■YAMAHA VMAX 1700 (VMX17) メンテナンス編

 

クーラント・冷却水交換記

クーラント・冷却水交換記
いや、誠に申し訳ない(VMAXに)

 発生・交換  NEW

 

 

garage Ak!rA

 

<2026年5月>発生・交換

トラブルは突然に

発生

 8回目の車検が終わった翌々日。うきうきとVMAXで山へと向かう。
 空は青く気温は25度プラス、バイクで走るには絶好の天候だ。

 山の手前、日光市内でちょっとした渋滞に遭う。
 「まぁ観光地は多少混雑してくれないと……」と、右折できず停まっている大型四輪をアイドリングで待っていると、「ありゃ?妙に水温が上がってるな?」

 水温計が「H」の手前まで進んでいる。

 大型四輪が避けて動き出した先には赤信号。ここでメーターに赤ランプが点く。
 オーバーヒートの警告表示。水温計はもちろんMAXだ。

VMAX水温警告ランプ
それはもう赤々と

 おやおやとVMAXを路肩に寄せてエンジン停止。
 よっこいしょと日陰に移動させる。

 気温は確かに出発時よりは上がってきているけれど、もちろん30度にも届かない。
 ここ数年の夏を考えればまだまだ「快適な気温」の範疇だし(渋滞とはいえ)止まっていたのは数分にも満たない時間だ。

 これがなんらかのトラブルであることは間違いない。正常ならこんな気温&状況でオーバーヒートするはずがないのだから。

 10分後、水温低下、赤ランプ消灯、エンジン再始動。

 幸いなことにその先に混雑はない。ゆっくり走って状況観察すると、風が当たれば水温は上がらないようだった。

 日光清滝ICから日光宇都宮自動車道に乗り、宇都宮方面へと戻っていく。

 高速道路を制限速度で走っていると水温はじわじわと下がっていき、メーター半分の正常値に落ち着いた。よし、これなら自宅まで大丈夫そうだわ。

 無事自宅ガレージ着。チェック開始。

 VMAXをアイドリングで放置すると、やはり水温は急激に上がっていった。

 高温になるとラジエターファンはきちんと回っている様子。
 現地ではどうだったかな?確認忘れてたわ。

水温上昇
ファンの音が静かなのでヘルメット被っていると気づきにくいんです

ラジエターファンチェック
なので手をかざしての確認が確実(火傷注意)

 エンジンを止め、サーキュレーターで前から風を当てて、さてと。

 オーバーヒート(前の警告)の原因は、冷却水の量か、水質か、それとも(今は大丈夫そうだけど)突発的なファンの故障か。

 いずれにせよ水温が完全に下がりきってからしか確認できないのだけれど……
 「……あれ?そういえば前回クーラント交換したの何時だっけ?

交換

 日を改めて作業開始。

 メンテナンスノートと自分のHPで確認すると……「もしかして前回のクーラント交換は2015年かも……」(をい)

 そういえば数年前、交換を予定した時に個人的にいろいろあって実行できなかった事を思い出した。
 「ぐぬぬ、だとすれば11年無交換だったのか!」

 ともあれ、俺的には「水は量が入ってればなんとかなる」の思いもある(をい)
 影響があったかどうかの判断はクーラントを交換してからするとしよう。

 例によってぶつぶつ言いながら面倒な外装剥がしを行い、ラジエターキャップを露出させる。

 そーっとキャップを開けると、クーラントの水面が見えないから満タン(?)ではなさそうだ。
 前回の残りのクーラントを入れてみると、ごく僅か(100cc以下?)で口まで水面が上がってきた。
 ということは、「減り」に関してはさほどではなかったのだろう。

クーラント投入口
すぐに一杯になりました

 サブタンクチェック。
 外してみると中身は空。まぁ多少とはいえメイン側に減りがあったのだから当然ではある。

ラジエターサブタンク
想定の範囲内(そうか?)

 クーラントの交換作業自体は前回のとおりなので略。

※サブタンクの取り外しは「4つ見えるボルトのうち3つを外す」ではなく「2つでOK」に訂正済み(今回気づいた)
※クーラントは前回同様YAMAHA純正品。

 抜いたクーラントを確認してみたのだけれど、前回同様、特に汚れやら錆やらオリやらは見られなかった。

 今回は、前回省略した、
・ラジエター口からホースを突っ込んで水道水で水冷ルートをバシャバシャ洗う
・新しいクーラントを入れ、軽く走る等でラジエターファンが回る位まで水温を上げてやり、その後ラジエターキャップに触れられるくらいまで冷えたところで減っている分を補充。

……も実施した。

 ラジエターが冷えた後の補充量は同じくらいだったのだけれど、全体として使用した量は前回より多く、ほぼマニュアルどおり(3.75L(メイン)+0.27L(サブ))だった。

 これは上記前回省略作業の影響なのか、それともそもそも前回が足りなかったのか?(さて)

<余談>
 抜いたクーラントの処理。
 昭和の時代は「水で薄めて下水へ」で済んでいた気がするのだけれど、昨今の事情ではそうもいかず。
 引き取ってくれるところも無いので、蒸発させて量を減らしてから何かに染み込ませて燃えるゴミ、になりそうだ。
 「蒸発させるのだってその成分が!」という人がいるかもだけれど、田舎だし自分のガレージの中だからね。
 

 水漏れ、ボルト締め忘れ、その他確認完了。

 せっかく外装を剥がしたので、ついでにエアフィルターも洗ってやる。
 「このDNAフィルターもそろそろ新品に交換してやってもいいかもな、なにしろ16年物だからな……

DNAエアフィルター
洗っても黒さが残ってるし

 交換後の試走はこれからになる。

 テストは本格的に気温が上がってからにしたいところだけれど、既に梅雨の気配がちらりほらり。
 「んでもまぁ、ここ数年のとおり、暑い日もあるだろうさ」(だね)

<続く>


  

 

 

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