うはははは
■さて、今日の天候は?
起床は7時。はっはっはっ、どーだきっちり10時間寝てやったぜぃ!
夜中、雨がざんざん降っている(らしき)音を聞いて心配したのだけれど、どうやら今は降っていない。
そうっと窓から見上げる空は暗い雲に覆われている。ま、雨が落ちてなければとりあえずOKっと。
素泊まりなのでさくさくと出発の準備に取り掛かる。
昨日のイベントと駅で買った土産品、増えた分の荷物は着替え一式と共にサイドバッグの片側に押し込むことができた。
うん、20Lの容量ってのは結構使いでがあるものだな。
★
宿の方にご挨拶しての出発は8時すぎ。
とりあえず近場のコンビニでパンとコーヒーの朝食。うー、やっぱ空は暗いなあ……
不穏な空です
昨日のSA同様、店前の国道を走るバイクに妙にヤマハ車が目立つような。もしかすると俺同様、昨日参加しての宿泊者なのだろうか。(さてさて)
そして、既に合羽を着ているライダーが半数ほど。まぁいつ雨が落ちてきても不思議でない状況ではあるのだけれど。
俺は雨具は付けず、北へと走りはじめる。
今日は新潟から長野、そして群馬へ回ろうと思っているのだけれど、実際のコースは天気次第という事で。
道はR353へ。方向が西へと変わり山中へ入っていくと、やはり雨が落ちて来た。
雨雲レーダーに出ていない(1mm以下)のが不思議なくらいちゃんとした雨だ。仕方ないなと雨具を着こむ。
山越えは全面的に雨となる。
豪雪地帯なのであちこちにあるトンネルとスノーシェイドがありがたい。但し道も曲がりくねっているので油断はできないのだけれど。
窪地や谷には雲海風に霧が溜まっている場所も。
なかなかに幻想的な風景は、こんな天候ならではかも。(ポジティブシンキング)
※雨なので画像は無いよ!
★
走る事1時間半。9:45am、R117長野県飯山市手前。
山を下り川沿いを走っていたら唐突に雨があがる。それはもう「あれ?どうして?」と首をひねったほど突然に止んだのだ。
前方はうっすら明るくなり、振り返る後方の山々は真っ白な雲を被っている。
「ふうん、って事は時間じゃなく場所的な雨だったのか」
よーしよしよし……
千曲川沿いに南下するほど、天気が好転する。
そしてこれまた唐突に現れる日差し。「うっはー、太陽見えたの久しぶり~!」
うきうきと、道の駅「花の駅千曲川」へと入っていく。
道の駅なのか花の駅なのか
トイレを済ませたらお決まりのアイスクリーム。
「ここ限定!」というスノーキャロットにも惹かれたのだけれど、ニンジンだけじゃなとリンゴとのハーフ&ハーフを選んでみる。
これが香り良く旨かった。
ちなみに名前は(スノー&リンゴで)「すのりん」(≠しまりん)だそうだ。
見た目も良し
★
小布施で給油。
この周辺、りんごとぶどうがメジャーなのは知っていたけれど、栗も有名とは思わなんだ。
街道沿いには延々と栗畑が続く。この辺りもゆっくり回った事ないんだよな、また来るならやっぱり秋にしよう。
そろそろ旬ですかね
★
万座道路は細いくねくね道。VMAXの莫迦馬力に任せて山をごりごりと駆け上がっていく。
一旦回復した天候だけれど、高度が上がるとガスが出た。
うん、山の上は仕方ないとして、「あそこ」では晴れてくれると良いのだけれど。
直進万座、左山田さん温泉
見晴らし良い場所もあり
一面のガスもあり
万座道路から右へ分岐する県道112号線。
これまた細い舗装林道を静々と南へ降りていく。
よーし、ここまで来れた!
