■タイトルが「購入」記である理由とは
エンジンオイルのドレンボルトを磁石付きに交換すべく購入する。
空冷単気筒でオイル容量も多いとは言えないセローシリーズ。
225の時には、毎回フィルターに引っかかる金属様のモノに戦々恐々としていたものだ(そうか?)
さて、250ではどうだろう?
ここまでの(自分では)2回のオイル交換でさほど気になる事は無かったのだけれど、巷には強力な磁石付きのドレンボルトが出回っている。
価格もさほどではないし、交換して何か付いてくるか・こないか確認してみるとしよう!
……というレポートを、今年の北海道ツーリングに行く前に書くはずだったのだ。
★
北海道行き前に行ったオイル交換。この時に交換すべく買ってきておいた磁石付きドレンボルト。
ドレン外してオイルが抜けて、さて交換と比べると……「違うじゃん!サイズ違うじゃん!」
購入してきたのはM14、だが外した純正はM12だったのだ。
サイズなど購入前に確認するのが当然の話。だが事前の調査では、何故か「セロー250のドレンボルトのサイズ」がどこを探しても見つからなかった。
店頭のメーカーパンフレット(ドレンボルトやらワッシャやらフィルターやらのメーカー)にも記載なし。
WEBには無いでもなかったけれど、信用できるか否かはサイト次第。
実車はもちろん、外すとオイルが抜けてしまう。
結果、「実物に"ヤマハ用"って書いてあるのはコレしかないから大丈夫だろ」と買ってしまったのだ。
<後日追記>
……と書いたのだけれど、よくよく考えると初回のオイル交換時に自分で
「ワッシャは立派な銅製だった。サイズは外形19mm、内径12mm」
とか書いていたり。
あっはっは、すっかり忘れていたわ(呆)
いずれにせよこれは完全に俺のミス。罰として楽しみにしている金曜日夜のビールがしばらく「本物」から「第三のビール」へと変更された。
#金曜日以外はいつも第三のビールだよ!
……というわけで、その時のオイル交換には純正ボルトを元通り装着して終了となった。
★
後日、改めてボルトを購入。もちろんM12サイズだ。
M14とM12
サイズは、M12×12、P1.5
M12ボルトで長さが12mm、ネジピッチが1.5mmとなる。
材質はスチールをチョイス。アルミ製もあるのだけれどやはりナメが心配だ。
※ネジキリの事を考えるとアルミの方が安心(オイルパンに負けてくれるので)という考え方もあるのだけどね。
ちなみに、先に外した際測っておいたセロー250純正ドレンボルトのサイズは、M12×15、P1.5というあたり(ノギス計測なので誤差あり)だ。
だから(買ってから気づいたのだけれど)M12×14、P1.5というサイズの方がセローには合うかもしれない(遅)
サイズ表
★
……というわけで、購入しなおしはしたものの、実際の使用・感想はしばらくお預けという事で。
それにしてもたかがドレンボルトにこんなにあたふたさせられるとは思わなかった。
やはり何事も油断してはいけないんだねぇ……いや、まったくをもって穴ドレン!(どっとはらい)
<続く>
■やっと交換です
<続き>
北海道ツーリング&緊急事態宣言解除記念ツーリングも終わり、さてさてとオイル交換。
さあ、やっとドレンボルトが交換できるぞ。
外したドレンボルトと新しいボルト。念のために確認する。
左:新(磁石付き)、右:現(純正)
内径とネジピッチは問題なし、だがやはり全長がちょい短かった。
でもまぁ、実用上は問題ないだろう(多分)
こうすると長さの違いが分かり易く
(そしてピッチの確認にも)
画像を見てもらうと判るのだけれど、ボルト頭の大きさが変わり、使用するレンチは12mmから14mmへと変わった。
ナメ防止には良いけれど、ネジ切りには要注意……かな?
オイル交換自体は滞りなく終了。
さて、磁石付きドレンボルトに交換して、実際に「何が」「どれくらい」付くか、次回交換時に確認するとしよう。
<続く>
■確認しましょう
<続き>
ゴールデンウイークの佐渡ヶ島ツーリングを終え、ボルト交換後の走行距離は2,200kmという辺り。
ちょい早いけど、高速道路もたっぷりと走ったし、オイル交換するとしよう。
で、磁石付きドレンボルトの状態がこちら。
オイルを拭き取った後
黒いのが磁石に付いていた部分の汚れ。
細かい粉状のものが無いわけではないが、「固形物」というほどではなし。どうやら心配する必要は無さそうだった。
総走行距離は11,000km手前。今は丁度初期馴染みが終わり、劣化には早いという良い状況なのかもしれない。
さて、この先距離が延びるとどうなるか。今後も確認していくとしよう。
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