■だって欲しかったんだもの
ツーリングセロー250にハイシートを入れてみる。
これまで「足が付かないバイクは怖いい~っ」とか「林道で2輪2足できるセローサイコー!」とか散々騒いでいたのに何故ハイシート?と思われるだろうけれど。
理由の一つはロングツーリング。
以前書いた通り(自転車・ロードバイクで多少尻が鍛えられたので)長距離走行を辛く感じる事は少ないのだけれど、より厚いシートだとどのくらい楽になるか試したかった。
もう一つは膝の曲がり。
短足体形の俺だけど、オフ車の高めステップ+シートの低いセロー250で膝の収まりが気にならないわけではない。まぁこれも225のスクワットポジションに比べれば可愛いレベルではあるのだけれど。
そして一番には……「そろそろ新しいパーツが欲しくなったんだよぉ!」(正直でよろしい)
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選択
さて、セローのハイシートといえば、基本は純正(ワイズギア)のツーリングシート(事実上のハイシート)だ。
品質はもちろん、柄も良い。
新品は結構なお値段だが、中古パーツ屋で手頃なブツを見かけることもある。
※世間では「純正ツーリングシートは雨が染み込む!」と言われることが多いのだけれど、本当のところはどうなんだろう?
だが今回選んだのはジータのアドバンスシート(のハイシート)
経年劣化でヘタる可能性のあるシートは、やっぱり新品が一番良い。
ジータなら新品でもお値段が比較的お手頃なのだ。(重要)
そしてロングツーリングで便利・楽かどうかは、シートの厚みと共に座面の形状の影響も大きい(はず)この辺りでもジータの評判が悪くなかった。
ただ色・柄だけは、黒ベースのジータより純正カラー2色のワイズギアの方が俺の好みかも。
スペック上では、ハイシートはセローのノーマルシートより+5.5cm
数値的に結構上がっているが、「シートを厚くする」が主目的なので仕方ない。
となると足つきが心配になるところだけれど、こればかりは実際に座って(沈めて)みないと判らない。まぁ今のセローがベタ足だし、なんとかなるとは思うのだけれど。
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購入
サクサク購入、サクサク到着。

ハイ、スタンダード、ローとあるうちのハイシート
250ccセローは全車共通かな?
箱の中のシートは丁寧に梱包されていた。
シートと共にスポンジテープと説明書。テープは(純正同様)エアインテーク周りに貼れとのこと。

スポンジテープ付属

説明書通りに貼りました
シートの質感等々問題なし。表皮も綺麗に貼られているし、ベースも純正同様だ。
「うん、よくできてるわ」(喜)
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比較
さて、まずは純正シートと比較してみよう。

シート比較
長さは当然同じ。幅は前も後ろもやや広めのイメージ。

高さ・厚みは装着してからの比較とする。座面の感じもまずは座ってみないとね。
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装着
装着方法はもちろん純正と同様となる。
※装着前に裏面の樹脂部分に軽くシリコンスプレーを吹いておくのはお約束
セロー250実車での比較がこちら。

ノーマルシート

ZETAハイシート
後ろのシャッターの横線で見てもらうと判りやすいのだけれど、シート座面が高くなったと同時に、前後の関係がフラットに(同じくらいの高さに)なった。
前は上がったけれど後端の高さは純正とほぼ同じ。
これなら(ツーリングセローでなくても)バッグの積載、キャリア等との関係にも問題は出ないだろう。
市販品のシートは変な品物だとガタつく事もあるのだろうけれど、ZETAに関しては俺の許容範囲で問題なし。
ただ前部を掴んで揺らすと若干動くので、ここは後で何か考えても良さそうだ。

「ガタ」って程じゃないので実用上の問題は無し
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足つき
お次が重要、足つき性

純正シート、ベタ足
身長(公称)170cm、体重重め

ZETAハイシート、ちょいカカトが上がる
画像&説明のとおり「ちょっとだけカカトが上がる」事になった。
数値上は+5.5cmと大きく上がっているけれど、実際に乗ると、シート形状のせいか沈み込みのせいか、そこまで高くなっている気はしない。
なので不安感はまったくない。セローが軽量の事もあり、ここまで足が付くなら林道でも全く問題ないだろう。
そしてロングツーリングで大荷物を積むと、更にサスが沈んでベタ足に近くなる気もする。
座面の具合も悪くない。
材質的に純正よりグリップ感がある……かな?
でも前後の高さが同じになっているから尻を動かしやすくなる……のかな?
この辺り、良いか悪いか(好きか嫌いか:俺の走りに合うかどうか)は実走してからという事で。
さて、早く林道で試してみたいけれど、今、壊れたガエルネブーツの修理見積もり中なんだよねぇ……
<続く>
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■走ってみましょう
<続き>
さて、それでは実際に走ってみよう。
先のとおり、今オフブーツが無いのでオンロードメインになるけどね。
★
ポジション
まずは最初、セローに跨る時、足をより高く上げる必要があった。
うちのセローは箱を付けているので「カカト落とし」方式で跨るのだけれど、これがこれまでより難しく。うん、下半身のストレッチを頑張らないといけないな。
どれどれと走り出して最初に感じたのは「視線が高くなった」ということ。
背筋が伸びたというか遠くまで見えるようになったというか。
初めにセロー(というかオフ車)に乗った時の印象に近い。
それはバックミラーの位置を変える必要があったほど。だから感覚的なものだけではなく、物理的にも結構変わっているのだろう。
これだけ変わるとハンドルポジションにも影響がありそうだけれど、不思議とそれは感じなかった。
これまでと同じ感じでハンドルが掴める。
まぁライザーを入れてバーを上げたのも、そもそもはスタンディング時のポジションを考えての事。
シートは高くなったがハンドルとステップの関係は変わっていない。この雰囲気ならハンドルは弄る必要はなさそうだ。
※高さではなく角度を変えてみたい(バーを回す)気はしないでもない。
★
足つき
跨っただけの時は「ちょっとだけカカトが上がる」だった足つき。
これが、実際に街中を走ると印象が変わってきた。
言葉にすると、「路面が遠い」
例えば信号待ちで止まって足を出すと、あると思ったところに路面が無い。
これまでよりちょっとだけ足が着くのが遅くなる。
もちろん危なくなるほどではないのだけれど、最初は結構「おっとっと……」となった。
これは跨っただけの時には感じなかったことだ。
尤も、一旦着いてしまえば後は問題なし。
デコボコの林道でどう感じるかは今後検証ということで。
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座り心地
シートはやはり純正よりちょい硬め、俺的には好みの固さかもしれない。
角が立ったように見えた座面だけれど、走っている最中違和感はない。
そして予想通り、フラットな形状は前後に尻を動かすのに楽だった。
ノーマルシートだと、尻の位置は(一番低い場所に)何となく収まってしまうのだけれど、これが簡単に(あるいは無意識に)微調整できるようになった気が。
この点は、長距離走行でそこそこ影響があるように思うのだ。
その「長距離での尻の痛み」についてはこれまた今後検証となる。
今回はオンロードを200km程走っただけなので尻が痛くなるはずもなし。★
トータルとして
「うん、いいんじゃない?」
全体的に変化があったし、それも悪い方にではなさそうだ。
先の通り、本当のところはもう少し距離を走らないと判らないけれど。
そうそう、世間で言われる「ハイシートで重心が高くなることで、より積極的なライディングに……」については、知らん!判らん!判る気もない!
確実に言えるのは「新しいパーツを入れると嬉しい」だ!(そこ)

テストは日光街道旧道でも。ここもいずれ車両進入禁止になるはずです
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