★
ルートの左は山、右は崖。舗装はちょい荒れという感じ。
進むにつれ次第に景色が開けていく。
天気も回復、雲は多いが青空もちらり。そして……「あ、見えた見えた」
目的としていた「あそこ」、毛無峠が見えて来た。
見晴らし良好
見えた
最後の200m程はダートとなる。でもこの程度の路面なら重量級のVMAXでも問題なし。
ここ毛無峠は、景色は良いが特に何があるわけでもない閑散としているエリア。(鉱山跡とかがあるけれど現在進入禁止)
だが、いろいろネタになるモノ(?)が多い場所なのだ。
一番有名なのがこの看板↓かな。
荒涼とした大地に置かれた「危険」の看板とかグンマーとか
訪れる人も意外に多く、今も自転車部隊がかわるがわる撮影中、なのでしばらく待っていよう。
と、一見登山道に見えた道からオフ車が2台現れた。
どうやら上から降りて来たらしい。へー、あんなところに走れる道があったのか。
一見さほどじゃないですが、実はそれなりに荒れてます
聞いてみると、そこそこ上まで登れるらしい。ふうん、セローでなら結構イケそうにも見えるんだよな。
※そして「でもブロックタイヤじゃないと無理ですよ?」とVMAXを指さされた。いやいやまさかまさか……
もしかしてその上はこれかも?
★
順番待ち完了。VMAXを看板前に並べて記念撮影。よーし、目的達成だー(喜)
ちなみにダート走行的な意味では、この看板前にバックで並べるのが一番大変だった(笑)
VMAX撮って
俺も撮っていただいて
いるんだねぇ、こういうネタを作る人が……
落ち着いたところでVMAXを移動させ、景色を眺める。
雲良し山良し谷良し。吹く風が気持ち良い。
雲薄くなってきました
見晴らし良好2
★
出発。万座道路までUターン。
途中に美味しそうな林道が何本か。マジにセローでの林道ツーリング計画してみようかな?(もちろん複数台でね)
左分岐あり
なるほど、特別な場合であれば通行していいわけですな
無事、万座温泉まで降りてさてと考える。
帰るには草津方面へ抜けるのが早いけれど、今は火山活動のせいでどこかが通行止めになっていたはずだ。
ここは軽井沢経由の方が無難だよな。
どこかも何も、明確に書かれてますけどね
有料の万座ハイウエイは貸し切り状態だった。
広い道幅と綺麗な路面を舐めるように曲がっていく。うひ~、気持ち良ぃ~
これで毛無峠で着いた泥はタイヤサイドまで綺麗に落ちたはず。
貸切った!
この先もバブリーな有料道路を経由して走る。天候そこそこ、ただ浅間山がガスを被っていたのが残念だった。
秋の3連休の中日だけに軽井沢は大混雑。
素直にGoogleMap様のお勧めルートを使ったけれど、バイクなんだから横道へ抜ければ良かったかも。
ようやく混雑を抜け、碓氷峠旧道へ入るも前をバスに塞がれたり。ま、慌てない慌てない。
眼鏡橋でお約束の画像を撮って降りきって。
さて、この辺りで給油しておけば自宅まで持つ……よね?(多分ね)
スマホだと低いアングルが難しくて
ここまで来たら、遅めの(遅すぎる)昼食はおぎのやの釜飯で。あー、いつの間にか1000円になってたのね……
※釜飯の具が減ったように思えたのは気のせいかな?
画像で見るとそうでもないんだけど→具の量
★
空の釜をサイドバッグに押し込んで15時半、おぎのや発。
松井田妙義ICから上信越道。後は関越→北関東→東北→北関東と一気走り。
宇都宮上三川で高速を降りたのは……あ、新記録達成。(公にはできない時間で着きました)
思いのほか早く自宅に到着できた。でもまぁ、洗車は明日という事で。
さあ、荷物片付けたら、風呂とビールだっ!★
■今日の走行距離:370km 給油回数:3回
■今日の教訓:路面は乾いているのが一番
■総括
というわけで、「日帰り圏内で1泊するツーリング」は楽しく終わりましたとさ。(ぱちぱち)
天候のわりに予定していた場所をすべて回れて満足度高し。
ぽんしゅ館へはまた行きたい(そして同様の施設は他にもある)し、毛無峠付近の林道も走りがいがありそうで、是非また再訪したいところ。
ただまぁ、オフ車で行くとなると結構な距離ですからねぇ。観光がてらゆっくり回る(回れる)時期が良いでしょう。
そしてメインだったYAMAHA Motorcycle Day、是非長く続けてもらいたいものです。
走った走った
★
2日間のルート(高速道路を除く)
★
■2日間の走行距離:610km 給油回数:5回
■2日間の教訓:時間に余裕のあるツーリングは良いもンだ。
■ ご注意 ■
ツーリングレポート中の数値・金額・時間・時刻等の表記は、特に記載のない限りツーリング当時のものであり、現在とは異なる可能性があります。
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