さて、効果はあるや否や
■対策というよりテストですけど
スマホホルダーに改造を加えてみる。
マップにナビにGPS、時には撮影と、もはやツーリングには必須となっているスマートフォン&スマートフォンホルダー。
だが少し前から「振動の多いバイクにスマホを付けるとカメラ(のブレ防止機能)が壊れるぞ!」とも言われている。
そういえばうちのスマートフォン。
ガラスを割ってしまい修理に出した際、「ついでにカメラも直しといたで!」との連絡があった。
事の真偽はさておき(をい)セローに取り付け、あれだけガタガタ林道を走っているのだからなんらかの影響があっても不思議ではない。
そういえば最近、カメラに「起動できません」「再起動してください」が増えてきたような気がしないでもないような……
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さて、先の噂が出てから、巷では振動対策・対応のホルダーが売られるようになった。
大変に興味があるのだけれど、今のホルダー自体に不具合はないので買い替えるのはもったいないし、何より対策品は結構なお値段がする。
買い替えではなく、今使っているホルダーにアドオンできる「振動対策パーツ」もあったけれど、これはそれだけで数K円。
これらの品物、能書き的には「カメラに悪影響を及ぼす高周波の振動を低減!」とある。
「どんな対策をしているのかな……」としげしげ観察したけれど、間にスポンジが挟まれているだけのような気もする。(もちろんそれだけではないだろうけれど)
「ふむ、なら試しに自分で作ってみるか」
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今使っているスマートフォンホルダーはデイトナ製。型番は失念。
セローとVMAXで同じものを使用している。
今回はセローの方でテスト
<余談>
ちなみにスマホの背面に当たるスポンジは改造済み。元1枚スポンジだったものの中央を切り取っている。これは夏場の熱対策(効果は不明だけど悪くはない)
※ってのをどこかに書いた気が。BLOGだったかな?(忘)
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ホルダー本体と車体側ステーを繋いでいるのはボルト1本だ。
※上画像中央のキャップボルト
これを外してサイズを確認。
ステンレス製、M5で20mm、ヘッドの大きさ9mm
ヘッドの厚みも要注意、大きすぎると穴から飛び出るので
挟む素材の厚みを考えながら買ってきたのが下記ボルト。
ステンレス製、M5で30mm、ヘッドの大きさ・厚みは同じくらい(プラスマイナス1mm)
キャップボルトには該当品がなかったのでプラスネジだ。
トルクを掛ける場所じゃないから大丈夫
挟む部材はガレージ在庫のゴム板とスポンジ板。双方4mm厚(合わせて8mm)
両方ともオーディオ等の振動防止用だった気が
2種類の材料を使ったのは、「より広い周波数に対応できるかな?」とか考えたから。
もちろん素人の戯言なので根拠は無い(そりゃそうだ)
これを適当に切って張り合わせ、中央に穴をあけ、先の「ホルダー本体と車体側ステーの間」に挟み込み、新ボルトで留めれば完成……っと。
なんとなくゴム板(固い)方を車体側にしてみました
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取り付け後、気になった点としては、
・本体回転止めの溝が無効になった。
・上記により締め付けトルクが難しい。緩いと回ってしまうし、固いと振動防止にならない(多分)
この辺りは今後調整が必要だろう。
※溝で制限されない微妙な角度調整ができるようになったという考え方も(ポジティブシンキング)
肝心の振動防止効果は不明。検証方法も無し。
動画撮影時のブレがどうなるかだけ確認してみようか。大きくなるか、それとも減ってくれるのか。
そして少なくとも悪くはなさそうだったら、VMAXのホルダーにも適用してやるとしよう。
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