■YAMAHA VMAX 1700 (VMX17) メンテナンス編

 

続々・滑るグリップ(ヒーター)対応記(Ver.3~4)

続々・滑るグリップ(ヒーター)対応記(Ver.3~4)
新たなるバージョン

 Ver.3   試走 NEW  Ver.4 NEW

 

 

garage Ak!rA

 

<2025年9月> Ver.3

思い付きは突然に

 そんなわけで、もう一度VMAX1700のグリップを変更してみることに。

※これまでのバージョン
・Ver.1:滑るグリップ(ヒーター)対応記
・Ver.2:続・滑るグリップ(ヒーター)対応記

 Ver.2の調子は良好、なのだけれど、ハリガネで作った引っ掛かりはもう少し大きいと更に楽になる気がする。
 加えて、冬グローブは問題なしとして、夏のメッシュグローブだと固いハリガネが気にならないでもない。
 「うん、なら柔らかい素材に入れ替えて試してみようか」

 購入してきたのはダイソーのクッションシールだ。

ダイソークッション
衝撃、キズを防ぐ!

 長さは2.5cmとこれまでのハリガネより短い。
 厚みは未測定だけれどハリガネ(2mm)よりは厚そうだ。
 幅は8mmもあるのでこれは半分にカットする。

半分にカット
素材的にカッターよりハサミの方が楽に切れます

ハリガネとの比較
ハリガネとの比較

 取り付け/加工方法は前回と同様。
 そしてシールタイプなので固定(仮セット)するのが非常に楽だった。
※前回のような小細工必要なし

取り付け
張り付けるだけなので大変に楽
(そしてピンが甘い)

 ハリガネは4か所だったけれど、今回は6か所に。これもこれまでの走行経験から。
 スロットルが回った時、引っ掛かりが良い位置にならなかった事があったのでね。

 カバーをかけて、ヒートガンで炙って収縮させて、はい完成っと。

完成
見た目デコボコ

 「うん、六角だね」

 クッションの厚みがある&6か所にしたせいで、該当部分は大分太くなった。

 まぁでもこれは想定済み。それにカバーの接着が多少弱くなっても、素材が柔らかいし幅も狭いし、いつぞやのようにカバーが回ってしまう事はないだろう(多分ね)

 握ってみると、やはり柔らかくてなかなかに良い感触。

 引っ掛かりエリア(?)は短くなったけれど、主目的である「高速道路等での巡行時のスロットルキープ」には問題なさそうだ。

 実走はこれから。さて、どんな感じになったのやら。

<2025年9月> 試走

走ってみました

 それではと(やっと暑さも控えめになってくれたので)栃木県の北の山を走り回る。

 「うん、いいんじゃない?」

 さすがに邪魔になるか?と心配した極太六角部分、実際にはさほど気にならず
 いろは坂やら金精峠やら、いつものワインディングをブリブリ走ってもスロットルワークへの影響は無し。特に問題は発生しなかった。

 そして巡行時のホールドは良好。

 柔らかく、小指の付け根側で抑え込めるので、そもそもの理由(滑るのでがっちり握らなくてはならない)だった高速道路でも軽く抑えたまま走り続ける事ができた。

 「そうか、太い出っ張りでも柔らかければそんなに気にならないんだな……」

 そして位置的には、もう少し端より(小指より)まで引っ掛かりのあった方がより楽になる気がする。

……というわけで、また一つ思いついた事があるので試してみるとしよう。
 カバーはまだまだストックがあるからねぇ。

<2025年10月> Ver.4

再変更

 後日、購入してきたのがこちら。前回同様ダイソー製だ。

クッション材
同じようなクッション材です

 半円タイプで厚みは前回のモノとほぼ同じ。
 径は大きい(8.5mm)だけれど、影響が少ないことが判ったのでそのまま使うことにする。

 「それでは……っと」

 前回仕様
これを剥がして……

クッション材貼り付け
張り付けて……

カバー掛け
カバーを掛ける
(そして何故かピントが合わない)

 「うん、イボイボだね!」(をい)

 イボイボは6*3列で張り付けた。
 なので、前回より小指側までフォローすることができた(はず)

 イボイボ接写
グリップの半分くらいをカバー

 握ってみた感じは悪くない。
 相変わらず厚みはあるけれど、柔らかいのでさほど気にならず。スロットルワークへの影響も少なそうだ。

 「よーし、んじゃこれでまた走ってみるかー」

<続く>


  

 

 

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