■ツーリングレポート SEROW250 北海道

 

2025北海道、初の7月道北ツーリング記、の5

2025北海道、初の7月道北ツーリング記、の5
最終日はマッパレで

 

<2025年7月23日(水)>

今日が現地の最終日

 6時起床。
 いやー、寝た寝た。たっぷり9時間睡眠をとった。
 マジにこの宿落ち着くわ、機会があったらまたここにしよう。

 今日が北海道での最終日。小樽からの午後の便で帰る事になる。

 TVの天気予報では今日の北海道は全面的に晴れ。なら良いかといえばさにあらず。
 一昨日からの予報どおり、道東を先頭に気温が異常に高いのだ。

 さすがに一昨日の予報の40度にはならなかったものの、実際に昨日、知床で36度という莫迦みたいな気温になったらしい。それがこれからじわじわと西へと広がってくるとか。
 晴れは嬉しいけど気温が関東と変わらない(というか栃木より高い!)ってのはなぁ……

 7:30発。

 それでは遠慮なくと照り付けてくる太陽。まだ朝だというのに充分に暑い。
 もしかすると快適だった昨日の日中より既に高い気温になっているのかも。まぁ今日はさほど距離も走らないしゆるゆるゆると行こう。

 まずは留萌の岬の先端、黄金岬海浜公園(の付近)
 「おお、真っ青な空の画像は今回初めてだな!」(嬉しいけど暑い)

黄金岬
青い空と海

黄金岬の碑
立派な碑が立ってました

 国道231で海沿いの南下を開始、3日前とは逆方向に走る。

 右手には青い海。日差しは強いが天気は良いのはやっぱり嬉しい。
 時間はたっぷりあるからゆっくり走るとしよう……そしてトンネルの中で追い越し掛けてくるアフォな四輪車のエアコンが故障しますように……(ナムナム)

海沿い231号
風も今日はおだやかで

銀鱗の滝
滝も綺麗です
(銀鱗の滝)

 国道脇に細い道を見つけたので下って行くと、小さな浜に出た。
 「おお、ここもなかなか気持ち良い場所ぢゃないか……だけど……こりゃ本格的に暑くなってきたな……」

小さな浜
静かな海っていいですねぇ

自撮り
丁度いいベンチもあるし

 浜益で給油(昨日入れ忘れた)
 ガソリンを入れていて思いつく。「そうだ、前に走った千本ナラの道を通っていくか」

 2011年にセロー225で通ったルート
 ナラの木自体はさほどではないけれど(をい)その前後の道が面白かった記憶がある。

 国道を離れ海沿いへ。集落を抜けると急に道が細くなり、山の上へと上がっていく。「そうそう、前回もここで画像撮ったんだ」(但し逆方向から)

丘の上から
前回とはバイクの向きが反対ですね

 くねくねのワインディングを上がり、千本ナラへと出る。
 ここは変わらず……かな?前回よりちょい整備された気もするけれど。

千本ナラ看板
「森の巨人たち100選」

千本ナラ
本木。囲いができたのは最近かも

 出発。道は下りへ。そして路面が砂利へと変わる。

 もちろんセロー的には何の問題もないけれど、結構斜度がある下り、そしてその先ヘアピンカーブなんてのは、オフ車でも慎重に走らないといけないのだよ。

砂利道
まぁ1kmにも満たない区間ですからなんとでも

 国道へと戻り、南下継続。

 道の駅石狩、あいろーど厚田は初日にも寄った場所だ。
 3日前は(雨だったし時間早かったし)トイレだけだったけれど、今日は中の見学も。

 オープン前の蕎麦屋さんで、なぜか(そして蕎麦屋なのに)アイスだけ買う事ができた。もちろん旨い。

 食べ終わって外へ。駐車場へ入ってくるバイクは北上と南下が半々というところだろうか。

道の駅
三日前は画像を撮るつもりにならなかった空でした

アイス
蕎麦アイス……だったっけ?(忘)

バイク駐車場
行く人頑張れ、帰る人お疲れさま

 石狩の手前で国道を外れてまたまた海沿いへ。
 何気に入った道だけどこれが良かった。

 途中まで舗装、途中からダート。
 海沿いではあるけれど、海辺まではそこそこ距離がある。そしてその間が何もない草原というか草むらというか。石狩も近いのに何故ここには何もないのだろう?いや、北海道だからって言えばそれまでなんだけど。

