■YAMAHA TOURING SEROW 250 FINAL EDITION メンテナンス編

 

チェーン清掃・タイヤ交換、つっぱり棒のススメ記

チェーン清掃・タイヤ交換、つっぱり棒のススメ記
一つあると便利なんです

 

 

garage Ak!rA

 

<2023年5月>

一家に一本

 「良い子のみんな!ガレージには”ちょうどいい木の棒”を1本置いておくんだ!」

 何のことかと言うと(以前Twitterで報告したこともあるのだけれど)「1m前後のツーバイフォー材の棒があるといろいろ使える」というお話。
 何に使うのかと言うと、「突っ張り棒」として丁度良いのだ。

チェーンメンテ

 まずはチェーンの掃除、給脂の時。

 チェーンメンテにはリアホイールを上げる必要がある。
 センタースタンドのある車両なら問題ないが、サイドスタンドだけだと持ち上げられなくて大変だ。
※メンテナンススタンドがあれば……については後述。

 こんな時、先述の「適切な長さの棒」があると実に便利。

 リア周りに突っ張り棒として差し込むことで、前輪とサイドスタンドを軸にリアホイールを持ち上げて支えることができるからだ。

セローに突っ張り棒
こんな感じに
車体が若干不安定になるので注意

くるくる回る
手でくるくる回せます

 ちなみに、この手の突っ張り棒には専用品も売られているけれど、お値段はなかなかのものだ。

       

 俺的には、ホームセンターで棒を買ってくる方が「100億パーセントお手軽間違いなしだぜ!」(千空)

タイヤ交換・ホイール外し

 ホイールを外すには、これまたタイヤ・ホイールがフリーにならないとどうにもならず。

 まぁ自分で前後ホイールを外すような人であれば、大抵はメンテナンススタンドを持っている。もしくは車体下にビールケースの類を突っ込むことを知っているはずだ。

 そしてビールケースはともかく、メンテスタンドを使うと、車体を上げた時前後どちらかのホイールが地面に着く場合がある。

 うちの場合がこれ。スタンドで上げると前輪が浮き、後輪が着く。

※本格オフ車向けの高く上がるメンテスタンドなら話は別(と思う)

メンテナンススタンド使用
スタンドを掛ける位置を変えても状況同じ

 なので後輪が外しにくい。
 また浮いた前輪は外せはするものの、できれば地面ギリギリの位置の方が作業は楽

 突っ張り棒が1つあるとこれらが解消できるのだ。

・まずはリア側を棒で上げ、フロントをギリギリ位置に。この状態で取り外す。
・その後棒の位置を調整し、今度はリアをぎりぎりの位置に、この状態で取り外す。

 これだと作業が非常に楽になる。取り付け時も逆順で良し。

棒で高さ調整
棒を突く位置・角度で高さを調整できます

 もちろん(ショップへのホイール持ち込みなど)長い時間前後ホイールとも外した状態になる場合には、突っ張り棒だけではなく別途保険が必要だ。
 うちの場合は、ハンドルやらリアキャリアやらを天井からタイダウンベルトで釣って対応している。
#そして「大きな地震がきませんように」と祈っている。

……というわけで、「みんな!ホントに便利だから棒買おうぜ!」なススメ話。

 ちなみに言うまでもないことだけれど、これらはオフ車というか軽量車両限定の方法ということで。
 先のとおりチェーン清掃時には不安定にもなるし、アップタイプのメンテスタンドもほぼオフ車用なわけだから。

 もちろん俺もVMAXでは使いません、というかそもそもVMAXにはチェーンが無いわ。(そこ)

護身用としても
いざという時には護身用にも(そうか?)


 

 

 

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