■YAMAHA TOURING SEROW 250 FINAL EDITION メンテナンス編

 

リチウムイオンバッテリー採用記

リチウムイオンバッテリー採用記
AZ ITZ7S-FP

 購入 

 

 

garage Ak!rA

 

<2025年5月>購入

やっぱこれでしょう

 セロー250のバッテリーを交換する。

 3月、さて出かけるかという時になってセルがグズる、回らない、エンジン始動せず。
 「まぁ寒くて1か月放っておいたしなぁ……」と、四輪からケーブルを引いてジャンプスタートさせて乗り出す。

 4月、エンジン始動せず。「まぁ3週間放っておいたしな」とジャンプスタート。

 5月、エンジン始動せず。「まぁ……え~、1週間しか放っといてないんですが」

 この日は暖かかったので(というよりジャンプケーブルを引っ張り出すのが面倒だったので)押し掛けで。一旦走り出せば(その日は)まったく問題なし。

 うーむ、これから暑くなるし、乗り出す機会も増えるから問題は減ると思うのだけれど、逆に言えば乗り出す機会が増えるからこそ、今のうちにトラブルの芽は摘んでおきたい。
 ここはすっぱりとバッテリーを新品に交換しておくのが正解だろう。

※「四輪で使っているサルフェ―ション除去装置を付ければ……」な思いも過ったのだけれど、セローのバッテリー周りにそんなスペースがあるはずもなく。

 セローは新車購入後5年弱。 

 純正バッテリーの寿命としては妥当なところだろうか。VMAX1700の純正バッテリーも4年半で終わりになったことだし。

 そしてそのVMAX1700で使用しているのが、AZのリチウムイオンバッテリーだ。

 あちらのコンテンツに書いた通り、VMAXではなんと8年半も使い続ける事ができた。(しかもまだ寿命ではなかった)
 リチウムイオンバッテリーのメーカー/種類も増えてはいるけれど、どうせ買うなら(俺的に)実績のあるものにしたいところ。
 だからセローにもこれを奢ってやるとしよう。

 リチウムイオンバッテリーの特徴については、これまたあちらのコンテンツに書いた通り。
 要約すると、メリットは「軽い」「減りにくい」デメリットは「高い」

 ただまぁ、「高い」については、鉛バッテリー価格のバカ上がりに伴い(更に)気にならなくなっている。

※その他、リチウムイオンバッテリーについては先の/以下のコンテンツでさんざん語っているので略。
>・VMAX1700メンテナンス編:リチウムイオンバッテリー導入記
>・VMAX1700メンテナンス編:リチウムイオンバッテリー交換・賞賛記


 さて、そのAZのリチウムイオンバッテリー。
 セロー純正の「GS YUASA YTZ7S」に対応するのは「ITZ7S-FP」だ。

 念のためにサイズを調査。四輪と異なり、バイクのバッテリーは格納できる場所のサイズが限られているからね。

YTZ7S:114mm*106mm*71mm
ITZ7S-FP:113mm*85mm*70mm

(長さ*高さ*奥行)

 互換品だから当然問題なし。そして高さが低いのはありがたい。ツーリングセロー250のバッテリー周りは配線がエラいことになっているわけだから。

 それではと発注を済ます。

 価格は純正バッテリーの2倍には届かない、実売比較で1.5~1.8倍という辺りだろう。
 2倍使えて2倍の価格なら結果的に同じじゃないか?って人がいるかもだけど、2倍の期間心配する必要が無いのは大きなメリットになるのだよ。

※なので俺は、激安バッテリーを頻繁に交換する手法には興味がない。これはオイルに関しても同じかな。

<続く>


 

 

 

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