■バイク用品・関連品レポート、インプレッション

　セロー用のパーカーを買い替える。

　これまで使っていたのはラフアンドロードのRR7234 ラフパーカー。購入は2014年。

　そこそこ大事に使っていた（？）のだけれど、さすがにあちこちホツレが出てきた。ロングツーリングで使い倒してるし、転倒の破れ＆補修もあったからねぇ。

　「ま、10年以上使ったから新しく買ってももったいなくはないか！」（貧乏性）と候補を探し始めることに。

凍結路面で転んで破れたりとかね

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　さて、今更なのだけど、今のパーカーの使い勝手は大変に良い。
　何度も書いている「俺が望む春夏（＆秋）用のウエア」にぴったりだからだ。

＜俺希望3シーズンウエア（真夏を除く）：再掲＞
・表皮は薄手で良い。あとはインナーで調整する。
・ベンチの類は多いほど良い。というか無いと夏に死ぬ。
・メッシュはお断り。山の上は寒い。オプションインナーは持っていくのが面倒。
・防水機能不要。別に雨具がある。
・プロテクタは言わずもがな
・洗濯機で洗えると良い。もしくは他の方法で簡単に綺麗にできること。
・メーカーロゴがデカデカ入っているのは勘弁。

　あちこちのメーカーサイトを覗いて新しいジャケットを探したのだけれど、結果的には同じラフアンドロードのモデルが残った。

　購入したのは、RR7245　ラフパーカー。
　名前が同じだし、今の奴の後継……なのかな？（さて）

　色は例によって緑系。
　エンボスダークオリーブとあって、柄は異なるものの今のパーカーとよく似た色あいだった。

旧（左）に比べると新（右）は緑具合（？）が控えめかな

　実は、せっかくだからちょい雰囲気を変えたい気もあった。
　そしてカタログを見るとスラッシュオリーブという明るめのカラーがあって気になったのだけれど、残念ながら現在は販売されていないようだった。
＃それともオンシーズンになったら再発売されるかな？

　サイズはL。
　最近また肥大化しつつある俺だけど、インナーも付けられるジャケットにはサイズに余裕があるのだよ。

　重要視しているベンチレーション／ダクトは当然充実。
　袖、脇、背中にベンチ用ファスナーあり。

袖というより二の腕かな

脇はちょい下の方に

背中は縦に

　そして、これに加えてフロントにはVベントシステムが付いた。

　これがかなり効くのはVMAXで使っているRR7251でも感じた事だ。

ファスナーを閉めてこの状態になります

　残念だったのは（本当の）袖位置にベンチレーションが無かったこと。

　今のRR7234には付いていて、真夏は大変に重宝した。それはもう、VMAX用RR7251でも同様に加工してしまった程だから。

ここにベンチレーションがあると風が入って気持ち良いんだけどねぇ……

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　さてと一通り観察が終了したところで、俺仕様への変更を開始する。

　まずはフードを取り外す。
　「パーカーなのにスマンな。俺には邪魔なだけだから勘弁な。」

多分棚にしまったままになる

　付属のパッド／プロテクタは相変わらずのダメダメで。
　「ホント、こんなものに手間・金かけずに、パッド無しで売ってくれよぅ！」

※素人だからプロテクション機能自体を語る事はしないけれど、少なくともこれらパッドじゃまったく風が通らず、せっかくのベンチレーションが効かないわけで（特に背中）

肩・肘はコミネのCE規格に交換
背中をラフローメッシュに換えて、胸にメッシュパッドを追加

　試着して、パッド位置を合わせて一安心。

　さて、んじゃ試走に出かけるか。

ハードパッドが入るとスタイルが若干変わります

＜続くはず＞

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＜続きました＞

　さて、それでは試走に出るとしようか。

　今の街中の気温は22～3度というあたり。但しこれから出かける山の上では5度は低くなる。涼しさのテストにはならないけれどまぁ仕方なし。

　ウエアの中は綿素材の長短Tシャツでのレイヤード、今の時期としては標準的なインナーだ。

　（俺的）フルプロテクション化したジャケットの着心地／サイズ感は以前と同様。
　ちょい重くなったようにも感じるけど気のせいかな？（さて）
　そして生地がちょい固くも感じるけど新品のせいかな？（さて）

　出発。街中ではベンチを開けて走ってみる（正面Vベントを除く）

　風は結構抜ける印象で、今の気温だとスース―する。

　各ベンチレーションを開け閉めしながらいろいろと確認。
　背中以外のベンチがバイクに跨ったまま開け閉めできるのが便利だった。

　前ファスナーを一番上まであげると、首回りがきつい。
　まぁ俺の首が細くないからではあるけれど、前モデルではOKだった。

　原因は首周りの内装。フルシーズンを考慮してか厚めの内張りがあり、これがきつさの原因だ。
　ペラペラだった前モデルの方が俺には合ってたな。いざという時の防風にはきっちり上まであげたいところだし。
＃「内張り外せないかな？」と弄ったけど無理でした。

真夏にはベタつくかな？とかも思いながら

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　ともあれ、テストを名目に半日楽しく走り回る。

　山の上はさすがに涼しく、ベンチレーションは全閉めで。
　そしてこの状態だと寒さは全く感じない。あらためてこの手のジャケットの汎用性を確認することができた。

山の上はまだ桜すら咲いておらず……

……でも降りるとほぼ満開で

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……というわけで、全体的には前モデルに近似している。ただ涼しさはちょい控えめかも？な感じだった。

　まぁ今日はメインのVベントは未使用、真夏にはこれが活躍してくれることだろう（と期待）

　
今年の夏からはこのスタイルで

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