■バイク用品・関連品レポート、インプレッション

　ワークマンの膝パッドポケット付きパンツを購入する。
　「ああそうだよ！また買ったんだよ！」（繰）

　ワークマンのこの手のパンツを買ったのはこれで3本目だ。

　冬用を買って失敗し、普段履き用に変更。
　夏用を買って失敗し、普段履き用に変更。

　「いい加減ちゃんとしたバイク専用品を買え！」と言うご意見には「だってバイク専用品は持っているもの」とお答えします。（コラ）

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　今回の購入原因はショップでの一目惚れ。

　見た目ジーンズ、内側にボア。
　ストレッチ・細身タイプの名目があって、バイク用的に必須の膝パッドポケットはなんとファスナー外入れタイプだった。
　こっそり確認するとポケットサイズも十分に大きく、かつ下まで（重要）伸びている。

　一番欲しかった晩秋～初冬用のお気楽走りにぴったりで、何より相変わらずのワークマン価格。「買わないという選択肢はないやろ」（古）とレジへ向かってしまったのだった。

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　自宅へ持ち帰って早速チェック。

　タグに「細身シルエット」とあるのだけれど、裏地がボアなこともあり履くとそこそこ太く見える。それでももちろん「専用冬パンツ」に比べれば充分にスリムだ。

これだけ毛足の長いボアですから

　サイズ感はいつもと同じ。俺的にL：82cmであちこち丁度良かったけれど、ウエストだけはいつもよりやや細く感じた。
　これはストレッチする分を考慮してあるからなのだろうか？他の同サイズパンツでは感じないので俺のウエストの成長のせいではないと思うのだけれど。

　股上も普通、ということは昨今の普通からするとやや深め。

　前の冬パンツでの失敗の一つだった裾長。これは充分に長くてライディングポジションをとっても靴下が出ることは無さそうだ。調整紐付きなのも面白い。

　そして肝心の膝ポケット。
　過去のパンツがバイクで使えなかった一番の原因だけれど、今回はこれも大丈夫だった。

　先のとおり外入れファスナー、大きさ充分でコミネの各種パッドも楽々と入る。
　内側ベルクロで位置調整可能。なのでパッドは夏場愛用のコミネジーンズとほぼ同じ位置にセットできた、よしよし。

入っていた定例のスポンジはコミネのビートルEKとほぼ同サイズ

ポケット内側のベルクロで位置調整可能

……というわけで、確認的には「見た目バイクでの使用問題なし、後は実走行で」となった。

　そして、いろいろ弄っていて気づいたのが、腰に着いたメッシュポケット。
　「これ、どう見ても腰パッド用だよなぁ、どこにも説明は無いけどさ……」

両腰内側に怪しいポケットが

　そう、このパンツ。膝ポケットもそうだし、腰ポケットもあるし、膝上シャーリングも付いていてどうみてもバイク用なのだけれど、どこにもそれをうたっていないのだ。

「バイク」の文字無し

　これ、何か理由はあるのだろうか？
　内部規約というかコンプライアンス的な部分でというか。（さて）

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　某日、コミネパッドを入れてセローでテスト走行。
　だが当日は気温が15度近くあった。防寒テストにはならなかったのでインプレは履き心地的な部分重視ということで。

例によってモデルに関する苦情は受け付けておりません

　半日100km程走ったけれど違和感は無し。素肌にボアが気持ち良い。

　膝も裾も十分に（バイクジーンズ的な意味で）「普通」だ。

　ポケットの類が深いのも便利……なのかな？いつぞやも書いたとおり俺は尻ポケットは使わないので評価はできないのだけれど。

　「WINDPROOF」をうたってはいるけれど、（セローであっても）バイクの速度だとやや風が当たる感じ。尤も「抜ける」わけではないので気にはならず。

　対象となる温度域としては防風ジーンズ＋タイツくらいの感じかな。
　15度で使うには暑い。10度前後が気持ちよさそう、北関東の冬の日中なら十分に使えるだろう。

　初回の冬用の時にも書いたけれど、この手のパンツが欲しかったのは「休日の昼間にセローでちょっとだけのお出かけ、でもいちいちニーシンパッドを付けるのは面倒で……」な時。だからこれで充分に間に合う。
　そしてそして、この外観・雰囲気ならVMAXでも使えるかな？

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……と言うわけで、「WORKMANさん、最初からこれで出してくれよぉ！」な結果となった（笑）

　さーて、んじゃ本格的な冬（氷点下）になる前にがんばって走るかぁ！

※そういえばこれ洗濯はどうなのだろう？タグ的にはOKだけれど撥水とか考えるとあまりしない方が良いんだろうな。

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＜後日追記＞
　このパンツ、その後年末の伊豆大島ツーリングでも大活躍してくれたりとか。
　いやホント、WORKMANさん、最初からこれで出してくれよぉ！（繰）

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……というわけでこのパンツ、今冬大活躍してくれている。

　先の予想通り、気温10度辺りが一番気持ち良く使えるのだけれど、5度前後でもタイツなしで特に我慢することなく走る事ができるのだ。

　さすがに太股あたりがスースーするものの、寒く感じることは無し。
　膝に厚めの樹脂パッド（ビートルEK)を入れている影響もあるのだろうけどね。

　予定していた「昼間のちょっとお出かけ」にぴったりフィット、実に重宝している。

　ちなみにもちろん、これらはセロー250での話。

　一度試したけれど、VMAXの速度ではさすがに厳しかった。
　でもまぁ、冬のVMAXでは別途がっちり装備して走るのが通例なので問題なし。

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