■怪しいものには気をつけてます
「やめろ~っ!手を出すな~っ!戻ってこられなくなるぞ~っ」
オイル添加剤、スーパーゾイルを入れてみる。
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基本的に添加剤の類は信用しない俺。
ガソリンには既に必要な添加剤が入っているし、エンジンオイルもまた同様。普通にバイクを走らせるのに何かを追加する必要などないと思っている。
むしろ、正体不明のモノを入れることによる悪影響の方が恐ろしい。
それでも、これまでいくつか試して「これなら」と思うものが無いではない。
ガソリン添加剤のFUEL-1はその代表。ここには詳しく書かないので当サイト内を検索してください(をい)
オイル添加剤ではMILITEC-1。俺が使ったのは先代V-Max1200でなのだけれど、2021年の今もしっかり売られていて驚いた。
そしてこのZOILシリーズ。
ZOILも長く売られていて、悪い噂はあまり聞こえてこない。
この「少なくとも悪くはならない」はとても安心できるものだ。
さて、今回入れてみようと思った理由は、主として「新車状態の長期間キープ」つまり内部のコーティング効果。
それ以外の「抵抗軽減」「燃費が上がる」等の能書きについてはあまり期待はしていない。(をい)
そして……「音が静かになる」の能書き効果についてはどうだろうか?(これか)
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準備
まずはセローで走り出す。
とはいってもゾイルを入れるのにエンジンやオイルを温める必要はまったくない。
単に俺が「入れる前後でどう違うか?」を同条件で比較したいがためだ。
100km程走っていろいろ確認する。
まぁいろいろというか、「例の音」に関してなのだけれどね。
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投入
一旦ガレージへ戻って作業開始。
購入しておいたスーパーゾイルは100ml入り。
指定量はオイルに対し8~10%、セロー250のエンジンオイルは約1.2Lなので丁度良かった。
残しても仕方がないですから
<余談>
ゾイルには新しい「スーパーゾイルeco」という製品があり、こちらだとより少ない量で済む(濃い)のだけれど、少量のパックはまだ売られていなかった。
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投入前、入れるゾイルと同量のエンジンオイルを抜いてやる。
※オイルは先日交換したばかりなので新品同様(のはず)
※そして抜かずに足しても大丈夫なのだろうけれど、いつぞや書いた通り俺、オイル量多いの嫌いなんだよね。
100mlだけ抜くのにドレンボルトは使えない。ビニールチューブを使って投入口からサイフォンの原理で抜く。
100ccは目測で
あとはオイル投入口からゾイルをとぽとぽと注ぐだけだ。
※もったいないので最後の一滴まで。
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走行
それではとテスト走行に出てみる。
1時間前に同条件で走ったばかりなので違いが出れば判るはず……なのだけれど、その後100km程走り回った感想は、「エンジンは特に変化なし!」
音やら振動やら、もちろんパワー的にも変わった部分は感じられなかった。例の異音も相変わらずだ。
唯一「変わったかな?」と思えたのはミッション。
セローのシフトタッチが良いのは購入後からなのだけれど、これが更に「ヌルっと」入るようになった。
ギアの隙間が広がったのではなく、きっちりしたまま角が丸くなった感じ。
これはこれでなかなかに好感触だった。
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というわけで、スーパーゾイル凄ぇ!という結果にはならなかったけれど、新車への投入だしこれはこれでよし。悪くならなければそれでよし!
#音にはちょっと期待してたんだけどなぁ……(ボソ)
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