乗っちゃいました(てへ)
■今日はバイクには乗らない・・・つもりが
朝5時起き。
朝飯付きだから早起きしても(略)ツーリングに出ると何故か(略)
そーっと覗くと外は霧雨。今日も天気予報は(略)
ま、心配しても仕方ないから寝なおしましょ。zzz
7時、改めて起床。
朝食は7時半、「いやー厚く切ったねぇ。いや、シャケをさ」(←なので例によって3杯飯に)
さて、先のとおり、今日のメインは知床観光船。
そして昨夜同宿の方々と飲みながら話していたのだけれど、1人の方(バス組)は俺同様、宿の観光船を楽しみにしていた→船出ない→別の業者探す→キャンセル待ちで取れた。のコンボだったよう。
聞けば取れたのは俺と同じ業者さんらしい。「ならば一緒に行きますか」という話になる。
※この方、お馴染みカクチさん(の若かりし頃)にそっくりで驚いたり。なので以後「カク似氏」と記載。(をい)
★
10時前、霧雨は上がって曇り空には晴れ間もちらり。
業者さんの受付に集まって、説明聞いて、港へ行ってライフジャケット受け取って乗船して、出航となる。
先のとおり今日は満席。定員の40人前後が乗っているようだ。
港には他に大型の観光船も。比べるとこの船は知床観光船の中では小さいほうらしい。
その分スピードも出るし、海岸線近くまで寄ってくれるので面白い。
乗る船と、その向こうに見える大型観光船
う~、なかなか楽しいぞこれ。
滝
崖
岩
熊
滝2
滝3
滝4、この辺りで霧が深く
特に良かったのは、解説役のお兄さんの船内放送が上手だったこと。
内容もしっかりしてるしアドリブが効くのさすがだよな。
知床観光船でのポイントを箇条書きにするとこんな感じ。
・船は小さいほうが面白そう。でもその分揺れも大きいので弱い人は要注意。(あらかじめ酔い止めを)
・船上での着座位置はかなり重要。予約順の場合が多いので早めの予約が吉。
(今回はキャンセル待ちなので見晴らしはあまりよくない場所に。でも楽しめた。)
・最後部の席は一見よさそうだけど、実は水しぶきが激しい。
・真夏でも長袖必須、できればウインドブレーカー的なものを。
・双眼鏡、もしくは大口径のズームレンズがあるに越したことは無い。
★
3時間程の予定だった観光コース、だが2/3程進んだところで周囲に霧が広がってきた。
前が見えないほどではないのだけれど、知床名物の断崖絶壁に寄っても上部は真っ白な霧の中。
「この先も霧が深いとの報告がありました~、残念ですが今日はこれで戻りま~す」とお兄さん。
うん、まぁ仕方ないでしょ。この霧じゃぁねぇ。
でもご満悦
港へと戻ると、中断になったので返金ありますとのこと。
なんと25%も戻してくれた。良心的な業者さんでありがたい限り。
カク似氏と共に宿へと戻り、付属の食堂で昼飯を摂る。
「ああ、この店はカレーも旨いなぁ…」(あとプリンも)
なんと、じゃがいものプリンなんですってよ奥様
★
さて、想定外の戻りになったのでまだまだ時間は早い。
「そうか、なら知床五湖とかも回れるかな?」
これまた昨夜の飲み会で、「五湖を簡単に回れるのは今の時期だけですよ!」のアドバイスをいただいたのだ。
でも天候がなぁと外を見ると、「あれ?晴れてる?」
なんと、飯を食っている間に雲が流れ、結構な晴れ間が広がっているではないか!
「よーし、なら行っちゃうもんね~」
いつの間にこんな天気に!
