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夏用エアベントジャケット RR7251購入記

夏用エアベントジャケット RR7251購入記
ROUGH&ROAD エアベントライディングジャケット RR7251

 購入   走行1 NEW

 

 

garage Ak!rA

 

そろそろいいんじゃないでしょうか

 主としてVMAX用の夏ジャケットを購入する。

 これまでVMAXで使用していたジャケットはこちら。
 とても気に入っているのだけれど、これも購入して早12年(?!)ファブリックジャケットだけにあちこち疲れが見え始めた。

 そう言えば昨夏、ワークマンメッシュジャケットを買って感想を書いた時に「ロングツーリングは別としての真夏のホントのちょい乗り」用とした気がする。

 「うん、なら別にお出かけ用を買わないわけにはいかないよな!」

 さて、新しく買うならば、ここ数年莫迦みたいに高温となる真夏を鑑みメッシュジャケットが良いのだけれど、何度も言っているように俺の好みは(生地ではなく)ベンチレーションからエアが抜けていくタイプ。

※何故なら「山の上に行くと」「急な気温変化」……的な講釈もこれまで散々タレてきたので略、と。

 それにメッシュは先のワークマンジャケットがあるわけだから。


 今回購入したのはTOP画像のとおり、ラフアンドロードのモデル。
 「エアベント」とあるとおり、俺の好みのタイプ(のはず)だ。

 ベンチレーションとしてのエア抜きファスナーの位置はこちらのとおり。

フロントダクト
前は二の腕と肩と

リアダクト
後ろはここ1か所

 これまでのジャケットよりずいぶん少ないのだけれど、メインはこれ、正面にセットできるV字状のメッシュ部分だ。

フロントビュー
これが……

Vベント
……こうなる
もちろんこれで前ファスナーが閉まった状態です

 これでほぼ、前のファスナーを開けているのと同じ状況になる……らしい。能書き通りならかなり涼しいはずなのだ。

 ファスナー開けと違い高速道路でもバタつくことがないし、期待できる機能だと思う。

 購入したサイズはL。
 いつものサイズで他のメーカーなら問題なしなのだけれど、どうも最近のラフローは細身に作られることが多い気がする。なので「WLにするか?LLにするか?」と悩むことも多い。

 だがこのジャケットは大丈夫だった。インナーを付ければオールシーズン着られるモデルだから、インナーの分大きめになっているのかもしれない。
※そして正面のVベントを使う時はその分も余裕となる。

 色は見た通りの黒系。
 だが斜めの柄が入っていて、カラー表記にも「スラッシュブラック」とある。
 「黒はいいけど真っ黒なのはなぁ……」と悩む俺には丁度良い。そしてメーカーロゴも控えめで良し。

各種タグ
これでもか!という数が付いていた機能タグ

 一通り眺めたところで、さっさとパッドを入れ替える。

 付属のパッドは夏に使うには暑そうだったし、何より前世が甲殻類の俺には頼りなくも感じたるのだ。
※他のジャケットにある「パッドなしモデル」が用意されていると良かったのだけどね。

 入れ替えるのはお馴染みのコミネのプラスチックパッド。これは前ジャケットからのコンバートだ。
※ラフアンドロードとコミネのパッドポケットに互換があるのは散々確認済み。

パッドコンバート
左純正、右コミネ
映ってませんが、純正脊椎パッドも暑く感じそうなタイプでした

 試着して問題なし、やっぱりパッドは固い方がしっくりとくる。

 「よし、ではテスト走行に出かけるか!」

<続く>

走ってみましょう

<続き>

 某日、テスト走行に出発する。

 とはいえまだまだ5月の上旬。
 今日は素晴らしい晴天だけど、日中の予想最高気温はせいぜい25度。ツーリングには絶好だが夏ジャケのテストとして適しているとは言えないだろう。
 この天候で不満が出たらそれは結構な問題のような気がするのだ。

 早朝出発。気温15度前後の中走り始めた感想は、「意外に風通るかもな?」

 ベンチは背中のダクトだけ開けた状態。
 もちろんVベントは使用せず、中に着ているのはロンTとワッフルシャツ。この状態でなんとなく風が抜けていく気がするのだ。

 もちろん寒く感じる程ではないのだけれど、防風機能は見た目ほどではないのかも。結構厚く感じる生地なのだけれどね。

 高速道路へとIN、ペースを上げる。

 生地の風通りは街中とさほど変わらない。
 これまた厚い生地のせいかバタつきは少なく快適だ。これまでの夏ジャケはパタパタするところがあったのでこれは嬉しいところ。

 日中、気温が上がる。それではとフロントベンチも開け(Vベントはまだ)中はロンT1枚に。

 この状態で、一般道、高速道路、渋滞路といろいろなペースで走ったが、特に問題になるようなところはなかった。まぁまだ25度だからね(再)

 途中、必要ないけど試しとVベントにしてみると、なるほど風の抜けは大きくなった。

 ス―スー抜けていく空気が感じられる。なるほど、これなら真夏でも効果あるかな?
 走っていればそこそこ涼しいように思う。止まっていたら意味はないけど、これはメッシュジャケットでも同じことだ。

 そのVベントにした時、いや、しなくともちょい邪魔だったのが首元のフラップ状のカバー。
 「夏にはほぼ不要だし、取っちゃおうか?」と思っていたけれど、よくよく見ると格納できるよう。失礼しました。

前立て
首元に触るのでね

前立て格納
なるほどねぇ

 他に気づいた点としては、

・袖口から入る風が莫迦にできない、真夏はできるだけ大きくして(開けて)走るべき(これは前ジャケットも同様)
・左右ポケット位置にちょい違和感。これは慣れれば大丈夫。
・袖部の「ティッシュポケット」とか「コインポケット」とかは使わない。俺だけじゃなく大多数のライダーがそう思うはずなのだけれど、なんでこんなところにこんなものを付けたのだろう?ここもベンチレーションの方が100倍良いと思うんだけど、何か大人の事情でもあったんだろうか?(さて)
・ペットボトルホルダーももちろん使いません。(これは使う人いるかな?)

……あたりだろうか。

 気になるデメリットもないし、今年の夏はこの姿で走ることになるだろう。

RR7251、VMAX
モデルに関する苦情はうんたらかんたら

「さて、後はホントの真夏にどうかだな!」

<続く>


 

 

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