■ツーリングレポート VMAX1700 石川

 

第12回 VMAXオーナーズミーティング・能登 参加記


そういえば紅葉も良い感じでした

 

 

garage Ak!rA

 

<2015年11月1日>

今日は朝から良い天気

 翌朝7時起床。

 俺は旅行先で朝起きられないという事はほとんどないのだけれど、今朝は妙にまぶたが重い
 昨夜の二次会でも早々にダウンしてしまったし、やはり前日寝ていない影響は大きかったのだろう。(← 俺寝てないアピールの2)

 朝食は和定食的バイキング。
 調子がいま一つなので白飯は2杯でやめておくことにして、代わりにサラダをもりもりと食う。

 さて、今日のスケジュールはといえば。

 実は特に決めてはいない
 事前に「せっかく能登まで行くのだから日曜はどこか回りますか」と話していたMK氏、56号氏と共に金沢市内のビジネスホテルを 予約してあるだけだ。

 口元のドレッシングをぬぐいながら両氏と相談。
 今日の空は昨日と異なり綺麗に晴れている。なら真っ直ぐ金沢へ向かうのはもったいないだろうと、方向は逆だが北上して輪島を覗きに行こうかという話になる。

 同様に輪島を狙っていたメンバー連と同行、総勢9台のVMAXでの出発となった。


こんなに良い天気ですからね

 今日もまたまた「のと里山海道」。ぴゃ~っと走って輪島までは1時間ちょいという感じ。

 俺は2度目の輪島市内
 公営駐車場はやはり二輪車無料のようで、前回と同じ場所に9台のVMAXを停める。


屋根つきの一等地

 時刻は既に11時前、なので朝市は終わりかけていた。それでもぶらぶらと見回るのが相変わらず楽しい。

 前回同様おばあちゃんの店をひやかして歩く。そして「ひやかして」と言いつつ、ついつい購入させられて(?)しまったりもする。


では行きますか


そろそろ店じまいのところも


そして蛸

 一通り見学した後の早めのお昼は海鮮丼の店。

 これが予想外に(といっては失礼だけれど)旨かった。
 やはり魚が新鮮なのだろう、刺し身系はもちろんとして小鉢のシオカラが絶妙だった。

 どんぶりはやや小さめだったけれど、我々の中 に食べ盛りの世代はいないので問題なし。


三色丼はマグロ・サーモン・そしてここでも蛸

 あれこれ土産を買い込み、土産物屋のおばちゃんに手を振って輪島出発となる。

 他へ向かう6台とはここでお別れ。その後、前回の給油タイミングが違った俺はとりあえず一人GSへと向かう。
 そして、何故かその後の合流に失敗してしまう。
 この先もご一緒するMK氏、56号氏と落ち合えたのは1時間後の高速のサービスエリア。
 うーむ、電話で連絡できていたというのに何故だろう。キツネにでも騙されたかな?最近多いんだよな(多い?)

 ともあれ、無事3台となったVMAXで高速を一路金沢へ。

 途中、1車線区間の多い高速道路を何故か馬鹿のように飛ばして走る1台の軽自動車が。
 前を煽るわ割り込むわとやりたい放題。きっと親が危篤でもあったのだろう、うんうん。

 金沢市内のビジネスホテルにチェックイン。
 屋根下駐車場はありがたいが出入り口が狭くて大変。何しろ重量級だからねぇVMAXは。

 着替えの後、それではと歩きで金沢市内の観光へと出発する。

 まずは俺の希望で金沢駅。アレを「でっかいねぇ」と見学する。


アレ

 その後は市内巡回バスで金沢21世紀美術館へ。

 金沢はこの手のバスが市内を何ルートも巡回していて、しかも運賃は100~200円。その他に1日周遊券もあるとのこ と。
 いや、やっぱ国際観光都市は違うねぇ。


偶には歩くのもいいものです

 下調べ無しに行ったのだけれど、美術館では「ゴジラ展」をやっていた。

 うん、3人が3人ともハマる展示に偶然出会うとは、さすがにこのメンツは引きが強いな。


ごっどじぃ~ら


撮影スポットも準備されてて


撮影OKの場所とNGの場所と

 ポスターやらジオラマらやらと共に、上映施設で流されていたゴジラ映画の予告編・全60年分をじっくりと観覧させていただく。眼福眼福。

 通常展示場へと戻り、有名らしい「プールの中に人」をしげしげ眺める頃には日もとっぷりと暮れていた。


はしごは固定されてないので揺すっちゃダメですよ


外にはライトアップされていた金沢城(ピンボケ)

 美術館を出、近隣の神社を参拝したあとは東山ひがし茶屋街へと移動。

 時間が遅いせいで店はほとんど閉店済みだったが、薄暗い路地にもなかなかの趣があった。


次は日中に来ましょうか

 「よし。予定完了。さあ、んじゃぁ飲みますか!

※定番の兼六園は時間・時刻の関係でパス、これまた次回のお楽しみに。

 日曜日なのに妙に混雑していた金沢の飲み屋街。それともいつもこれくらいが普通なのだろうか。

 ようやく入った店で刺身等と共に金沢おでんで一杯やる。
 「金沢とおでんって意外だよなー」←有名らしいのだけれど知らなかった)

 飲んで食って喋って。

 ビジネスホテルへと戻ったのはいったい何時だったのだろう?

