮する必要がある。

 高速道路では250の方が圧倒的に楽。

 225での100km/h巡行は、バイクは平気だが乗ってる人間の心臓に悪い。「無理させてるなー」をひしひしと感じてしまう。
※以前100km/h巡行も余裕でこなすと書いた気が(まぁエンジン自体はね)

 250は本当に余裕あり。100km/h巡行は快適といっていいレベル。(225比)

 空冷単気筒は変わらないので振動も音も大きいが、充分に我慢できる。
 但しこの巡行時はとても薄いガスで動いている気がする。なので上り坂にかかるとじわじわスピードが落ちて慌てたりもする。乗り手が積極的にスロットルを開けてやれば問題ないのだけれどね。

速度

 バイクには固有の「走っていて気持ち良い速度」があると思う。
 「気づくとその速度で走っている」と言い換えてもいい。

 例えば「特に用事もなく慌てておらず、他の車両がゼロの程よく曲がった田舎道、空は晴天」
 この状況でどれくらいのスピードで走るか・出すかだ。

 俺の場合、225だと60~65km/hあたり。これが一番気持ち良かった。

 250だと、それプラス5~10km/hだろうか。ぼーっと走っているとこの速度域になっていることが多い。
 これはエンジンと共に振動や排気音の影響も大きいはず。マフラーを換えるとまた変わってくるに違いない。

 最高速に関しては、
225:115km/h
250:135km/h
 共に空荷状態だ。

 225での最高速チャレンジは「無理無理これ以上無理!」な雰囲気だったけれど、250は「ふいにそれ以上回らなくなる」感じ。リミッターが効いた時と非常に似ているのだけれどどうなのだろう?(未確認)

メーター誤差

  速度関連でもう一つ、「メーターの正確性」

 250の場合、GPS測定の速度(GoogleMAPナビで表示される速度)との差は10%だ。
※メーター:60km/h→GPS:54km/h、80km/h→72km/h

 GPSは測り方(距離・時間)で表示速度が大きく変わるのだけれど、長い直線で何度か試したので誤差はそう無いと思う。

 これが大きいのか小さいのか。
 速度の誤差は走行距離に、そして燃費計算にも影響する。まぁいつもの場所までの走行距離が変わった印象はないから、これまで(過去の車種)と大幅に違っていることはないだろう。

 ちなみに四輪だときっちり5%、そしてVMAX1700だと10%は無かったように思う。
 225では……アナログでぷるぷる震える針だったからなぁ……

ギア比

 6速で1速が超ローギアードの225と、5速ワイドレシオの250
 低速域では225の方が汎用性が高いし、中速域以上では250のパワーが有効になる感じだ。

 今のところ、250で不整地路を走ると「1.5速が欲しいなあ……」と思わないでもない。
 えんやこら走りでのメインとなる2速が225と比べるとギア比が高く感じるからだ。
※数値上どうか?は未確認

 そしてその分、林道でも3速以上が使える場所や街中・一般道では、250の方がルーズに走れて楽なのは間違いなし。


2輪2足パタパタ

 セローの代名詞でもある極低速域で足を着きながらの二輪二足走行。

 車重にも書いたが、250では若干の重さを感じないでもない。
 本当のゲロ道アタックではこの差を大きく感じるかも。

 だがこれまた先のとおり、俺のようなライトユーザーにとってはその差はほんの少しでしかない。
 そしてそこまで気にするなら装備や荷物、乗り手の重量(体重)で調整すべきなのだ。

 走り的には、この状況・極低速域ではエンジンのツキ・レスポンスが重要になる。
 良すぎるとドンツキになるし、悪いと乗っていてイライラするからだ。

 この点、250ではまだ俺の感覚とスロットルレスポンスに若干の相違がある。良い悪いではなく「ズレ」なので今後乗り込んでいけば解消することだろう。

 ともあれ、レスポンス等に関しては、キャブで低年式の225は車体・個体差が大きいはずだ。またFIの250も2017以前と2018以降(もしくはリコール前後)でかなり違うと聞く。
 全体的には電子制御のFIの方が安定しているのは間違いなし。季節・気温の影響を考えなくて済むのもFIの大きなメリットだ。

