■YAMAHA TOURING SEROW 250 FINAL EDITION メンテナンス編

 

リアホイール脱着記


リアホイール脱着記
これまた基本ではありますが

 

 

garage Ak!rA

 

<2021年5月> 

いろいろな時に使えます

 「さーて、いろいろとはじめるかー」
 まずはリアホイールの取り外し・装着からだ。

 ホイールが外せると、ホイールベアリングの交換のような中級整備(?)だけでなく、単なるタイヤ交換の際にも、ショップにホイール単体で持ち込めるので、お安く(&早く)作業してもらうことができる。
 覚えておいて損はないメンテナンス作業なのだ。

※まぁその分、メンテスタンドとかそこそこの工具とか、そもそもの「ホイールを外して放っておける場所」とかが必要ではあるのだけれどね。

取り外し

 まずはメンテスタンドでセローを持ち上げる。

 専用スタンドを持っていない場合には、4輪用のパンタジャッキ二丁掛けとか、古式ゆかしきビール箱カマせとかが必要になる。
※もしくは脚立吊り下げ方式とかね。

 ツーリングセローの場合、スタンドで立てると前輪が浮く。
 スタンドを目いっぱい後ろに掛けても前輪が上がるから重量配分の関係なのだろう。ノーマルセローではどうなのだろうか?

 もちろん、リアホイールを外せば軽くなった後ろが上がるので作業に支障はない。

スタンド掛けると前輪が浮く
判りにくいんですが「スタンドは目いっぱい後ろ、でも前輪が浮く」な画像

 リアのアクスルシャフトは、右がボルト(シャフト)で22mm、左がナットで19mm
 うちのセローは結構なトルクで締まっていたけれど、新車だからなのかどうかは不明だ。

アクスルシャフト緩め
左はメガネ、右はラチェット

スネイルカム
ちなみに緩める前にスネイルカムの値をメモしておくと安心できます

 アクスルは「ナットを外してシャフト抜く」だけで良いのだけれど、間に入っていたものがいろいろ落ちてくる可能性があるので注意すること。

 外れた代物は下記画像のとおり。
 左右とも外側から、ボルト(シャフト)ナット、ワッシャ、スネイルカム(左)、シールパーツの順

 付いていた順番のとおり置いておくと、取付時に迷わずに済む。(重要)

アクスルシャフト関連部品
シールパーツは左右で違うので注意

 シャフトが抜けたらホイールを前に動かし、チェーンを緩めてスプロケットから外す。
※この時点でチェーンカバーを外す事推奨

 外れたチェーンはS字金具で釣っておくと良い

S字金具
釣った画像を撮り忘れたのでイメージしてください

 ホイールを抜き取ると、先のとおりリアが浮き上がってくるので慌てない事。

 同時に、右側のブレーキキャリパーがフリーになる。
 そーっと外して、これまたS字金具で釣っておくべし。

 ちなみにこのブレーキキャリパー。
 ステーの内側に溝が切ってあって、スイングアーム側の山と噛み合う(前後にスライドする)ようになっている。
※セロー225と同じ形式

ステー内側の溝
ステー内側の溝

スイングアーム山
スイングアーム側の山

 ここが固着すると、チェーン調整の際にいろいろ面倒なことになる。
 うちのセローはまだまだ綺麗だけれど、225の例を見るにいずれサビサビのガシガシ(?)になるのは間違いなし。
 そうなったらグリスを塗ってやるとして、今のうちは「シリコンスプレーシュー」で対応だ。

 さて、これでリアホイールの取り外しが完了となる。

 ホイールベアリングの確認(くるくる回るかどうか)と共に、普段手を入れにくいリアスプロケットの歯を磨いておこう。

リアホイール
あとディスク内側の汚れとかも

取り付け

 取り付けは、基本取り外しの逆順なので簡単に。

 注意点としては、「浮き上がったリア周り」に「重いホイール」の位置合わせをするのが面倒なことだ。
#手伝いを頼める人がいればねぇ

 俺の場合は、前後位置を合わせた後、ホイールの下に何か(レンガとか木片とか)をじわじわ差し込んで上下の位置合わせをしている。

 それでも、ブレーキパッドの隙間にディスクが入らなかったり、アクスルシャフトを差し込んだ衝撃で反対側のシールパーツが吹っ飛んだりして、奇声を発したりするのだけれど。

 ともあれ、アクスルシャフトが入って仮留めできれば一安心。

 後はチェーン遊び量の調整。手順は下記の通り

・ホイールをできるだけ前にズラしてチェーンをかける。
・一旦ホイールを目いっぱい後ろに引く。
・スネイルカムを回してチェーンの遊びを調整する。

スネイルカム(新)
今更ですが、ちょい張っている気がしたので1ノッチ緩めました

 この後、アクスルを本締めして、チェーンカバーを取り付ければ完了だ。

 そうそう、チェーンカバーの内側には「スイングアームの溝に引っ掛ける穴」があるので、位置決めの際に忘れないように!【←俺メモ】



 

 

 

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