■YAMAHA VMAX 1700 (VMX17) メンテナンス編

 

ニュートラルスイッチ交換記

ニュートラルスイッチ交換記
ニュートラルスイッチアッセンブリ

 

<2018年11月> 

久しぶりのトラブルです

 VMAXでイベントに参加した帰り道。

 空は真っ青で風も気持ち良い。うきうきと海沿いの道を走っていたのだけれど。

 ちょい目を離したタイミングで2台前の車がコンビニに入ろうと突然停止。
 当然直前の車も急ブレーキ、確認が遅れた俺も急ブレーキ。

 「ったく油断してちょっと目を離すとこれだから」とぶつぶつ言いながらギアを落として……ありゃ?ニュートラルランプが点かないわ。

 緑のランプが点かない。メーターパネルのギアインジケーターも空白だ。


GEAR空白

 ギアインジケーターが空白の事はままある。特に今回のように急停止してからガチャガチャギアを落とした時など、何も表示されなくなるのは珍しいことではない。(ギアセンサーが中途半端な位置になるとかかな?)

 だがニュートラルの時に出るのは珍しい。そしてニュートラルランプが点かなくなるというのも。

 路肩にVMAXを停め、エンジンを一旦止めて再始動したり、シフトペダルのリンク付近をコンコンしたりしたけど状況変わらず。

 「う~ん、面倒なところが壊れたんじゃなければいいけどなぁ」

 ともあれ、ちゃんとニュートラル状態にはなるし、他のギアでは表示も問題なくでるし、走りには(多分)影響なし。
 今できることもないしと帰宅を再開する。

 そこから先、走っているときまぐれに表示が復活することも。

 この時、緑のニュートラルランプとギアポジションの「N」の文字は必ず同時に復活するから、面倒な制御系とかではなく単純な接触不良、もしくはスイッチが壊れる予兆という雰囲気だった。(希望的観測を含めて)

 途中の休憩時、mixiを通じてVMAX17オーナーズクラブ(VOC)に今の状況を報告してみる。

 帰ってきたコメントは、「ニュートラルスイッチですね」「ニュートラルスイッチをアッセンブリで」「ニュートラル(略

 なんだ、みんな壊れたことあるんじゃん!(←皆じゃない)

 帰宅後、念のためにとざっくり調べたけれど、やはり「ニュートラルスイッチの異常」で間違いなさそう。

 「ふむ、んじゃ交換手順を確認しておこうかな」

 調べた結果、交換が必要なパーツは以下のとおり。

・2S3-82540-00 ニュートラルスイッチアセンブリ (US表記だとなぜか Gear position switch )
・93210-21001 O-リング

 上記2つで6k円弱だった。
 そして交換手順を説明しているサイト・BLOGは見つからず、っと。

 基本的な事なのによく判らなかったのが、このニュートラルスイッチがどこにあるのかだ。

 もちろんパーツリストやサービスマニュアルに表記はあるのだけれど、具体的な画が載っていない。
 電装系の説明中に、エンジン左下、クラッチレリーズ付近に向けて大雑把な矢印が付いているだけだった。

 「チェーンドライブならドライブスプロケ付近にあるんだけどなぁ……ま、ギアボックス近くには違いないから探してみるか」

 作業開始。

 届いたパーツの先端には、5つ+1つの金属部(多分1~5速とニュートラルのセンサー)
 ということは、やはり「ギアポジションスイッチ」の方が名称的には正しいのかも。


並び的にもギアのままに

 「で、どこに付いているんだこいつは」とクラッチレリーズ周りのカバーを外して中を覗き込む。「あ、これだわ」


ボルト4本でこのカバーを外すと


奥にいました

 センサーの固定はボルト2本のみ、ではあるのだけれど。

 とにかく奥まった場所にセットされているので、通常のL字型のヘキサレンチはかけられない。Tレンチの先にソケットを付けて、更に延長しないと到底届かないだろう。

 ところがうちにはこの4mmサイズのヘキサソケットがなかった。持っているのは6mmと8mmのみ。
 「これまで必要になったことが無いからなぁこのサイズは」

 考えたけれど、小細工してトルクが掛けられなくても困るし、あれば今後も便利だしと工具を新規購入してみた。

 ただ、素直に4mmのヘキサコマではなく、3/8インチ(9.5mm)と1/4インチ(6.3mm)の変換コマとビットのセットというあたりが俺の俺たる所以なのだ。


汎用性というか対費用効果というか


そして効率的に回すにはこれだけの長さが必要でした
(シフトペダルを避けるのが難しくて)

 2本のボルトはネジロックされている風だったが問題なく緩んだ。センサー部もスポンと抜けて一安心。
 ところがここから先が面倒で面倒で。

 それはセンサーから出ているケーブルの取り回し

 センサーから他のケーブルと一緒にシート下のコネクタまで伸びているのだけれど、途中が狭くて大騒ぎ。
 結果的には、シートとサイドカバー、途中の固定ステー等々を全部外してしまうのが一番楽だった。


ここで一度まとめられてます


このステーも外した方が楽


コネクタはシート下のコレ


なのでその上のステーも外しちゃいましょう


そしてここ。フレームに貼られたパーツに通したタイラップでケーブルが留められているので切断が必要
&取付の際にはこのパーツにタイラップを通して(略)


やっと取れました(ふへ~)

 無事パーツが外れたら、まずは新品をコネクタに仮組みして確認作業。

 キーオン。よーし、ちゃんとニュートラルランプ&N表示がでましたよっと。


 新品の本組みは取り外しの逆順で。
 センサー部にOリングを付けるのを忘れないこと。
#取付前にシリコンスプレーを吹いておくのはいつものお約束

 「それにしてもケーブルの取り回し面倒臭ぇー!」って、まぁVMAXの質感を考えると細かい作業が必要なのも仕方がないか。

 全部戻したらもう一度確認。全部OKで一安心。


よーしよしよし

 作業は(工具を買いに行った時間を除き)1時間といったところ。
 電気系の割に結構泥臭い作業だった(笑)

 さて、70,000km近く走っているわけだからこの先もいろいろ出てくるんだろうな。俺的感覚ではまだまだ新車なんだけどさ!


 

 

 




 

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