■YAMAHA TOURING SEROW 250 FINAL EDITION メンテナンス編

 

巻き付け式グリップヒーター使用記

巻き付け式グリップヒーター使用記
デイトナ ホットグリップ EASY2 USB(のはず)

 装着   改めて NEW

 

 

garage Ak!rA

 

<2025年1月>装着

見つけてしまったものですから

 セローにグリップヒーターを付けてみる。

 「付けてみる」というのは、それまでそんな気はまったくなかったから。
 ハンドルカバー+冬グローブでそこそこの気温まで乗り切れていたからだ。

 そんな今冬、ふと見に行ったパーツ屋さんで中古のグリップヒーターを見つけてしまう。

 グリップ巻き付け式、電源はUSB-A。
 つまるところ「ごく簡単に付け外しができますよん!」な仕様だった。

グリップヒーター
もちろん中古品なので箱も説明書もありません

 今、VMAXにはグリップヒーターを装着している。

 これはグリップラバー一体型のもので、操作性を考えて(できるだけ細いグリップにしたくて)の選択だ。

 セローにも装着すれば便利/快適だろうけれど、こちらは常に転倒が前提となる(をい)

 転べばグリップは削れるし、気軽に購入できる価格でもない。
 だから「もしセローに付けるとするなら安価で簡単に取り外しできるものだよなぁ」と考えてはいたのだ。

 そしてもう一つ、購入に至った大きな要因は、メーカーがデイトナだったこと。

 無メーカー/中華製であれば、新品でこの中古品以下の価格の品物が沢山存在する。
 だが電気系に怪しいものは使いたくなかった。特にグリップヒーターは「熱:火災」に関わるものでもあるのでね。

 「ここで出会ったのも何かの縁だし、デイトナ製なら試してもいいかな。なんてったって価格が新品の1/4なんだから」(重要)

 さくっと購入して(予想通り)これまたさくっとショップの駐車場で装着する。
 「うむ、簡単に付けられて良いぞ!」

※"とりあえず"のセット。装着のあれこれはまた後で。

グリップヒーター取り付け
左右から伸びたコードがUSBに繋がってます

 ヒーターのスイッチはONオフのみの簡単なもので温度調整は無し
 ONにすると小さいパイロットランプが点くけれど、大変に控えめなので日中はほとんど見えず。

 スイッチのあるのはUSBコネクタ部。
 これは大変に便利、グリップ付近だとハンドルカバーに隠れて使いにくいのでね。

スイッチとパイロットランプ
パイロットランプとスイッチ

 ショップからの帰り道で早速試してみる。

 肝心の暖かさは、「じんわりと」な感じだった。

 USB=5V(の2.1W)だから期待していなかったし、決して熱くはないけれど、ハンドルカバー併用を前提とすればこのくらいでも十分かもしれない。

 テスト時の気温は2~5度という辺り。
 使ったグローブは3シーズン用の「厚」
 往路では「やっぱ指先冷えるなー」だったのが復路ではなくなったので、相応の効果はあったと思う。

 そして……操作性は最悪

 恐ろしく太くなったグリップは、積極的な操作をする気にならなかった。
 どうやらまったり走りしかできなさそうだ。まぁこれは覚悟していたことだけれど。

 さて、ざっくりと付けただけのグリップヒーターは、自宅へ戻ってからいろいろとやり直した。
 この辺りを含め、使用感/効果等々の詳細は次回報告と言う事で。

<なので続く>

<2025年2月>改めて

きちんと付けてみましょうか

<続き>

……というわけで、自宅へ戻ってからいろいろとやり直す。

 まずはとにもかくにもグリップ部。グリップにぴったりと被せて紐を締めこんでやる。
 グリップはできるだけ細くしたいし、遊びが出るのも嫌なのできっちりと巻く。

 ちなみにセローの場合、グリップエンドにハンドガードが付いているので、紐を全部外さないと取り外しができない
 不便ではあるけれど、取り外しは(多分)シーズンに1回のみなので妥協するとしよう。

 紐の端はメーカーサイトでの説明同様、蝶々結びにした。
 コードストッパー等も考えたのだけれど、かえって邪魔になりそうだった。
 でもちょい工夫すればスマートに留められそうな気もするのでこれは再考ということで。

グリップヒーターまき直し
紐を後ろへ回せばコードストッパーでも?とか

 配線は暫定版と同様に落ち着いた。
 USBコネクタを2つ付けておいて本当に良かったわ。
※1つはスマホ用として使うので

 上からハンドルカバーを被せて装着完了。さて、軽く調子を見るか。

 街中メインで走ってみる。使用感は基本的に暫定版と同様だった。

 グリップは極太で積極的な操作はする気になれず。
 暖かさはじんわりな感じ。

 ネガティブイメージで書いたけど、それでも未装着に比べると快適になったのは間違いない。
 早い/遅い時間のツーリングでは活躍してくれるだろう。
 今後は冬季シーズンのハンドカバー装着時に取り付けることになりそうだ。

 「うん、とにもかくにも手が温かいのは良い事だよな!」


 

 

 

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