 「あー、今日も良い一日だったわ…」

本日の走行距離:160km、給油回数:1回
本日の教訓:食った食った、でもしばらく出汁巻き卵は見たくない。(謎)

<2015年11月2日>

さあ帰りましょう

 朝、ねぼけまなこで眺める窓の外はしっかりとした雨

 これは天気予報どおりで仕方なし。
 昨日・一昨日は予報から好天したのだけれど、この日だけはずっと雨予報だったのであきらめもつく。それに今日は家に戻るだけの予定だし。

 ホテルのバイキングをもりもり食べながら(←またかよ)両氏と相談する。
 「ま、雨なわけだし、変な欲は出さずに予定通りここで解散にしましょうか」となる。

※このビジネスホテルの朝食もずいぶん頑張っ ていた。和風バイキングだけれど金沢風の煮物とかもあって嬉しいかぎり。おかげで3杯飯が復活に。


 ゆっくり準備しての出発は10時というあたり。

 もちろん雨具はがっちりとフル装備。
 但しサイドバッグにはあえてカバーは付けないでおいた。付けるのが面倒だし付ければ水が溜まるし。なので今 後は裸で使うことにしたのだよはっはっは。
※物凄い土砂降りとか泥汚れする可能性のある時だけだろうなぁ、カバー使うのはさ。


屋根下でごそごそと

 関西方面へと帰るお二人とがっちり握手してお別れする。

 いやいや、二日間遊んで頂いてありがとうございました。んじゃま、次は忘年会で。

 金沢市内で給油を済ませ、一人走る雨の高速道路。

 平日のせいか北陸道には工事箇所が多い。普段は気にならないけど、今日のよう な天気の時は車線拡幅での他の車の動きにより以上の気を使わないと。

 雨自体はフル装備なので問題なし。だが今日もちょいと気温が低い。
 やっぱり(ゴム手袋用)インナーグローブ忘れたのは失敗だったな。

 それでもTracerハンドガードのおかげで、高速道路のペースでは手に直接当たる雨粒は非常に少ない。これが大変に楽だった。


 さて、雨天だと寄るのが面倒になるのがGSでの給油だ。

 往路と同じルートなので同じSAで給油していくのが無難なのだけれど…できるだけ回数減らしたいよな。

 頭のなかでポンポンと計算する。
 うちのVMAXはいつもの低燃費走行(1.2KS巡航・スロットル開け閉めなし)をすれば15km/Lを切ることはまずない。
 とするとリザーブまでの11Lで165km、その後の予備が60km。
 なら…給油GSは来る時の1つ飛ばしでも間に合うはずなんだよな。

※1つ飛ばしにするとGSの間隔は170~180kmくらい。先のとおりVMAX的には微妙な距離なので途中でうっかり「うきうき走り」をしてしまうと後半で心臓に悪くなる事間違いなし。


 11:30、名立谷浜SA(約170km、リザーブランプ点く)給油&昼飯休憩。

 ピリ辛蕎麦とやらがかなり旨い。その名のとおりピリ辛なのだけれど、更に七味を入れるとこれまた旨い。
 いや、これも体が冷えているせいなのかも?

 出掛けにグローブをゴム手袋から3シーズングローブ+グローブカバーへとチェンジする。
 さすがにこちらの方が温かい。その分操作性は(略)でも高速なら (略)


うん、降ってますな

 上信越道へ入ると雨は更に本格的になってきた。

 そして失敗。
 鼻を掻こうとシールドをちょい上げたはずみに、ピンロックシートの内側に水が入ってしまったのだ。

 次のPAでピンロックシートを外して拭いたもののこれが逆効果。かえって曇ってしまい前が見えない有様に。
 しかもシートの内側なので拭くわけにもいかない。仕方なくまたまた次の停車スペースでえいやとピンロックを取り外す。

 実は似たようなことが今年の夏にも起きた。ピンロックシートは買って3年目だし、高いものではないのでそろそろ買い換えてやるとしよう。

 14:30、横川SA(約180km、リザーブランプ点く)休憩・給油。
 甘いパンが旨い。熱いコーヒーが旨い。やっぱり体が冷えて(略)

 変に我慢してトラブルに遭うのは莫迦らしいのでたっぷりと休む。
 売店の椅子に座ってコーヒー片手に外を眺める。「あー、でもさすがに平日でこの天気だとバイクはほとんど走ってないな…」

 あとは一気に走るだけ。
 この先、雨は小降りになって霧雨の場所も多数。
 自宅近くで給油を済ませたあとの帰宅は17時過ぎとなった。ふーやれやれ。

 VMAXをガレージに突っ込み雨具を脱ぐ。

 お疲れお疲れ。久しぶりの本格的な雨の中での長時間走行だったけれど合羽の中はほぼ平穏。うん、この雨具はまだまだ大丈夫だな。

 あえてカバーをつけなかったサイドバッグ。
 当然浸水していたのだけれど、思っていたほどの量ではなかった。

 そもそも濡れて困るものはビニール袋でパッキングしてあるのだから、あとは室内に持ち込むときの事を考えればいいだけ。
 インナーバッグ代わりにゴミ袋でも準備しておこうかな。

 「さーて、後片付けやら洗車やらは明日の予備日に片付ければいいから、今日は風呂入ってビールだぁ!」


お疲れ様でした皆の衆。来年もまたよろしくです。

3日間の総走行距離:1320km、総給油回数:10回
教訓:秋のイベントシーズンはこれにてひと段落。そして次は忘年会シーズンに!

 

 

 

■ ご注意 ■
 ツーリングレポート中の数値・金額・時間・時刻等の表記は、特に記載のない限りツーリング当時のものであり、現在とは異なる可能性があります。



 

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