■何年ぶりでしょう
「自分へのご褒美、私の好きな言葉です」(メフィ)
冬ジャケットを新調する。
冬ジャケを買うのは何年ぶりだろう?
今着ているゴールドウインは千葉ライコで型遅れとして売られていた奴のはずだけど……何時買ったんだったっけ?過去画像掘ったら2007年には既に着ていたんだよね。
#めったに自撮りしないからこの手のことが判らないんだよなー(なので最近はできるだけ)
これはこれで気に入ってます
とはいえ、今のジャケットに大きな問題はない。ごく普通に使うことができる。
あえて言うなら以前より若干保温性が落ちたような気も?もっともこの原因が素材の劣化なのか中の人間の劣化なのかは不明だ。
厳寒の北関東でも日中ならノープロブレム。最近はインナー・アンダーシャツの類も進化していてフォロー充分。
だけど……
「新しいのが欲しくなったんだよぅ!」(素直でよろしい)
★
さて、買うとなれば悩むのがタイプ。アドベンチャージャケットかパーカーか。
使用状況・年代的(?)にはアドベンチャー的なゴツジャケットの方が良い。だが今着ているのがこのタイプなので変えてみたいような気がする。
それにほら、本当にアドベンジャケットが必要なのはオンシーズンのようにも思えるし。(そうか?)
アドベンチャージャケット的な奴の例
うんうん悩んで選んだのは、ラフアンドロードのパーカーだ。
TOP画像のとおり、WSプリマロフトウォームパーカーと言うモデル。
この「プリマロフト」なる素材を使った付属インナーがなかなか良さそうだった。
新素材の良し悪しは何年か経たないとわからないものだけれど、継続販売されているということはそれなりの実績があるのだろう。
能書きあれこれ
そして「パーカーを買う!」と言いつつも、最後まで迷っていたのが同じくラフローのこれ。
N-3BR プリマロフトウインタージャケット RR7750
同じくプリマロフトインナー付きで、若干だけどパーカーより低い気温にも対応できそう(な能書き)
決め手は防水性。こちらのモデルは「撥水」どまりだった。やっぱ冬用は防水でないとね!
#雨・雪の日は出かけないんだけど緊急避難的な意味で
★
さて、このパーカー。能書きによれば「インナーを外せばスリーシーズン使えます!だからベンチレーションも付いてますよ!」
何度か書いているけれど、俺的には冬ジャケに汎用スリーシーズン機能は不要なのだ。
冬用ならがっちり冬用であってほしい。だから中途半端なダクトなど無くて良いのだけれど。
二の腕ダクト、多分閉めっぱなしになる
背中ダクト、多分閉めっぱなしになる
そしてお約束、「バイク乗るのにフードなんていらん!」
とっとと取り外す。
※もう一つ。これまた最近のラフローにありがちな袖口コインポケットもいらん!
まぁフードが外せるだけありがたいという考え方も。最近は外せないパーカーも増えたからねぇ
ちょい心配になったのが、フロントのファスナー部。
合わせの「かえし」が浅いのだ。
ベルクロはいずれ劣化するものなのであてにはできないから、冬用はもう少し深いほうが安心できる。これもスリーシーズンを考えたゆえの影響かな。
この倍くらいの幅があっても良いよなぁ
そしてまだ確認していないのだけれど、肩肘背中に入っているのはラフロー標準の薄手パッドのはずだ。
冬用だからこのまま使うか、いつもどおり入れ替えるか悩みどころだ。
とまぁ、いくつか気になることはさておいて、気に入った点はこんな感じ。
・軽い、ストレッチするので着心地も良い。
・襟が高い、顎が暖かい(はず)
・袖口にズレ上がり防止のサムホールあり↓
サムホールはインナープロテクションジャケットでは使わなかったけど、冬ジャケットでは便利に使える(はず)
★
……というわけで、いろいろ書きはしたけれど、ジャケットは使ってみてナンボなわけで。
一番重要な点はもちろん、暖かいか、そうでもないか。
風はきちんと防げるか。
高速でのバタつきはどうか。
今後試していこう。
※あ、デザインは気に入ってますよ、もちろんね。(でなきゃ買わない)
<続く>
■寒くなってきましたね
<続き>
某日、「さぁ、テストに出ようじゃないか」
せっかくなのでパンツもラフローで揃えてみる。
「良い子のみんな!私がラフローマンだ!」
(ブーツはタイチ)
出発時、ガレージの温度計は0~1度を指していたが、体感的にはもう少し高い感じだった。
んでも5度まではないかな?いずれにせよ寒ぅございます
バイクはVMAX。
レバーを冬グローブ用に調整(今季初なので)し、もちろんエア圧も確認調整する。
この時気になったのが、「袖、汚れそうだな」
先のサムホール付きの袖口だ。ズレなくて暖かいのだけれど、メンテ時には邪魔に感じる。
手が汚れたなら洗えば良いけれど、ジャケットインナーだとなかなかに難しいところだ。
※かといって真冬の出発前の調整をジャケット抜きで行う訳にもいかず
そしてその袖口は、冬グローブを装着するとキツキツになった。
ジャケットの内側に入れるタイプのグローブだからこれは仕方のないところ。まぁ「袖口を絞る必要がないので楽」という考え方もできる。
★
出発。
気温は低いが、今日はテストなのでジャケットの内側はあえて軽い感じにしてある。アンダーシャツと普通のトレーナーのみだ。
本番(?)では、これらが厚めに&ミドルインナーを追加することになるだろう。
「うひひ、VMAX速ぇ~!」と走り回る。
キツキツのおかげかサムホールのおかげか、ペースを上げても袖からの風の侵入はゼロ。これまでは入念に袖口を絞る必要があったのでありがたい。
期待の高めの襟は、ファスナーを一番上まで上げてボタンを留めると、ヘルメット・アライXDのチンガードに当たってしまった。
それでいて完全にはカバーできず顎が冷え冷えに。まぁここは本来ネックガードの守備範囲なので仕方なし。
この日一番冷たく感じたのは、その(ネックガードをしていない)顎。
次点は定番の指だった。(グリップヒーターを点けていてもね)
★
100km弱走って帰宅。
全体的には「寒くなし!」
まぁこの程度の気温で寒かったら冬ジャケットを名乗る事はユルサナイのだけれど。
だが「何も心配なし!万全!」という事もない。
「外側は寒いんだよ!」な雰囲気がじわじわと伝わってくる。
特に、風が丸当たりになる腕辺りがにその気配があった。
ともあれ、先のとおりアンダー、インナー、ミドルウエアを固めればあと気温5度以上分は稼げるだろう。
トータルでマイナス気温(&そこそこのスピード)にも対応できそう。これから楽しめそうだ。
冬ツーリングにも出たいしねぇ
★
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