■YAMAHA VMAX 1700 (VMX17) メンテナンス編

 

スロットル再調整、のつもりが?記


感の良い方はお気づきでしょうが

 

<2019年3月>

もう一度見直しましょう

 「判りました!頑張って見直します!」

 今回の作業の意図としては、「スロットルケーブルの(ハンドル側での)遊び調整が限界なんだわ」と「他に調整できるところないのかしらん?」である。


ここはこれで限界です

 現状特に困っているわけではない。
 スロットルの遊び量は俺的許容範囲内。走っていて戸惑う事もなし。
 あえて言うとすれば「もうちょっとだけパキっと(?)しててもいいかもな」

 スロットルの遊びを小さく=スロットルケーブル(のアウター)を伸ばすことを意味している。

 ハンドル側以外で可能性があるのはYCC-T(ヤマハ電子制御スロットル:フライバイワイヤ)側。
 そしてパーツリストを見ると、スロットルケーブルの先にネジがついているようないないような……

 よし、んじゃ一度覗いてみるとしよう。

 エンジン側のスロットルを覗くには、トップカバー、サイドインテーク、エアクリーナーボックス、そしてインテークボックス(仮称)と取り外す必要がある。
 そしてこれが面倒臭くてこれまで躊躇していたわけだ。

 面倒臭い面倒臭い……とぶつぶつ言いながら上記パーツを外していく。
 作業も面倒なのだけれど、うかつに扱って傷をつけると泣くのは自分なので、それに気を遣うのがまた面倒なのだ。

 エアクリボックスのカバーを外すまではエアフィルターの清掃時と同様。
 そしてここから先は未体験のエリアとなる。

 インテークボックスの(仮称)の周りのプラスネジを外していく。サイズは全部同一だ。

 ELメーター下にもネジが1本。
 「ふむ、ってことは先にメーター外さなきゃダメだな」


ドライバーが入りませんからね

 ELメーターは、2か所のコネクタの他はゴムに刺さっているのみ。
 コネクタを外してスポンと上に抜く。


コネクタは黒いゴムカバーの中に


取れました

 どれとインテークボックスを引っ張ると、今度はキーシリンダーカバー(仮称)が邪魔をする。
 「ふむ、ってことは先にキーシリンダーカバー外さなきゃダメだな」

 キーシリンダーカバーは、左右両側奥まった場所にある2本のボルトを外す。
 引き抜く際には周囲のホース・コードに注意。


取れました

 どれとインテークボックスを引っ張ると、今度はバッテリーケースが(略)
 「ふむ(略)
 判った判った!外しますよ!外せばいいんでしょ!

※ちなみにバッテリーケースはカバーのボルト2本を緩めるだけでイケましたっと。

 今度こそと引っ張ると、インテークボックスはぽこりと取れた。「よーしよしよし……」


取れました

 エンジン側にはお初にお目にかかるインテーク。

 どれ、スロットルはどこに繋がってるのかなっと……


さてさて……

 「えー、結果から申し上げます。中にはありませんでした!」

 インテークボックスの中は閉鎖空間だった。
 制御系(YCC-T)の本体は外側にあるらしく、中には作動用のパイプが通っているのみ。
 「うはー、ここじゃなかったのかよ!」

 ハンドル側からのケーブルをたどっていくと、ボックス前下で「何か」に繋がっていた。
 ネジはこれへの接続用……かな?


この奥を覗くと


これがいました

 「にしてもこれ、どうやって外すんだろ?スロットルケーブルの交換、恐ろしく大変そうだな」
※それともインテーク下のカバーが簡単に外れたりするんだろうか?


ちなみにこれが可変インテーク(指先で動かせる)
エンジンの回転(だけじゃないけど)に合わせて上下してインテーク長を変えるわけです

 更にバラして確認するかとも思ったのだけれど、ネジを外して留めるだけならまだしも、「調整して取り付ける必要」の可能性がある部分は下調べしてからじゃないと怖いんだよねぇ。(経験則)

……さて、というわけで、「エンジン側でのスロットルの遊び調整」は夢と消えましたとさ。

 しばし外したパーツの山を見ながら呆然とし、その後すっくと立ち上がる。

 「掃除だ!点検だ!そして磨くぞ!」(ポジティブシンキング)

 外したパーツを綺麗に磨く。(あまり無かったけど)気になる汚れにはプレクサス。
 そしてシリコンスプレーで保護。

 表からは一切見えない場所だけれど、パーツが綺麗になっていくのはやはり嬉しいものだ。
 ボルト・ネジの類もCRC-556を吹いて拭きとっておこう。

 組み立ては取り外しの逆順で。
 プラスチックの黒い輝きが目に眩しい。

 「はっはっは、どーだ、これが10年物のバイクには見えまい!」


しっとりツヤツヤ

 ラジエターホースの一部、キャップ付近に液漏れのあとを発見。
 拭きとった後にシリコンスプレーで保護。そしてステンレスバンドを一旦緩めた後締めなおす。
※締めすぎるとゴムを痛めるので注意
 こういうところに気づくのもこんな時くらいなんだよな。(ポジティブシンキング再び)


そういえば去年の夏にちょいと覚えが


よーしよしよし

 ボルト・ネジが余ることなくすべてが戻って一安心。

 調整はできなかったけれど、点検・掃除にはなったわけだし、たっぷり2時間遊んだと思えばそれでよしっと。(re:ポジティブシンキング)



※スロットルバルブは特に汚れた感じではなかったけれど、磨けばもっと綺麗になりそうな雰囲気も。
 次回はここも洗ってやろうかな。


 

 





 

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