燃費

 林道を含む一般道での燃費は、
225:30~35km/L
250:40~45km/L
……という感じだろうか。

 燃費は車両より乗り方に大きく左右される。なので上記はあくまでも「俺が」「普通に」走った場合の数値だ。
 だが世間の例を見るに、250(のFI仕様)の燃費は225の4~5割増し、というのはそう外れていないと思う。最新のFI恐るべし。

航続距離

 225WEはタンク容量10L(リザーブ2L)、250は9.3L(リザーブ2L)

 先の燃費だと、リザーブに入るまで、225は250km、250は300kmを大きく越える。

 実はこの差は結構大きい。先の判らない林道に入ると「確実にあと○キロ走れる!」で精神的な安心感がずいぶん違うのだ。

 250なら「リザーブ込みなら丸1日林道を走り回っても大丈夫!」これは大きなメリットだろう。
※但し北海道を除く

整備性

 225の圧倒的勝利。

 250はとにかく隙間がない。電装品が多いせいもあるが、それ以上にキャブ→FI(AI→O2)と変わってきた負の遺産が積み重なっている気がする。
 特にタンクの取り外しに関しては「なんとかしてくれぇ~」な状態だ。

 225でもディスクブレーキ化とかチューブレスタイヤ化とか変わってきていたけれどそれは車体系。こちらは「目で見える」のでまだマシなのだ。

 まぁいずれにせよ水冷多気筒に比べれば子供の喧嘩みたいなものだけれどね。

<2020/10追記>オイル交換時の250と225の相違についてはこちらから
・いろいろ発見エンジンオイル・フィルター交換記

その他

 250で加速した後、スロットルを戻すとエンジンから「キュッ」と音が聞こえるのだけれど、何かワンウェイバルブの類が付いていたりするのだろうか?

<2020/10追記>エンジンではなくリアのハブダンパー辺りの疑いも(検証中だが心配はせず)

総括

……というわけで、最初の話と若干異なってしまうのだけれど、250225も「セロー」に変わりはない。特殊な用途(トライアルとかゲロ道専用とか)に使うのでない限り、225ユーザーが250に乗り換えて失敗したと感じる事は少ないように思うのだ。

 そしてこれから新規に購入するのであれば、250の方がメリットは大きいと思う。
 これは仕様云々とは別に、単に年式が新しい(故障が少ない)という意味も含めてなのだけれど。




 

 

 

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■ SEROW250 コンテンツ一覧 ■

 セロー250 年式・型式編 

 250-225相違編 

 オーナー編 

 メンテナンス編 

イリジウムプラグ交換記

フロントホイール脱着記

リアアクスルシャフト逆刺し記

ブレーキキャリパー清掃記 リア編

ブレーキキャリパー清掃記 フロント編

スイングアームピボット・ベアリング挿入記

スイングアーム脱着記

リアホイール脱着記

基本!ワイヤー注油記

スーパーゾイル導入記

カムチェーンテンショナー確認記

タペットクリアランス確認記

セローからの異音まとめ記

エアフィルター交換……不要記

アドベンチャースクリーンに酒キャップ再び記

ハンドルカバー再び記

オフロードミラー交換記

異音?ちょい気になる音観察・対応記

SP忠男・パワーボックス装着記

いろいろ発見エンジンオイル・フィルター交換記

マップケース作成記

アドベンチャーキャリア拡張、追加サポート作製記

LEDリフレクタ(反射鏡)ブレーキランプ連動記

サイドスタンドエクステンダー・スタンド先端拡大記

工具入れ・ツールボックス追加装着記

ハンドルアップ・ハンドルライザー装着記

テールランプ変更記

ステップ変更・ワイドステップ化記

ハンドルアップ&ヘルメットロック移設記

常設アルミ箱積載記

アドベンチャーキャリアにフック取付記

タンク脱着とUSB充電取付記

アクセサリ電源取付記

全部シリコンコーティング&外装確認記

クイックリリース・ファスナー加工記

純正車載工具確認・追加記


 

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