■YAMAHA TOURING SEROW 250 FINAL EDITION メンテナンス編

 

アクセサリ電源取付記


アクセサリ電源取付記
デイトナ D-UNIT


 

 

garage Ak!rA

 

<2020年7月> 

カスタムというより必須装備

※この作業はUSB電源取付と同時に行ったのだけれど、あちらもこちらも大事(おおごと)になってしまったのでコンテンツを分割しました。

 いろいろやりたいことはあるけれど、しばらくはノーマルで楽しむつもりのツーリングセロー。
 とはいえ、早急に必要なものがある。それは充電装備だ。

 もはやツーリングには必須といってもいいスマートフォン。

 WEBの閲覧や緊急連絡に加え、地図の表示やナビゲーション、あるいは走行ログの記録とやってもらうことは数多い。

 だから走行中の充電が欠かせない。
 そのために必要なのは、アクセサリ電源(キーオン時のみ通電する電源)の取得とUSB電源の接続だ。

※バイクに電源を追加する場合、バッテリー直だと危ないしポジションからだと電流少ないし、だからリレーを使うべき……なんて話はこちらからどうぞ
アクセサリ電源、再々取得記|SEROW(セロー)225 メンテナンス編

選択・購入

 キーオン動作の電源は、前セロー225では自前の(?)リレーで取得した。
 VMAX1700ではヤマハのキットを使用した。
 今回もヤマハでいいのだけれど、こんなものを見つけてしまいましたとさ。

 デイトナD-UNIT
デイトナ製電源取り出しユニット

 端子(取り出せる電源)が4つあるユニット。ボックス形状で外観すっきり配線も楽(と、安易に思っていた:後述)
 値段もヤマハキットと変わらないので買ってみた。

 本体内部には端子毎にヒューズがある。
 これの交換で流れる電流量を調整(というかカット)できるとのこと。
 ヒューズなしの電装品を付ける時には安心だろう。

内部ヒューズ
ヒューズ山盛り

※ヒューズを一か所で確認できるのは便利ではあるのだけれど、元々ヒューズ付きの電装品だと確認箇所が増えてしまうのでは?という考え方もないではない。

配置

 作業開始。
 今後のセロー250メンテでお約束になりそうな、「まずはシートを外し」たら……「で、どこに付けりゃいいんだこれ。」

 困った、このボックスを付けられるところが見つからないのだ。

 シート下に置けばいいだろうと安易に考えていたのだけれど、あまりにもクリアランスが無さすぎる。
 加えてシート直下にはエアクリーナーボックスがあり、上に向けてエアインテークが口を開けている。ここを塞ぐ(あるいは邪魔をする)わけにはいかないのだ。

置き場なし
どこへ置いてもシートにぶつかってしまいそう

 バッテリーの入っている右サイドカバー内部はすでに満員御礼状態。

 「くそぉ、セロー250がこんなにみっちみち(?)だと知っていたら素直にヤマハのキットを買ったのにぃ~!」

※あちらは箱型ではなく線なのでどうにかなる(はず)

 それにしてもセロー250は何故こんなにスペースが少ないのだろう?225も余裕があるとは言えなかったけれど、さすがにこんなにびっちり一杯ではなかった。
 やはりマイナーチェンジ毎に電子部品が増加していった(キャブ→FI→O2センサーとかね)せいだろうか。


 ともあれ、頭を抱えていても仕方がない。あれこれひっくりかえして、なんとか見つけた妥協できるポイントがここだった。

仮設置
かろうじてインテークも避けられて

 一見綺麗に収まっているようにも見えるけれど、シートを置くと若干当たる。
 更にこの下にはコネクタがある、これも一緒に押されてしまう。

 「う~む……気に入らん。仕方ない、シート側を加工しよう」

 新車のシートをゴリゴリと切る。

シートカット
当たるリブ部を5mmほどカット

 うん、多少は良くなった。これならなんとか我慢できないこともない。「まぁどうしても気になるようなら何日か昼飯削ってヤマハの電源キットに買いなおせば……おや?

 車体の左側、これまで気にもしなかったエアクリーナーボックスの前側。

 そこにぽっかりと隙間がある。そしてその上にはネジ穴の切られた使われていないステー。これはセローがFI化される前に燃料コックがあった場所に違いない。

※FIは基本的にキーオン=ポンプで燃圧をかけるので燃料コックは存在しない(一部存在する機種もあるのこと)

スペース
225セローの燃料コックとほぼ同じ位置

 「こ・こ・だーっ!」

 棚をひっくり返してアルミ板を引っ張り出し、切って曲げて穴を開ける。
 「これでどうだあっ!」

自作ステー
こういうものを作って……

ステー取付
こう付けて……

D-UNIT取付
こう!

 ドンピシャリ、綺麗に収まった。
 どこにも干渉せずどこにも影響しない。まさに「後付けパーツはこうあるべき」な姿。
 サイドカバー内だから雨の心配も少ないだろう。

 「よーし!思いついた俺偉い!そして場所悩んだときにずいぶんWEB検索したけどこんなところ使ってる例見つからなかったんだよな。ってことは俺がパイオニアかぁ?!」(まぁそもそもこのパーツをセローに付けようとする人が(略)

配線接続

 場所が決まってやっと配線にとりかかれる。
※でないと線の長さが決められないので。

 接続は3本。

 メインのプラスとマイナスをバッテリーに直付けするのは問題なし。
※バッテリー端子のゴムカバーをちょい切ってやると追加配線が綺麗に収まるのはお約束。

 残るはリレーのスイッチング線。これは「キーをオンにすると電流が流れる線=アクセサリ線」に接続する必要がある。

 実は市販品にも、セロー250用のアクセサリ取り出しコネクタなるものが存在する。
 その品物の説明によれば「黄色のコネクタに割り込ませてください」

 「ふむ、そうか、黄色のコネクタか……」

 右サイドカバー内の黄色のコネクタを外すと中は2線(コネクタ自体は3線式)

 本体側のコネクタ2線の導通をチェック。「キーオンで電流が流れるのはこっち側の線……っと」

導通チェック
導通チェッカー久々の活躍

 「そちらの線」をちょい辿り、途中で被覆を剥いて新しい線を割り込ませる。
 泥臭い手法だけれど、たかだか分岐させるのに1K円以上するコネクタなど買わないのだよ。
※場合にもよるけどな!

分岐
その分固定とか保護とかは入念に
(この上から更にビニールテープでぐるぐる巻きに)

 この新しい線を電源ユニットのスイッチング線に接続すれば作業完了だ。

 さて、きちんと接続できたかどうかのテストは……USB電源の配線が済んでからだな。

※本体が綺麗に収まったのは嬉しいけど、切り飛ばしちゃったシートのリブ、無駄だった……orz



 

 

 

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