セロー始動。
知床五湖入り口の知床五湖フィールドハウスは、バイクなら目と鼻の先なのだ。
※セローには自作拡張キャリアをボルト留めしてきてるのでタンデム不可。でなけりゃカク似氏も乗せていけたんだけどね。
→バスでオシンコシンの滝と一緒に見に行ったとのこと。
★
「目と鼻の先」だったにも関わらず、フィールドハウスまでの道が素敵で感動してしまう。
知床横断道路(R334)から分岐した道道93が実に気持ち良い。
知床3回目で初めて通ったのだけれど、これまで来なかったのがもったいなく感じるほどだった。
そして路肩からの鹿の飛び出しには要注意っと。
うっひゃ~とか
どっひゃ~とか
しかか~とか
★
知床フィールドハウス、知床五湖駐車場。
四輪は駐車待ちで数台の列があったが、二輪はさくっと入れてくれた。
二輪専用駐車場にはバイクも十数台。ふうん、みんな来るんだなあ。
綺麗な施設です
知床五湖の事前知識として、「近年整備された高架木道にはフリーで入れる。下の森林遊歩道を回るには料金+講習会受講が必要。」は頭に入れてあった。
なので木道にするはずが、何故かチケットを買って講習会待ちをしている俺。
いや、だって時間あるし面白そうなんだもの。
「甘いものは熊が嗅ぎ付けるのでジップロックで密閉!」
「熊と遭ったらどうするかではなく、遭わないように注意すべし!」
「言うまでもなくコース途中にトイレなんか無ぇからな!」
「声が小せぇぞ!キン○マ付いてンのか手前ら!」 【これは嘘←わかるよ】
各種説明をほうほうと聞いた後、ゲートから建物外へと出、コースへと入る。
認定して頂けました
行きましょう
★
選んだのは外回り3km、90分のコースだ。(他に内回りのショートカットコースあり)
歩くのは、湖の間を縫って走る深い森林内の散策路といった感じ。
もっと見晴らしのよい道を想像していたのでちょっとびっくり。確かにこんな森の中じゃ「突然熊と遭遇!」ってのもありえるわ。
大外を反時計回りで
こんな雰囲気とか
こんな雰囲気で
★
天気は恐ろしい程回復した。もう完全に「晴れ」といっていいだろう。
「まぁこの俺様が(略)
気温も上昇、Tシャツ1枚でも歩いているとたっぷりと汗をかくのだけれど、さわやかに吹く風がそれをきれいに乾かしてくれる。
ルートは基本的に平地。ところどころにアップダウンや階段もある。
最近ジム通いを復活させたので歩くのが辛いことはない。
そしてライディングブーツでも意外に歩けるものだなと感心してみたりする。
※硬い靴底が合っているのかもね。
一緒に講習を受け出発したのはもちろん見知らぬ人達なのだけれど、しばらく歩くうち妙に親近感が沸いたりとか。
互いに写真を撮りあいながらわいわいと進む。
山も見えるし
シンメトリーだし
いる、ここには絶対何かいる
撮っていただいたりとか
コース最後の数百メートルは、フリーの高架木道に合流する。
動物よけ(多分)のゲートをくぐって木道へと上がる。
上から見る湖と山もまたまた綺麗。
でも海上にはまだしっかりと霧が溜まっているから、午後便の観光船も午前と同じ感じだったかも。
木道見えました
上り口にはがっちりとしたゲート(一方通行)
これまたお約束
さすがの見晴らし
木道は出口まで延々と続きます
★
「や~面白かった!楽しかった!」とコースを出る。
うん、正直こんなに歩いて楽しめるとは思わなかったわ。
おとなしく待っていたセローの元へと戻り、パーカーを羽織って出発する。
時刻はまだまだ3時半。天気は良好。「よし、なら知床峠も上ってやるぞ!」
#↑今日は走らないんじゃなかったっけ?
★
国道合流。3回目の知床峠・知床横断道路を駆け上がる。
目の前にはどかんと羅臼岳が。やー凄い凄い、そういえば前もこの辺りで画像撮ったよなぁ。
青空万歳
「でもさすがに峠の上はガス被ってるような…」と先へ進む。
その予想どおり、頂上まであとカーブ5つというあたりから、道は霧の中となった。
当然頂上駐車場も真っ白で何も見えず、んでもまぁ、これは想定の範囲内っと。
五里霧中
羅臼まで降りるつもりはないのでくるりUターン、さほど走らないうちにまた晴天の下へ出るのが面白い。
そして路肩に牡鹿がいるのはいいとして、そこのおばさん、写真に夢中になりすぎだって!野生動物に近づきすぎだって!
この画像のすぐ右側にカメラを抱えたおばさんが
「怪我でもさせられた騒ぐんだろうになぁ」とか思いながらゆっくりと下る。
宿に戻ったのは17時前。うん、今日は結果オーライな一日だったな。
★
セローを停め、施錠防水。
荷物を整理したら、サロマ湖(北勝水産)で手配できなかった土産を探しに歩いてみる。
「うー、毛蟹が旨そうだけど値段がなぁ…」(←結局買っちゃったけど)
夜はカク似氏と連れ立ってまた昨日の店へと向かってみる。
「丼を肴にビールをね」の話をしたら是非にとのことだったのだ。
今日は昨日は入荷していなかった雲丹があるらしい、それではとウニイクラ丼を注文する。
もちろんビールは当然のこと。このウニを突きながら飲む生ビールというのがまたね……(グビグビ)
隣にビールがあると(略)
宿へ戻ってからのビール雑談も昨日同様。
今日は更に人数が増え、「晴れた」「五湖良かった」「ウニ入荷してた」の話題で盛り上がる。
※だから啓蒙にかこつけてバイク話するおっさんは(略)
今日は全面雨予報だった知床半島、だが結局一部に霧のみで雨は無かったらしい。
代わりに内陸部にはもの凄い豪雨が降って被害も出たとか。
天下御免の晴れ男的には驚くことではないにせよ、「北海道は雨が凄いらしいけど大丈夫?」と心配してメールくれた諸氏、すまん、その頃笑いながら走ってたわ。
※ホント、綺麗に避けてくれたよな、雨雲がさ。
★
■本日の走行距離:50km、給油回数:0回
■本日の教訓:よし!晴れた!
■ ご注意 ■
ツーリングレポート中の数値・金額・時間・時刻等の表記は、特に記載のない限りツーリング当時のものであり、現在とは異なる可能性があります。
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