■ツーリングレポート SEROW250 群馬・新潟

 

R352奥只見湖・ぽんしゅ館再び記、の2

R352奥只見湖・ぽんしゅ館再び記、の2
走るだけがツーリングではなし

 

 

garage Ak!rA

 

<続き>

 休憩終了。峠をゆっくりと下る。

 下りも斜度がきつい。こりゃ初心者ライダーは(略)

R352下り
景色は良いけどねぇ

 下るにつれ気温が上がってくる。

 山の上も相当だったが、それに輪をかけた暑さとなる。途中にあるスノーシェッドの日陰が実にありがたい。

スノーシェッド
ありがたやありがたや

くねくね道
その後も道はくねりながら降りていきます

 シルバーラインの起点(合流点)まで下りきると……
 「うん、暑いぞ!」

 マジに暑い、蒸す、日差しが熱い、路面からの熱気が凄い。

 「フルメッシュ着ててこの状況って事はいつものパーカーだったらエラいことになってたな。やっぱ使う時は使うべきなんだよ、な、過去の俺よ!」

 山を降りきると周囲は街中風に。
 コンビニが見つかったので飛び込んで、イートインでアイス休憩(外では無理)
 ああ、イチゴが好きなシロクマがいて本当に良かった……

シロクマ
冷たくておいしゅうございました

 外へ出てセローに跨ってヘルメットを被って。
 「新潟なのに暑いなんて生意気だぞ!」と叫んでみる。(まだ甘い)

 セロー的にはまだまだ早いけれど、せっかく街中に入ったので給油する。
 燃費は45km/Lオーバー、山越えてきたってのにやっぱ凄いなセローのFI。

 ちょいと戻って、R352を使ってまた山の中へ。

 「山の中へ」とは書いたものの、気温はまだ恐ろしく高い。
 トンネルやスノーシェッドの中がとても涼しくて出たくなくなる。

 ツーリングマップルにマークのあった「あまやち(≠あやまち)の湯」に寄ってみるも本当に建物だけだったのでパーキングの日陰に停まっての小休止のみ。

 その先、県道24。
 田舎道ではあるものの誰も走っていない。暑さのせいかな?と考えていたら、その先に消防車の姿があった。そして左手の山から火の手が上がっている。

 山火事の初期消火に見えたのだけれど、それにしては消防士さんたちが慌てている様子はなし。もしかして単に野火焼きの見守りだったのかもしれない。

消防車
これは邪魔にならないように通り過ぎてから振り返って撮ったもの
でも野火焼きやるような場所&時期じゃないよなぁ

 道を県道9号へと換えて、これまたツーリングマップルに景勝地とあった八方台へ登ってみる。

 むー、確かに頂上広場はあるけれど見晴らしは今一つ。夏草が伸びていなければ見えたりするのだろうか。

 山の南側にはいくつか池が点在する。八方台いこいの森という施設もあるようだ。
 北は長岡市街の先に佐渡島が見えるはずだけど……それともあの高く見えるのが大佐渡なのかな?(さて)

八方台より
南は見下ろせるんですけどね

八方台北
北は今一つ、これはちょい下ってから撮影

 14時半、長岡市街。

 途中行動食を摂ったので遅くなった昼飯(?)は、インド料理屋でスープカレー。

 スパイス食べると汗かくよなーと店外へと出ると、更にドバっと汗が噴き出した。

 マジに暑い、蒸す、日差しが熱い、路面からの熱気が凄い。(本日2度目)

 「いや、これは本気でヤヴァいかもよ!なぁ、過去の俺よ!」
 本当に、うかうかしていると倒れるんじゃないかと思う程の暑さなのだ。

 いかんいかんと本屋に逃げ込みエアコンで涼む。
 むー、もう少し走ろうと思っていたけれどこれはダメだ。早めに宿に入るとしよう。

 長岡市内の宿着は16時、屋根下駐車場にセローを停め施錠、ぽんぽんとシートを叩く。

 宿の中に入ってシャワーを浴びて着替えて。
 ああ、やっと人心地がついたわ。さて、んじゃ出かけるかな。

 目指すはJR長岡駅内の施設、ぽんしゅ館

 以前、越後湯沢で入ったのと同じ系列のお店、新潟の日本酒が嫌と言うまで試せる素敵施設だ。

長岡駅
長岡駅はお初、そして空が急に暗く(後述)

長岡駅ぽんしゅ館
ぽんしゅ館は二階です

 お店に入ったら即試飲!……ではなくまずは土産選び。
 「酔ってから土産を探すのは難しい」を越後湯沢で学んでいるのでね。

 その割に、あの時気に入って買った酒の銘柄を忘れたりとか。
 だがお店の人に特徴を言ったら一発で当ててくれた。(名前を聞けば俺も思い出せた)
 いや、やっぱプロは凄いな。残念ながらこの店での取り扱いはなかったけど。
※扱ってない酒なのに判ったってのも凄いところ

 帰りに買うものを決めて一安心、それでは試飲を始めますかね。

試飲システム
システムは越後湯沢と同じです

日本酒自販機
ずらりと自販機が

コイン購入
「さあ、ゲームを始めようじゃないか……」

 専用コインを購入し、猪口を借りる。
 あとは選んだ自販機にチョコをセットしコインを入れれば日本酒が注がれるという仕組みだ。

 種類によって必要コインは変わるのだが、1枚(100円相当)で買えるお酒がほとんどだ。

 書かれている日本酒度と、上に置かれたフライヤーを参考に試していく。
 うーん、やっぱ俺はすっきり香り系が好みなんだな……

お酒自販機
機器にもコメントや販売の有無が書かれてます

 ぐびぐびと試す。
 つまみは持ち込み不可、中で塩と味噌だけは分けてくれる。(あとキュウリがあったかも)

 「腹が減っていると酔いが早い!」も越後湯沢で学んだこと。だけど今日はカレーを食べてからさほど時間経っていないので大丈夫。

 「そう!大丈夫!」とほろほろに酔って(?)店を出たのは30分後。

 土産屋でめぼしをつけていた四合瓶を3本買う。
 夕飯にはまだ早すぎるけど、何か腹に入れたくなった(酔)のでフードコートでパンを齧る。

 調子に乗って瓶を割らないように(←酔っているとよくやる)土産袋を大事に抱えて駅の外へ出ると、道路はびしょ濡れ水たまり状態だった。

 どうやら土砂降りの雨が通り過ぎたばかりのよう、うん、これは良いタイミングで動けたな。

 宿へと戻り、いろいろ片付けての就寝はなんと20時。
 いいもんね、明日早起きするんだもんね!

今日の走行距離:280km 給油回数:1回
今日の教訓:晴れたは良いが暑すぎる!

今日のルート(林道から先)

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■ ご注意 ■
 ツーリングレポート中の数値・金額・時間・時刻等の表記は、特に記載のない限りツーリング当時のものであり、現在とは異なる可能性があります。


 

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