草地
海と道と草地

古いサイロ
古いサイロ?……が立ってました

フラットダート
偽りなきフラットダート

 「やー、何度も通っていた国道の脇にこんなルートがあったとは!」と驚きながらR231へ復帰。石狩川を渡ればそこはもう石狩の街中だ。

 さて、11時と時間は早いけれど昼飯にするか。前から気になっていた店もあることだし。

 国道脇にでんと控える「サーモンファクトリー」は大きな施設だ。
 前を通る度に「どんなもの売ってるんだろう?食べられるんだろう?」と思っていたのだよ(なら寄れよ)

 土産物屋を軽く覗いてから付属のレストランへ。
 時間が早い(&平日)なので待ち時間なく座ることができた。

 オーダーは刺身定食。もちろん旨かったけれど、刺身の量にはちょい不満がががががががが

刺身定食
おいしゅうございました
(が、俺には上品すぎたかも)

 土産をあれこれ買い込んで駐車場へと戻る。
 「ああ、暑い……エアコン効いた室内から出ると特に感じるわ……これは30度越えたな……」

 小樽への到着は12:40という辺り。

 3年前に慌てた覚えがあるので、まずはフェリーふ頭に寄って二輪の積み込み時刻を確認する。
 「15時15分から、って事はまだ2時間半あるのか」

 とはいえ、これから遠出する気は無い。充分走ったからというより、気温がバカ上がりしていたからだ。

 立っていると汗がだらだらと。先の通り体感で30度越え、いや、更に上がっているのは間違いなし。
 「休むぞ!涼むぞ!」

 パワーセンター「ウイングベイ小樽」にセローを停めて、中のモスバーガーでアイスコーヒー。
 「ふ~、生き返る。しかし北海道でエアコンのある場所で涼まなきゃいけなくなるとはなぁ」(まったくだ)

アイスコーヒー
エアコン万歳

 15時前、近くのセイコマで船内用買い出し。
 埠頭に舞い戻り、駐車場で帰りの高速対策にチェーン給脂。

 予定通り、15:15乗船。さらば北海道また来る日まで

出航
船が出たぞ~

 さすが7月の平日の帰りのフェリー、ガラガラに空いている……わけではなくてちょいびっくり。

 満員ではなさそうだが結構な乗客数。中ではメロンの販売会まで開かれている。
 既に夏休みに入ってるからその影響もあるのだろう。

 ビール、うたたね、タブレットで読書と、例によってまったり過ごすフェリーの中。
 夕刻、露天風呂から見える夕日が実に綺麗だった。

サッポロクラシック
何にせよ遠慮なく飲める夕方便万歳

 翌日、新潟港着。9時過ぎ下船

 案の定猛暑となった市内を抜けて磐越道へ。「ああ、さすがに高速走ってる方がマシだわ…」(暑さが)

 それでも照り付けてくる太陽に、走っては休憩を繰り返す。

 最後の休憩、定番の安積PAでつけ麺の昼飯。これで力をつけて、一気に走っての帰宅は14時という辺り。

 セローの後始末はとりあえず忘れたことにして、部屋へと駈け込む。
 「うへぇ、暑い暑い、エアコン全開!」

二日間の走行距離:470km(但しハッピーメーター) 給油回数:3回
今日の教訓:天気良すぎるというのもこれまた困る


二日間のルート(の北海道分)

<総括>

今満足できたツーリングでした

……というわけで今回も無事故無検挙無転倒で帰ってくることができました(ぱちぱち)

 正直、天候に恵まれたとは言えなかった今回の北海道ツーリング。

 晴れ・曇り・雨の割合は1:8:1という辺り。
 その上風は強いわ晴れれば暑いわ、目的だった7月らしい北海道は見られなかったわと、客観的には不本意にも見えたはずなんですが。
 なんかねぇ、妙に満足してしまったんですよ。

 慌てず急がずまったり走って、各所で時間もたっぷりととって。
 「そうだよな、こういうのもロングツーリングなんだよな」としみじみしてしまいました。

 それにしても、トップシーズンを外した北海道はやっぱ良いですよ。
 その上で、次行く時は(更に夏前らしいはずの)6月にするかもですけどね(笑)

#でもなぁ、6月だと新潟までは土砂降りなんだよなぁ……

 ともあれ、楽しい旅でした。
 「さぁ!これでしばらくの間は元気で仕事に勤しめるぞ!」(多分ね)

赤いなんとかと緑のなんとか
「こ、これはもしや……赤い装置と緑の電話!」(伏線回収)

今回の総走行距離:1,730km うち北海道で1,130km(但しハッピーメーター)
今回の教訓:「北海道へ行ってきました!」と言って「暑かったでしょ?」と返されるのは理不尽過ぎる。


今回のルート

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■ ご注意 ■
 ツーリングレポート中の数値・金額・時間・時刻等の表記は、特に記載のない限りツーリング当時のものであり、現在とは異なる可能性があります。



 え

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